どうも、Mormor(もるもる)です!
先日、クルマ繋がりのお誘いで、会員紹介制高級焼肉店「他言無用」に行って来ました。
住所非公開、電話番号非公開、食べログなどのグルメサイトへのレビュー投稿不可の徹底したインビジブル戦略で有名です。
今や予約は半年待ちの大人気レストランチェーンとなった「焼肉 新進気鋭」などを展開する「株式会社アイランズ」の頂点に君臨するお店です。
以前、「他言無用」の中でも目の前に炉が有る「焚火 他言無用」にもお招きいただきましたが、あれとはまた別の場所に有ります。
中に入ると奥の壁に「One Piece」の小田栄一郎先生の直筆サインとルフィが描かれていました。
こちらのグループ店で壁にサインが有るのを見たのは初めてです。
オーナーさんが「One Piece」の大ファンとの事。
その横にもサインが沢山有りました。
前は無かった様なので、最近書かれたものの様です。
今日のメニュー。
と言っても細かい内容は書かれておらず、使用素材が書かれている感じです。
「シャトーブリアンに始まりシャトーブリアンに終わる」と言われている「他言無用」だけに、殆どのメニューにシャトーブリアンが書かれています。
お店自体も徹底したインビジブル戦略ですが、メニューもその様です。
そして「株式会社アイランズ」のグループ店共通の、本日のお肉の披露。
それはそれは見事なシャトーブリアンです。
見せるだけで無く、これらは全て使用されるとの事。
最高級の和牛のタン元。
厳選された部位を更にトリミングしてあります。
色合いが普通のタンとは全く違います。
エディブルフラワーとシャトーブリアンのサラダ。
メニューに「Flower」と有ったのはエディブルフラワーの事でした。
もちろん食用花なのでそのまま全部食べられます。
シャトーブリアンのユッケ。
ユッケ自体は良く食べますが、シャトーブリアンのユッケは初めて見ました。
しかもユッケとは思えない厚切りです。
甘味のあるタレに胡麻が掛かり、確かにユッケです。
が、ここまで豪華なユッケは初めてです。
シャトーブリアンは脂がしつこく無いのに柔らかく、私位の年代の人でも美味しくいただけます。
タン元のロースト。
炭火で焼き上げただけのシンプルなタン元。
酢橘と岩塩でいただきます。
酢橘を絞って、岩塩を付けていただきます。
酢橘の爽やかさと岩塩とタン元の旨みでとても美味しいです。
炭火で焼かれたタン元が恐ろしく旨いのがハッキリ分かります。
「TKG」と書いてあって、コレが出てきた時はビックリしました。
確かに「卵かけご飯」ですが、卵が鶏卵では無くキャビアです。それも1人1缶丸ごとです。
スプーンが貝殻製なのは、金属だとキャビアの味が変わってしまうからだそうです。
豪快に1缶丸ごとご飯に載せて「キャビアのTKG」の完成です。
ご飯の底に少量のお出汁が入っていて、混ぜていただくと至福の美味さです。
今まで食べたキャビアの食べ方の中で、最も美味しい食べ方です。
続いてシャトーブリアンの炭火焼き。
天塩、山葵、鬼おろしが付いて、山椒が載っています。
それぞれの味で楽しめる様になっています。
載っている山椒でいただいても美味しいです。
やはりシャトーブリアンは脂がクドく無いので、思いの外サッパリいただけます。
脂っぽく無いにも関わらず非常に柔らかいのも特徴で、肉の旨みや柔らかさが有るのにクドく無くてとても美味しいです。
続いてはシャトーブリアンのスモーキングクローシュ。
燻製の煙を閉じ込めたドームを開けると、香ばしい香りと共にスモークが広がります。
中にはキャビアの載ったシャトーブリアンが入っています。
スモークの香りがとても香ばしいです。
キャビアとシャトーブリアンもとても美味しいです。
こちらもシャトーブリアン…と見せかけて、実は鮪。
歯応えが有ってとても美味しい部位で、食感は肉の様ですが、味はまさしく鮪です。
お口直しの意味も有るのかも知れませんが、ずっとシャトーブリアンで来て、ここで鮪と言うのがとても新鮮です。
大葉と紫蘇の花と茗荷の爽やかな薬味と、酸味の有るつゆが旨いです。
しかし本当に動物の肉の様な食感が有ります。
味は紛れもなく鮪なので、何だか不思議な気分です。
こちらは何と「シャトーブリアンのお茶漬け」。
シャトーブリアンの下には小さなおにぎりが有り、お出汁を掛けていただきます。
柚子胡椒も添えられています。
本枯節の香ばしいお出汁の風味とシャトーブリアンが思いの外良く合います。
お肉の載ったお茶漬けと言うのも珍しいですが、それがシャトーブリアンともなると聞いた事が無いです。
柚子胡椒の風味もとても良く合っています。
そして、シャトーブリアンとフォアグラを挟んだ贅沢なサンドイッチ。
ナイフで切り分けて、披露されます。
分厚いシャトーブリアンとフォアグラが凄いです。
これにカンボジア産「Khmer Rabbit honey」の5年熟成ハチミツ「CAVE」を付けていただきます。
ハチミツとは思えない様な重厚且つ酸味の有るもので、確かにフォアグラとの相性も良いです。
フォアグラと合わせてもクドくならない辺りが、シャトーブリアンならではです。
カンボジア産「Khmer Rabbit honey」の5年熟成ハチミツ「CAVE」。
ジャングルに分け入って野生の蜂の蜂蜜を採取し、非加熱処理して5年熟成させた「野生蜜」だそうです。
ちなみにお値段は1本5万円だそうです(汗)。
こちらはシャトーブリアンの「よだれ鶏」ならぬ「よだれ牛」。
「よだれ鶏」のソースが掛かったシャトーブリアンです。
山椒の効いたソースが掛かっています。
和牛をこうやって食べるのは初めてです。
山椒の効いたソースが思いの外シャトーブリアンに合っていて、とても美味しいです。
この食べ方はかなりオススメです。
そしてシャトーブリアンの「すき焼き」。
シャトーブリアンに「蘭王」の黄身を載せて白トリュフを贅沢に散らした「すき焼き」です。
これは絶対ご飯が欲しかったので、少量のご飯をいただきました。
「蘭王」の黄身を溶いて、シャトーブリアンに絡めていただきます。
底に入っている「すき焼き」のタレと「蘭王」の黄身にシャトーブリアンと白トリュフの風味で、言葉にならない程旨いです。
これ程贅沢且つ旨い「すき焼き」は初めてです。
こちらの冷し担々麺も実はシャトーブリアンが使われています。
まずスープが牛骨スープで、上に載った挽肉がシャトーブリアンの挽肉です。
挽肉と言うより「そぼろ」風と言った方が良いかも知れません。
牛骨スープの旨みにシャトーブリアンの「そぼろ」がとても美味しいです。
これだけ旨い冷し担々麺もなかなか無いです。
ちなみに大きさを大・中・小と選べるので、小にしました。
ここまでで既に相当満腹なので…(汗)。
そして最後に「タン元&シャトーブリアンのカレー」。
タンの旨みとシャトーブリアンの入った超贅沢なカレー。
ハヤリのスパイスカレー系では無く、欧風カレー仕立てなのも好感が持てます。
柔らかくにられたタンが激ウマです。
もちろんシャトーブリアンも柔らかくて絶品です。
こんな贅沢なビーフカレーは初めてです。
デザートの「Gelato」。
バニラのジェラートにソーダが注がれて、クリームソーダ風にいただきます。
短いストローも付いています。
シュワシュワのソーダとジェラートが美味しいです。
溶けたジェラートとソーダはストローで飲む事が出来ます。
口の中がサッパリします。
食後のコーヒー。
アイスコーヒーや紅茶も選べます。
お土産をいただきました。
ズッシリと重みの有るモノです。
何が入っているのでしょう?
開けてみると超豪華シャトーブリアンのすき焼き風弁当。
コレがメチャメチャ旨いです。
流石に満腹で当日は食べられませんでしたが、翌日温めて、生卵に絡めたりして美味しくいただきました。
会員紹介制焼肉店「他言無用」のコース料理でしたが、エンターテイメント性に於いても、味でもボリュームでも他を凌駕する超一流のものでした。
それなりのお値段はしますが、後悔しない位のエクスペリエンスを味わう事が可能です。
素材の吟味からアッと驚く調理法、食べ方などなど、至福の時を過ごせる事請け合いです。
今回はお招きいただいて、とても感謝しています。
もし機会があれば、次回も是非ご一緒させていただきたいと思います。







