下手なビストロが裸足で逃げ出しそうな特製トッピング:Japanese Soba Noodles 蔦

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どうも、Mormorです!

 

今日は久しぶりに、「Japanese Soba Noodles 蔦」に行って来ました。

前回は今年一月に訪問して「クラブSoba」¥2,000を食べましたが、その後Covid-19の流行で行く事が出来ずに今に至っていました。

 

 

 

 

今回はOMAKASEで予約してから伺いました。

予定時刻の10分程前に到着しました。

 

 

 

 

以前伺った時と違って、テーブルの上には花が飾られ、Welcome Cardが有ります。

あれから大分変わった様です。

 

 

 

 

名前入りのWelcome Cardは、行き付けのフレンチレストランの様です。

こう言ったもてなしの心は、今までのラーメン店には無いものです。

 

 

 

 

Welcome Drinkの小麦茶。

麺に使用している小麦のお茶との事。
仄かに甘みの有る小麦の風味が感じられる食前茶です。

 

 

 

 

待つ事10分程で、奥様の「特製醤油ラーメン」¥2,300と、私の「特製和牛酸辣麺」¥2,400が到着。

特製トッピングは別皿で提供されます。

 

 

 

 

奥様の「特製醤油ラーメン」¥2,300。

JSN蔦らしい、バルサミコ酢と黒トリュフのペーストと、ポルチーニ茸などの茸のペーストが特徴の一杯です。

巣鴨時代とはスープの味も具材もブラッシュアップされています。

 

 

 

 

奥様の「特製醤油ラーメン」のアップ。

巣鴨時代の形を踏襲しつつ、新しい味に挑戦している一杯です。

 

 

 

 

「特製和牛酸辣麺」。

和牛のレアローストビーフの載ったビジュアルは、大塚の「鳴龍」の「麻辣担々麺」を彷彿とさせます。

 

 

 

 

まずはスープから。

酸辣湯が好きなワタクシですが、その酸辣湯に近い山椒の効いたスープです。

「蒙古タンメン中本」の「北極」や、「鬼金棒」の辛さ・シビレ増しを上回る位の辛さです。

JSN蔦の醤油味スープに唐辛子と山椒の辛さを加えたスープは、その重層的な旨味と辛さのハーモニーが絶妙なスープです。

 

 

 

 

麺は自家製麺の中太平打ち麺。

この山椒の効いた重層的な味わいのスープにとても良く合う麺です。

 

 

 

 

和牛のローストビーフ。

レアで仕上げてあり、柔らかさと和牛ならではの脂の甘みが味わえる逸品です。

その脂の甘みと山椒のシビレがとても良くマッチしています。

 

 

 

 

九条ネギ。

辛味よりも旨味の多い九条ネギ。
ラーメンにとても良く合う具材です。

 

 

 

 

和牛のローストビーフと九条ネギを絡めて麺を頂きます。

山椒の効いた辛味の強いスープに和牛の脂の甘みと九条ネギの旨味が加わり、とても美味しいです。

 

 

 

 

特製トッピング。

A5黒毛和牛SUKIYAKI 、生ハム風黒豚ロース、フランボワーズソース添え、A5黒毛和牛 肉味噌、青森シャモロック味玉ハーフ、避風塘鶏叉焼、塩漬け胡椒、ツタスコチリペッパーソース、黒糖クランブルです。

A5黒毛和牛SUKIYAKI 、生ハム風黒豚ロース、フランボワーズソース添え、A5黒毛和牛 肉味噌、青森シャモロック味玉ハーフ、避風塘鶏叉焼は、そのまま、もしくはラーメンのスープでしゃぶしゃぶして頂くと良いとの事。

塩漬け胡椒、ツタスコチリペッパーソース、黒糖クランブルはラーメンのスープに加えて味変を楽しむと良いとの事でした。

 

 

 

 

A5黒毛和牛SUKIYAKI。

味の付いたレア仕上げの黒毛和牛。
そのまま食べてもとても美味しい逸品です。

「特製和牛酸辣麺」のスープに浸すと、また違った味わいが楽しめます。

 

 

 

 

生ハム風黒豚ロース フランボワーズソース添え。

泡状の卵白(?)が面白いです。

 

 

 

 

「避風塘(フェィフォントン)鶏叉焼」。

香ばしいパン粉と共に掛かっているスパイスが絶妙です。
それぞれの肉の味を楽しめる様に、様々な工夫が凝らされています。

 

 

 

 

黒糖クランブル、塩漬け胡椒、ツタスコチリペッパーソース。

スープに入れて味変をと言う事ですが、今回は「特製和牛酸辣麺」なので、トッピングに使用してみたいと思います。

 

 

 

 

A5黒毛和牛SUKIYAKIにツタスコチリペッパーソースを付けてみました。

思った程辛く無くて、スパイシーな風味になります。

 

 

 

 

フランボワーズソースで生ハム風黒豚ロースを頂きます。

甘酸っぱいフランボワーズソースが思いの外良く合います。

 

 

 

 

青森シャモロック味玉ハーフ。

茹で加減、味の加減共に絶妙で、黄身の濃厚さを味わえる逸品です。
そのまま食べても、スープに浸してもどちらでも美味しく頂けます。

 

 

 

 

麺を食べ終えて、和牛の粗挽き肉やフライドオニオンなどの具材を頂きます。

とてもスパイシーなスープに和牛の粗挽き肉とフライドオニオンが良く合います。

 

 

 

 

続いてスープを味わいます。

各種のスパイス、特に山椒のシビレがかなり来る辛いスープ。
辛さ的に蒙古タンメン中本の「北極」に迫る辛さです。

神田の鬼金棒の「カラシビ味噌らー麺」で言うと「マシマシ」(唐辛子と山椒を共に増量)した感じで、大塚の鳴龍の「麻辣担々麺」位の感じです。

辛いものが苦手な方は、止めておいた方が良いレベルです。
無論、辛いもの好きには堪らない味です。
しかもこれだけ辛いのにベースのスープの旨さがしっかり伝わって来ます。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

「Japanese Soba Noodles 蔦」の「特製和牛酸辣麺」でしたが、「和牛酸辣麺」も「特製トッピング」も素晴らしい味でした。

「和牛酸辣麺」はスープ、ラー油、具材の和牛粗挽き肉などの旨味が重なり合って、多層的な旨味を感じる味で、自家製麺の麺や具材の和牛ローストビーフと合わせて、非常にレベルの高い完成度を誇る一杯です。

「特製トッピング」は具材としてラーメンに載せても良いと思いますが、そのまま味わっても下手なビストロより余程旨くて、このレベルのオードブルを食べたいと思ったら¥8,000以上のコースのオードブルに匹敵します。

トッピングが¥1,000と言うとちょっとビックリしますが、フレンチレストランでこのレベルのものを食べたら絶対に¥1,000では食べられないと思うので、そう言う意味ではバーゲンプライスと言って良いと思います。

こちらに移転して来てからは仕込みのみで厨房に立っていなかった大西店主が、再開後は厨房に立つ様になったのもビッグニュースです。

やはり大西店主が居ると、ビシッと線が整った感じになります。
今回はテーブル席だったので、その調理の様子があまり見られなくて残念でしたが、存在感はヒシヒシと伝わって来ました。

「Japanese Soba Noodles 蔦」はラーメン店のジャンルを超えて、イタリアンやフレンチなどのレストランの領域に迫るお店だと思います。

 

 

 

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