どうも、Mormor(もるもる)です!
代々木上原に弊社事務所を移転したので、ご近所になった「Japanese Soba Noodles 蔦」さんの会員制「夜蔦」に行って来ました。
2月に「夜蔦」に入会していましたが、3月は忙し過ぎて来る事が出来ませんでした(涙)。
この日のメニュー。
4月限定は「大アサリの薄口醤油Soba」。
単品でも食べられますが、折角なのでOtsumami5種盛りやデザートも付くLimitedコースにしました。
ドリンクやアラカルト・単品のメニュー。
大アサリと言う事で、シャンパンにしてみました。
一緒に行った奥様はノンアルコールの「オレンジもヒート」にしました。
「ウェルカムドリンク」の「コンブチャ」。
爽やかな酸味と甘みで「昆布茶」のイメージとは180度異なります。思わず「コレ梅のエキス入ってますよね?」と確認してしまいました。
ニヤリと笑って「発酵で酸味が出るんです。梅は使っていません」との事。初っ端から先制パンチを喰らった感じです(汗)。
奥様の「オレンジモヒート」。
とても綺麗な色です。
オレンジ果汁の果肉がたっぷり入っています。
バケットにアボカドペーストっぽいものとサワークリームの様なものが挟んであります。
濃厚さと爽やかさが同居していて美味しいです。
「Otsumami5種盛り」。
鱈の真薯っぽいものに、香草のペーストと「塩漬け胡椒」が添えてあります。
アスパラガスの素揚げにはハーブの効いたフライドオニオンっぽいものが掛かっています。
ガラス容器に入っているのはイタリアントマトのマリネ。
豆腐とピータンにはタマリンドペーストとナッツの粉末っぽいものが添えられています。
スズキのカルパッチョには蕗が添えられ、蕗のとうのペーストが載っています。
「箸休め」。
蕪とグレープフルーツに、オレンジのソースが添えられています。
そして満を持して「大アサリの薄口醤油Soba」が到着。
とてもアサリとは信じられない巨大な貝です。
イタリアントマトが蔦らしい感じです。
まずはスープから。
お店の説明に依れば、「大量の浅利から抽出したスープに、愛知県産の薄口醤油を合わせました。 」との事。
蔦と言えばアサリですが、それを極めた様なスープに旨味が多い薄口醤油を合わせた、究極のアサリスープです。
麺は自家製麺の細麺ストレート。
スープに合う、しなやかで滑らか食感の麺です。
スープが適度に絡んで美味しいです。
「大アサリ」。
「今が旬の、高級であり肉厚な大アサリは、同じく愛知県渥美半島産を使用し、白ワイン、ガーリック、アンチョビ、湘南産イタリアントマトと酒蒸しにして、ハーブで味を整えました。」との事。
ハマグリかと思う程巨大な「大アサリ」てすが、いただいてみると確かにアサリの味がします。
しかも大きいから大味かと言うと全くそんな事は無く、美味しいアサリのまま巨大化した感じです。
「スナップエンドウ」
「今が季節の筍、スナップエンドウはあえて塩のみで調理し、甘味を引き立たせ、最後に炙ることで、アクセントを作りました。 」だそうです。
シンプルな味付けで素材の味を活かしています。
「イタリアントマト」。
ローストしたイタリアントマトは蔦の定番食材です。
焼く事で旨味が増すそうで、野菜の中でも旨味の多い事でも知られています。
「大アサリ」に自家製モンペリエバターと黒オリーブの自家製タプナードを添えていただきます。
お店に依れば「大アサリと相性の良い、自家製モンペリエバターを添え、黒オリーブの自家製タプナードで清涼感、味の重なりをお楽しみ頂ければと思います。」との事。
バターの風味にオリーブの清涼感で、「大アサリ」が美味しくいただけます。
「筍」。
スナップエンドウ同様に塩だけで味付けして最後に炙ったと言う「筍」。
旬のものだけに、シンプルな味付けで素材の味を活かした調理になっています。
三つ葉と麺をいただきます。
爽やかな三つ葉の風味とアサリの旨味のスープが絡んだ麺がとても良く合います。
「筍」と麺をいただきます。
シャキっと食感の「筍」としなやかな麺の食感が良い感じです。
レンゲに載った「お茶漬け用ご飯」。
あられと胡椒が掛かっています。
スープを掛けてお茶漬け風にいただきます。
アサリと薄口醤油の淡麗なスープだけに、お茶漬けが良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
アサリの旨味にトリュフや白ワイン、オリーブなどの味が多層的に重ねられた、蔦らしいスープです。
ラーメンとお茶漬けを食べ終わりました。
コースなので、この後デザートが有ります。
デザートのプリンとアイスティー。
クリームが載って、ハチミツが添えられています。
とても濃厚な味で、ハチミツも濃い感じでした。
ちなみに紅茶はホットも選べ、コーヒー/アイスコーヒーにする事も出来ます。
帰り際にお土産をいただきました。
赤い袋に入って「蔦」の文字が見えます。
開けてみたらライ麦パンのサンドイッチでした。
アボカドペーストとミートペースト(?)が挟んであって、美味しいサンドイッチでした。
「Japanese Soba Noodles 蔦」の会員制「夜蔦」の4月限定「大アサリの薄口醤油Soba」のLimtedコースでしたが、期待以上の品々でした。
イノベーティブ系のレストランに匹敵する様な料理に、選りすぐった食材で蔦のスープが更なる高みへと向かっています。
「大アサリの薄口醤油Soba」はアサリの旨味にトリュフやオリーブなどの旨味を多層的に重ねて磨き上げた感じで「蔦を超えるのは蔦」と言った趣です。
それにしても、「夜蔦」はきっと大西祐貴さんが生きていたとしても、こう言う方向性だったのではないか?と思わせてくれます。
今後のレシピもとても楽しみです。







