「うどんスナック松ト麦」の「ニシホナミ」の「冷かけ」と「きぬあずま」の「かすごぼ天鍋焼きうどん」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は駒沢大学の「うどんスナック松ト麦」さんに行って来ました。

店主の「井上こん」さんが立てない位の腰痛で、「12月前半までの営業で早めの冬休みに入るかも」との事で、様子を見に行って来ました。

お会いして聞いてみた所、ギランバレー症候群で手足の末端神経に障害が出ているので、腰に負担がかかったのでは無いか?との事。

相変わらずコマネズミの様に走り回っているので、「腰痛く無いんですか?」と聞いたら「痛いです!」。

やっぱり早めに冬休み取った方が良さそうです…(汗)。

 

 

 

 

 

「本日のアテ」の黒板が入口左手の壁から厨房の換気扇のフードに移動していました。

右の壁にも黒板が有りますが、左の方は今まではカウンター席の左の方しか見えなかったので、真ん中辺りの人にとってはこの方が見易いと思います。

フードの下端とほぼ同じ高さに収まっているので、厨房の店主さんが頭をぶつける心配も無さそうです。

「フキのおひたし」、「牛モツ煮込み」、「ボラ白子ポン酢」はどれも好物なのでそれを…と思いましたが、「本日のアテ盛り」に入っているので「本日のアテ盛り」から始める事に。

「あさりと鶏皮の春巻き」や「メヒカリ唐揚げ」、「鹿児島産ぶり刺し」も気になるので、後でオーダーしようと思います。

 

 

 

 

今週の小麦粉は①福島産「きぬあずま」と②福岡産「ニシホナミ」。

①福島産「きぬあずま」は醤油だと独特の強い風味が楽しめるとの事。

②福岡産「ニシホナミ」は平打ちでもっちり食感で、「迷ったら冷」との事。

 

 

 

 

とりあえず「梅干しサワー(淳子では無い)」で始めます。

そろそろ日本酒が美味い季節なので、後で日本酒にしようと思いますが、最初はサワーから入ります。

お通しは「うどんのマカロニサラダ風」で、コレが味も食感もとても美味しくて、真似してみたくなりました。

 

 

 

 

「本日のアテ盛り」。

「牛モツ煮込み」、「カキのオイル漬け」、「フキのおひたし」、「ボラ白子ポン酢」です。

「牛モツ煮込み」はこの時期最高の旨さです。

「カキのオイル漬け」には蓮根も添えてあって、牡蠣の旨みの染み込んだ蓮根がメチャ旨です。

「フキのおひたし」は淡いお出汁の味と鰹節の旨みが蕗特有の味とドンピシャに合っていて、コレも真似したくなりました。

この時期白子ポン酢がうまい時期で、「鱈の白子ポン酢」は定番ですが、「ボラ白子ポン酢」は珍しいです。

コレは間違い無く日本酒が合う味です。

 

 

 

 

「迷ったら冷で」とのアドバイスなので、②福岡産「ニシホナミ」は「冷かけ」にしてみました。

こちらのお出汁は「冷かけ」だと香ばしい風味でとても美味しいです。

ちなみに温かいうどんに合わせても芳醇の旨味が出て美味しいお出汁です。

 

 

 

 

②福岡産「ニシホナミ」は「平打ちでもっちり食感」との事。

「冷かけ」でいただくと、より弾力の有るモッチリ感になり、確かにコレは冷でいただいた方が良さが分かる感じです。

小麦の風味も上品に香る感じで、お出汁とバランスが良い感じです。

 

 

 

 

芽ねぎ。

万能ネギなどよりも風味が控えめで、この小麦の風味に合っています。

この小麦だとネギの風味が突出してしまう可能性があるので、芽ねぎ位の味と食感が丁度良いです。

 

 

 

 

芽ねぎと麺をいただきます。

ほんのりネギの風味とお出汁が香って、モッチリ食感のうどん自体の味が分かる位の感じです。

確かにこの食べ方だと、この小麦を一番感じられる気がします。

 

 

 

 

七味で味変してみます。

味が変わる程は入れず、軽く香りが立つ程度に掛けてみました。

七味の香りが仄かに合って、辛さは有りませんが風味が良くなって、お出汁の風味がより生きて来ます。

 

 

 

 

「冷かけ」だけに伸びてしまったりする事があまり無いので、食感をキープ出来ます。

冷ならではの弾力と歯応えを楽しみつつ、お出汁とうどんの味を楽しめて、とても良い感じです。

 

 

 

 

麺を食べ終えましたが、このお出汁が良いお酒の共になります。

これをチビチビ飲みながら、お酒を飲むのも良いものです。

お出汁が旨いだけに、十分お酒の共になります。

 

 

 

 

「メヒカリの唐揚げ」。

味付けは塩だけだそうですが、メヒカリ自体の旨さなのか、兎に角美味しいです。

外はカリッと、中はジューシーで塩加減が絶妙で、メヒカリの旨みが半端無いです。

これは日本酒が欲しくなる味です。

 

 

 

 

と思ったら、「RAMEN MATSUI」の店主さんご夫妻とご友人が先日のミシュランガイド「ビブグルマン」受賞のお祝いでいらしていて、ご相伴に預かりました。

絶妙なタイミングで「鹿児島産ぶりの刺身」も出て来て、一気に日本酒モードに。

RAMEN MATSUI」の店主さんご夫妻とご友人には後ほどお礼を述べておきました。

スッキリとした飲み口の吟醸酒っぽいお酒でした。

「鹿児島産ぶり」は甘い九州の醤油とニンニクを付けて、アーリーレッドのスライスといただくと、脂っぽさが緩和されてサッパリとした旨みが味わえます。

コレが日本酒にジャストミートでした。

 

 

 

 

「あさりと鶏皮の春巻き」。

春巻きの中身が「あさりと鶏皮」と言うのは初めていただきましたが、コレがまた激ウマな一品でした。

味付けの素晴らしさも有りますが、硬くならない程度に上手に煮た甘辛のあさりと鶏皮の味と食感が実に素晴らしく、春巻きの皮のパリッと感との対比も素晴らしいです。

コレは多分真似したくても出来そうに無いので諦めました(笑)。

 

 

 

 

なんと、常連のMさんが「磯自慢」の醸造用アルコール無添加の「大吟醸純米」を「RAMEN MATSUI」さんのミシュランガイド「ビブグルマン」受賞のお祝いに振る舞ってくれました。

先程いただいたお酒は甘口でしたが、こちらはキレの有る辛口。

この味が「あさりと鶏皮の春巻き」にドンピシャでした。

 

 

 

 

思いがけず2種の日本酒をいただく事が出来て、「鹿児島産ぶりの刺身」と「メヒカリの唐揚げ」、「あさりと鶏皮の春巻き」もタイミング良く出て来て最高の組み合わせを堪能出来ました。

本当に贅沢な組み合わせで、日本酒とこれらを味わう事が出来て至福の一時でした。

 

 

 

 

そして〆は①福島産「きぬあずま」を「かすごぼ天鍋焼きうどん」で。

タダでさえ旨い「かすうどん」に「ごぼ天」が入った、有る意味「全部載せ」的な「鍋焼き」ですから、もうボスキャラみたいな一杯です(笑)。

 

 

 

①福島産「きぬあずま」は醤油だと独特の強い風味が楽しめるとの事でしたが、「鍋焼き」にしてもちゃんと風味が有ります。

「にゅるっとなめらか」と有った通り、なめらかでムニュムニュな食感は温かいうどんならではの食感で、とても良い感じです。

 

 

 

 

「ごぼ天」。

香ばしく揚げた「ごぼ天」がお出汁に浸って柔らかくなっていて、その香ばしさと柔らかい食感が良い感じです。

牛蒡特有の風味も良い感じに合います。

 

 

 

 

お次は七味でちょっと味変してみます。

お出汁の風味に「牛かす」のコクと旨味なので、七味のふうみがとても良く合います。

 

 

 

 

「牛かす」とうどんをいただきます。

「牛かす」と七味がメチャメチャ良く合います。

「牛かす」の香ばしさとお出汁の浸みた柔らかくなったプリプリした食感が堪りません。

思わず「旨い!」と呟いてしまう程旨いです。

 

 

 

 

七味で味変後の「ごぼ天」とうどんをいただきます。

七味の風味で味が引き締まり、牛蒡の風味と香ばしさが最高に合います。

これは今までいただいた「うどんスナック松ト麦」さんの「鍋焼きうどん」の中でもかなり良い組み合わせです。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、お出汁を味わいます。

お出汁の旨さに加えて「牛かす」のコクと旨味、「ごぼ天」の香ばしさと風味が加わって、コレだけでもう一杯飲めそうな位旨いです。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

今回は食べたいものが多くて、全部手を出してしまったので、もう腹パンです。

サボっているジム通いを再開しないといけません。

 

うどんスナック松ト麦」さんの、「梅干しサワー」、「うどんマカロニサラダ風」、「本日のアテ盛り」、「ニシホナミ」の「冷かけ」と「鹿児島産ぶり刺身」、「あさりと鶏皮の春巻き」、「メヒカリの唐揚げ」、「きぬあずま」の「かすごぼ天鍋焼きうどん」でしたが、どれも最高の一品でした。

店主の「井上こん」さんが腰痛を抱えながらワンオペでコマネズミの様に駆け回っているのはちょっと心配ですが、早めの冬休みで体調を整えて貰えたら良いと思います。

 

 

 

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