どうも、Mormor（もるもる）です！
先日、箱根に行った際にXIV箱根離宮の「日本料理 華暦」に行って来ました。
XIV鳥羽別邸にも同じ名前の「日本料理 華暦」が有ります。
XIV箱根離宮の「日本料理 華暦」は何度か利用しましたが、最近は予約が取れなくて中華やイタリアンが多かったので、久しぶりです。
以前来た際は個室でしたが、今日はテーブル席でした。
Covid-19対策でソーシャルディスタンスを保っている為、テーブルを1つおきに使用している様です。
家族で来たので4人掛けテーブル席です。
食器やお品書きが整然と並べられています。
本日のおしながきの表面。
料理人紹介が有ります。
おしながきの内容。
前菜、吸い物、造り身、焼物、煮物、焜炉、お食事、水菓子の8品です。
今日の食事のお供は地元のお酒の、井上酒造「箱根山」にしました。
爽やかな飲み口の生貯蔵酒です。
「ぐいのみ」は涼しげなガラスの器です。
冷酒に相応しい器です。
まずは前菜から。
高杯に入っているのが「蓮芋とナスの煮浸し」で、お出汁で煮た蓮芋とナスにズワイガニとイクラが載っていて、生姜が添えられています。
冷たい煮浸しがズワイガニやイクラと良く合っていて、とても美味しいです。
吸い物。
「鱸の南蛮椀」。
お出汁に焼いた鱸と胡麻豆腐、焼き葱、分葱が入っており、糸唐辛子、針葱、木の芽が載っています。
鱸の身のプリプリ感とお出汁の旨味が良い感じです。
3種のネギの違いを楽しめます。
造り身。
菊の葉の上にマグロ、鯛、水蛸、滋賀の名物の「赤こんにゃく」がが載っており、山葵（ワサビ）と紅蓼（べにたで）が添えられています。
水蛸には練り梅が付いており、その酸味で美味しく頂けます。
焼き物。
今日の焼き物は「山女魚（ヤマメ）の塩焼き」。
丸十蜜煮（サツマイモの甘く煮たもの）、スナップエンドウの醪味噌載せ、蓮根の甘酢漬けが添えられています。
ヤマメの塩焼きはクセが無く、皮が香ばしくて身は鮎に近い味と食感です。
煮物。
「国産牛の柔らか煮」。
優しい味の甘辛い味付けで柔らかくにられた牛肉に、冬瓜、南瓜、人参、隠元豆が入っており、柚子胡椒が載っています。
口に入れたら蕩ける様に柔らかい牛肉と、優しい味で甘辛く煮られた野菜がとても美味しいです。
焜炉。
「富士山サーモンのしゃぶしゃぶ」。
富士山の湧き水で養殖したサーモンは臭みの無い味。
甘みの有る新玉ねぎに水菜、ブナシメジにエノキをお出汁に入れて、火が通った所で富士山サーモンをしゃぶしゃぶします。
色が変わったら食べ頃です。
お出汁に浸け過ぎると硬くなってしまうので、柔らかさが残っている内に食べましょう。
分葱と紅葉おろしを入れたポン酢に浸して頂きます。
紅葉おろしのピリ辛さが加わったポン酢と、お出汁の旨味が染みた野菜と共に食べる富士山サーモンがとても美味しいです。
ちなみに、お出汁にポン酢を入れるといくらでも飲める旨さです。
お食事。
「新牛蒡御飯」。
四角い小鉢は梅ちりめん山椒、お花の形の器はお新香3種、お味噌汁は小田原のいいちみそ仕立てのお味噌汁です。
個人的には香ばしい新牛蒡に良く合う「梅ちりめん山椒」が一番美味しかったです。
お味噌汁は分葱、三つ葉にもずく、寒天などが入っています。
水菓子（デザート）。
「料理長お薦めデザート」。
抹茶プリンの練乳ソース掛けに、抹茶わらび餅、小倉あん、葡萄、苺、桃、ブルーベリーが載っています。
甘過ぎず酸っぱ過ぎずで、〆にピッタリな控えめな味のデザートです。
と言う訳で、XIV箱根離宮の「日本料理 華暦」のカジュアル料理「初花」でしたが、箱根ならではの山女魚や富士山の湧き水で育てた「富士山サーモン」などの地元食材を使用し、旬の野菜や味噌なども地元食材を使って、見事な料理に仕上がっていました。
「富士山サーモン」は初めて知りましたし、初めて食べましたが、こんなに癖の無いサーモンは初めて食べました。
サーモンがあまり好きでは無いウチの子供たちも、全く嫌がらずに食べていました。
地元のお酒である井上酒造の「箱根山」も美味しくて、箱根の食材を満喫出来ました。
