どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は毎年結婚記念日に行っている「鉄板たかはし」さんに行って来ました。
高橋シェフは私達が結婚式を挙げたホテルの総料理長だった方で、その後ハイアットリージェンシー東京総料理長などを歴任されましたが、一料理人として厨房に立ちたいと言う思いで、2009年に「鉄板たかはし」をオープンしました。
「鉄板たかはし」さんは今年で15周年と言う事で、20回の結婚記念日の内の13〜14回位はこちらでお祝いしている事になります。
初めの4年位は相模大野のホテルセンチュリーハイアットに有った「ブラッシュ・ボア」でお祝いしていましたが、閉店してしまい、高橋シェフが独立した事を知ってからは毎年こちらでお祝いしています。
その間、鶏肉しか食べなかった子供達が成長して牛肉も食べる様になり、「自分たちばかり美味しいものを食べてズルい!」と言う様になった為、ここ3年位は家族で訪れています。
入口横のメニュー。
基本的な構成は変わらないものの、15年の間に大分価格は変わりました。
しかし、その味はずっと変わらず、個人的には鉄板焼きのお店で此処以上のお店にはついぞ出会えていません。
日本以外の国や、此処の倍以上するお店でも食べた事は有りますが、トータルで此処以上だと思ったお店は未だに無いです。
まずはシャンパンから始めます。
あまり洋酒に詳しく無いので、いつもお任せです(笑)。
しかしセレクトが不満だった事は一度も無いです。
アミューズ(一口オードブル)の「エスカルゴ」。
ガーリックオイルで焼き上げられたエスカルゴの味と食感が絶妙です。
スライスされたブラウンマッシュルームにとても良く合います。
続いては「海の幸のカルパッチョ」。
季節によって変わりますが、この日は真鯛とサーモンでした。
ピンクペッパーのスパイシーさとビネグレットソースがとても良く合います。
グリーンのソースも彩だけでなく風味も良いです。
肉厚で大きなホタテ貝柱。
これが「ホタテ貝のステーキ」になります。
「ホタテ貝のステーキ ビネガーソース」。
ラ・フランスのコンポートが添えられています。
酢豚のパイナップルの様に、ホタテ貝のステーキに添えられたラ・フランスのコンポートはビネガーソースの味を引き立ててくれて、とても美味しいです。
ちなみに、後でバケットが出て来てビネガーソースを余さずいただける様になっています。
ここで赤ワインにスイッチします。
もちろん、この後の「神戸牛サーロインステーキ」に備えてのものです。
赤ワイン特有の渋味と酸味が和牛にとても良く合います。
「神戸牛サーロイン」とズッキーニ&ミニトマト。
これから「神戸牛サーロインステーキ」とグリルドベジタブルになります。
とても少量に見えますが、アミューズ・前菜・シーフードと来ての「神戸牛サーロインステーキ」なので、十分過ぎる程満喫出来ます。
その後のガーリックライス・デザートまでを考えると、これ以上はかなり厳しいです。
3種のステーキソース。
どれも絶品ですが、左から「胡麻ソース」・「わさび醤油」・「玉ねぎソース」です。
「胡麻ソース」はステーキにもグリルドベジタブルにも合います。
「玉ねぎソース」も同様ですが、個人的にはグリルドベジタブルと合わせるのが一番美味しいです。
「わさび醤油」は和牛をいただくなら1・2を争う位ドンピシャな調味料です。
岩塩も出て来ます。
フライドガーリックを添えたステーキをコレでいただくのも至福です。
肉の味が一番味わえます。
ちなみに一般的には牛ステーキには岩塩が合わせられますが、伊勢志摩名産の「真珠塩」は牛ステーキにとても良く合うのでオススメです。
「神戸牛サーロインステーキ」と「野菜の煮込みニース風」&グリルドベジタブルが到着。
小さな土鍋にはラタトゥイユとグリルドベジタブルが入っています。
「神戸牛サーロインステーキ」はミディアムレアでオーダーしました。
「神戸牛サーロインステーキ」&ラタトゥイユとグリルドベジタブル。
彩も綺麗ですが、寒い時期にはラタトゥイユはとても良い感じです。
大きな青森産ニンニクのフライドガーリックも添えられています。
まずは個人的に和牛に一番合うと思っている、「わさび醤油」でいただきます。
和牛特有の脂の味と山葵がとても良く合います。
それだけでいただける位ですが、醤油の塩味と香ばしい風味が更に旨みを増してくれます。
ちなみに写真を撮り損ねましたが、次に美味いと思うのはやはり岩塩&フライドガーリック。
これは和牛に限らず、アメリカンビーフでもオージービーフでも良く合います。
「胡麻ソース」でいただきます。
自家製の胡麻ソースは此処でしか味わえない旨さで、これも和牛にとても良く合います。
グリルドベジタブルにも合うので、万能選手的なソースです。
「玉ねぎソース」でいただきます。
「玉ねぎソース」も和牛に限らずアメリカンビーフでもオージービーフでも合いそうです。
個人的にはグリルドベジタブルに一番合うのはコレだと思います。
「ガーリックライス」。
こちらの「ガーリックライス」はご飯とニンニクと大葉とバターだけのシンプルなもので、一般的に入っている事が多い卵が入っていません。
それ故に大葉の風味でサッパリとしていて、ニンニクとバターの風味がとても美味しいです。
添えられている赤だしの「あおさのりの味噌汁」がこの味にドンピシャに合います。
香の物もこの「ガーリックライス」にとても良く合っていて、個人的に此処の「ガーリックライス」より旨い「ガーリックライス」はいただいた事が無いです。
ちなみに5カ国位で鉄板焼きを頂きましたが、やはり此処以上は有りませんでした。
今年のデザートは、予約した奥様が言い忘れたのでノーマルのデザートです。
とは言え、フルーツとラ・フランスのジェラート、クレームブリュレもとても美味しい一品でした。
お口直しのミントティー。
香草類の苦手な子供たちは渋い顔をしながら飲んでいましたが、コレはオトナの味です(笑)。
と言う訳で、「鉄板たかはし」さんのディナーでしたが、変わらず美味しいディナーでした。
ステーキや鉄板焼きは国内でも海外でも何箇所か食べましたが、此処より美味しかったと言う所は今の所無いです。
どの料理も高橋シェフの見事な手腕が光り、1皿1皿が素晴らしい仕上がりです。
開店15周年と我々の結婚20周年が重なったおめでたい年でしたが、また来年も是非食べに来たいと思います。







