B30後期ラフェスタのヘッドライトLED化の顛末

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どうも、Mormorです!

 

今日は家族クルマのB30後期ラフェスタのヘッドライトが余りに暗いので、LED化してみました。

元々は普通のハロゲンランプでメッチャ暗かったので、一応車検対応の高輝度ハロゲンに変えてあるのですが、やっぱり暗いのでHID化を考えました。

しかし、HIDに変えると結構大規模な手術が必要なので、LED化する事にしました。

が、Hiビーム側は交換するだけで済みましたが、Loビーム側は加工及び配線の結線と絶縁作業が必要で、簡単には済みませんでした。

 

 

 

 

 

今回購入した中華製LED。

同じに見えますが、左がLoビーム用のH1、右がHiビーム用のHB3です。
ちなみにB30ラフェスタは前期型だとH4ですが、後期型はH1/HB3と言う組み合わせです。

 

 

 

 

箱の横に、種類が書いてあります。

9005と書いてありますが、HB3と指定したらこれが来たので、多分大丈夫でしょう(爆)。

 

 

 

 

LEDの中身。

左がHB3(9005)、右がH1です。
2−1のハーネスも買いましたが、これは不要でした。
ただH1のLEDの取り付けは一筋縄では行きませんでした。

 

 

 

 

まず、エアクリーナーボックスに繋がる長大なインマニを外します。

これを外さないと左のヘッドランプユニットにアクセス出来ません。
赤丸の中のプラスチックのピンをマイナスドライバーなどで浮かせて引き抜きます。

 

 

 

 

次に、車体側バルクヘッドそばに有る、エアクリーナーBOXにインマニを留めている金具を外します。(赤丸内)

これを外すと、インマニが外れます。

 

 

 

 

矢印の方向にインマニを引っ張れば抜けます。

その後、インマニを上に引っ張るとエアクリーナーBOXとインマニが分離します。

 

 

 

 

ヘッドランプ裏のこの部分が刺さっているので、ここも抜きます。

これはただ刺してあるだけなので、上に引っ張れば抜けます。

 

 

 

 

これで漸くヘッドライトの後部にアクセス出来る様になります。

ちなみにバッテリー交換やエアクリーナーのフィルター交換時も、同様にインマニを外す必要があります。

 

 

 

 

まずはHiビーム側のHB3(9005)から交換します。

赤丸内のコネクターを、マイナスドライバーの先でツメを外して下に引き抜きます。

 

 

 

 

こんな感じで外れます。

ツメを外さないと抜けないので、無理に引っ張らない様にして下さい。

 

 

 

 

続いてHB3のコネクターを左方向に回します。

ちなみに防水カバーを外さなくてもHB3のバルブは抜けます。
私は分からなかったので、一応防水カバーを外しましたが、それは不要です。

 

 

 

 

写真の角度まで回すと、手前に引けばHB3バルブを引き抜けます。

左側は後ろに太いハーネスが通っているのであまり余裕が有りませんが、斜めに引っ張れば引き抜けます。

 

 

 

 

左がLED、右がハロゲンバルブです。

LEDは放熱用ヒートシンクとFANが付いているので若干大きいですが、コネクタ形状は一緒なので、簡単に付きます。

 

 

 

 

LEDを切り欠きに合わせて差し込んで、右に回せば固定できます。

冷却用のFAN部分を押すと壊れるので、アルミのヒートシンク部分を持って回すと良いです。

 

 

 

 

この様に、コネクタが下に向いた状態で固定されます。

あとはHB3のコネクタを元通り差し込めばOKです。

 

 

 

 

問題のH1のLoビーム側は、HB3の下にあるフィン状のものが付いた丸い防水カバーの中に有ります。

まずはフィン部分を持って左に回し、防水カバーを開けます。

 

 

 

 

開けると固定金具が有るのですが、目視出来ないので、スマホのカメラで写しながら手探りで金具を外しました。

その前に、緑色の線の先のコネクターを引き抜いておきます。
ちなみにこのコネクターはLEDの赤い線の方と結線する必要が有ります。
その際、コネクターをビニールテープなどで絶縁した方が良いです。

 

 

 

 

外したH1バルブ。

これは社外品のRAYBRIG製のバルブで、HIDに近い青白い光になるものです。
車検対応品なので、明るさ自体はそんなに変わりません。

 

 

 

 

問題はこのH1を取り付けている金具のピン。

このままではアルミヒートシンクと冷却FANが付いているLEDは装着出来ません。
ちょっとした加工が必要になります。

 

 

 

 

プラスネジ2本で外れるので、H1バルブ固定用の金具を外します。

その時、黒い線の先に金色のコネクタが刺さっているので引き抜く必要が有ります。
アルミの金具に刺さったコネクタは、かなりしっかりカシメて有るので、マイナスドライバーなどを使って抉りながら引き抜く必要が有ります。

そしてそのコネクタに、LEDの黒い線の方のコネクタを差し込む必要が有るのですが、厚みの有るアルミの金具と違い、LEDのコネクタは薄いので、すぐに抜けてしまいます。
なので結線した後で、ビニールテープで動かない様に固定する必要が有ります。

アルミのH1バルブ固定用の金具からバルブ固定用のピンを外し、代わりにLED固定用の針金を取り付けておきます。

 

 

 

右側のLoビームの交換作業をする前に、ウォッシャータンクから出ているパイプを外す必要が有ります。

まずは赤丸内のプラスチック製のチャックを外します。

 

 

 

 

その後、パイプを引き抜きます。

こんな感じで、ウォッシャータンクの部分から上のパイプが外れます。

 

 

 

 

パイプが外れたら、あとは左側と同様に防水カバーを外し、ピンを外してH1バルブを引き抜きます。

その後、アルミのバルブ固定金具を外して、黒い線の先の金色のコネクタも外し、バルブ固定用のピンを外し、代わりにLED固定用の針金を取り付けておきます。

 

 

 

 

こんな感じで、バルブ固定用のピンの代わりに針金を取り付けておきます。

この針金でLEDを固定します。
アルミのバルブ固定金具を元通り取り付け、H1バルブを入れて位置を調整し、針金で固定して防水キャップを元通りに付ければ完成です。

ちなみにLEDの後端部には冷却FANが付いているので、針金で固定する際に冷却FANに当たらない様に注意が必要です。

極力アルミのヒートシンクのフィンを上手く使って、針金で固定します。

 

 

 

 

ライトをONにすると、冷却FANが回ります。

これはHiビーム側のHB3の様子です。

 

 

 

 

点灯して確認します。

Loビームの点灯状態。
ポジションランプとの色の違いにビックリです。
明るさも明らかにハロゲンより明るくなりました。

 

 

 

 

正面から見た所。

Loビームはバルブをカバーするパーツが付いているので、眩しさは有りません。
一応「車検対応」とうたっているので、多分大丈夫でしょう。

 

 

 

 

Hiビーム側。

HB3のLEDは、そのまま固定出来たので特に問題は有りません。

 

 

 

 

Hiビームは正面から見ると非常に眩しいです。

実際に道路で使ってみると、遠くまで明るく照らしてくれるので、真っ暗な道でも安心です。

 

 

 

 

と言う訳で、懸案だったヘッドライトのLED化を行いましたが、よもやのLoビームのH1バルブのお陰で、結構苦労しました。

H1バルブの固定や光軸調整などが結構大変なので、あまりオススメ出来ませんが、HIDに匹敵する明るさを手に入れるのに苦労を厭わないのであれば、やってみる価値は有るかもしれません。

 

 

 

 

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