どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は駒沢大学の「うどんスナック松ト麦」さんに行って来ました。
店主さんが腰を痛めているのと、出張予定などが有って12月は最初と最後しか営業が無いとの事。
最終営業の年末は、妻の実家の法事に行かなければならない事も有り、チャンスは12月頭しか無いので、年末の挨拶も兼ねて行って来ました。
12月後半からは仕事も忙しくなって来るので、どっちみちチャンスは前半の3日のみ。
しかも金・月は既に予定が有ったので、ピンポイントで土曜日に行く事にしました。
前日には「日本手打ち協会」主催の手打ちうどん職人NO.1決定戦「TEUCHIマスターズ」が行われており、話題にも困らなそうです。
「本日のアテ」と「今週の小麦」。
先日仕込んでいる所がSNSにアップされていた「鴨ロース」や、以前気になっていた「大根の唐揚げ」も含まれる様なので、まずは「アテ盛り」から。
ドリンクはとりあえず「梅サワー」から始めて、後で日本酒にスイッチする作戦です。
メニューが横型になりました。
同時に若干の価格改定が有った模様です。
飲み物メニューも横型に。
サワーの「ナカ」が¥300→¥500に改定されています。
改定を知らずに¥300と書いてしまって、店主さんにツッコまれました(笑)。
梅干しサワーと「アテ盛り合せ」から始めます。
「鴨ロース」や、以前気になっていた「大根の唐揚げ」だけでなく「くらげの頭 中華風」や「柿のマスカル白和え」も気になる所です。
いつ来ても季節毎の素材を使って、ちょっとヒネリを加えた料理が出て来るので楽しみです。
「鴨ロース」。
鴨肉は醤油と味醂の甘辛い味が良く合います。
火の通り方が絶妙で、鴨特有の風味を残しつつ生臭さが出ないレベルに仕上げられています。
「鴨と言えば」のネギ。
鴨肉とネギは鉄板の組み合わせです。
火の通ったネギの柔らかさと甘みが鴨肉に良く合います。
「くらげの頭 中華風」。
普通のくらげのヒラヒラした感じでは無く、塊の様な感じで、ザクザクした食感が良い感じです。
味もポン酢っぽい酢醤油系にごま油の風味が有って、シャキシャキ食感の水菜が良く合います。
「柿のマスカル白和え」。
甘い柿にマスカルポーネチーズを和えてあります。
柿の甘味とマスカルポーネチーズが絶妙に合っています。
「大根の唐揚げ」。
大根はお出汁で煮てあって、おでんの大根の様な感じのものに衣を付けて揚げてある感じです。
外はカリッと、中はジュワっとと言う感じの食感で、なかなか美味しいです。
「きぬあかり」の「しょうゆうどん」。
全粒粉入りの平打ち麺で、「しょうゆがオススメ」と言うインスタの投稿を見て、「しょうゆうどん」にしました。
「ぐぬり」とした食感とはどう言う食感なのでしょうか?
オススメに従い、出汁醤油を2周ほど回し掛けて良く混ぜます。
添えられた鰹節やネギも一緒に混ぜます。
全体が醤油色になって来たら食べ頃です。
確かにこの麺なら冷の方が合っている気がします。
全粒粉入りで香ばしい風味も有るので、醤油との相性も良いです。
しかし「ぐぬり」という表現は兎も角、食感はモッチリでもモチモチでもワシワシでも無く…やっぱり「ぐぬり」とした食感なのでしょう。
ここで日本酒にスイッチ。
こちらでは仕入れによって変わりますが、2〜3種の日本酒が有るので、「酔鯨」にしました。
ちなみに常連さんが持ち込んで来る事も有り、偶に御相伴に預かる事も有ります。
ワンカップの器がまた良い感じです。
かなり古いデザインのワンカップで、鶴の絵が描かれています。
ワンカップの器で飲む日本酒はなかなかオツなものです。
「ボラ白子の春巻き」。
先日居酒屋でボラ白子をいただいたのですが、それの春巻きと言うのが想像が付かなくて興味本位で頼んでみました。
ボラ白子を大葉で包んで春巻きで巻いて有り、辛子ポン酢でいただくと、香ばしい春巻きと大葉の風味にクリーミーなボラ白子がメチャ旨です。
「メヒカリの唐揚げ」。
前回も頼みましたが、カリッとした衣とアツアツのメヒカリがメチャ旨な一品。
味付けは塩だけとの事ですが、メヒカリ自体の旨みも有って、最高に日本酒が合うツマミの一つです。
「とり天いぶりがっこタルタル」。
コチラの定番にして最高のツマミの一つ。
いぶりがっことマスカルポーネなども有りますが、うどん屋の「とり天」に「いぶりがっこ」を刻んで入れたタルタルソースが絶品です。
そして〆はやっぱり「鍋焼きうどん」。
小麦粉「ニシホナミ」の「月見かすごぼ天鍋焼きうどん」にしました。
寒くなって来ると「月見かすごぼ天鍋焼きうどん」一択です。
今回はコチラで「鍋焼きうどん」が出て来る時の定番の拍手と共に登場です。
やはり寒い日は最高の一品です。
ちなみに「ごぼ天」が別皿で提供される様になりました。
私は「載せる派」ですが、中にはカリカリの状態とシナシナの状態を両方味わいたいという方がいらっしゃる様です。
「ごぼ天」を単品オーダーすれば良いだけなのですが、そう言う細かい所に対応してくれるのもコチラの凄い所です。
個人的にはツマミとしての「ごぼ天」は「そのまま」、うどんのトッピングとしては「載せる派」です。
まずはスープから。
こちらのお出汁は宗田節の様な香ばしさの有る魚介出汁と醤油の風味が美味しいお出汁で、温かいうどんでも、「冷かけ」でも美味しいです。
「牛かす」の香ばしい風味と旨みがお出汁に加わって、とても美味しいです。
「ニシホナミ」のうどんは「もっちりなめらか」との事。
「鍋焼きうどん」にすると「もっちり」よりもチョイ柔な食感ですが、なめらかさは健在です。
こちらは冷・温どちらでも行けそうな感じです。
「牛かす」とうどんをいただきます。
「牛かす」は初めの頃はカリッと香ばしさが有り、お出汁が浸みて柔らかくなって来るとまた違った旨さになります。
「ニシホナミ」のうどんはクセが少ないので、お出汁や「牛かす」の旨みを味わえます。
あと載せサクサクの「ごぼ天」。
個人的にはうどんの具としての「ごぼ天」は、お出汁が浸みて来て柔らかくなってからの方が好みです。
とは言え、カリカリ食感と香ばしさの有る「ごぼ天」もなかなかのモノ。
「月見」の玉子が丁度良い感じの半熟に。
お出汁を濁らせる事無く、半熟感を味わえます。
黄身のまろやかな風味とお出汁で、うどんがとても美味しくいただけます。
うどんと具を食べ終えて、お出汁を味わいます。
「牛かす」の旨みや「ごぼ天」の香ばしさなどが加わって、とても美味しいです。
もちろん全て飲み干しました。
このお出汁をつまみに日本酒をいただくのも最高です。
「うどんスナック 松ト麦」さんの「きぬあかり」の「しょうゆうどん」と「ニシホナミ」の「月見かすごぼ天鍋焼きうどん」と「アテ盛り」、「梅干しサワー」、日本酒「酔鯨」でしたが、どれも素晴らしい一品でした。
「アテ盛り」の「鴨ロース」、「大根の唐揚げ」、「くらげの頭 中華風」、「柿のマスカル白和え」も、期待以上に美味しくてお酒が進みます。
「ボラ白子の春巻き」、「メヒカリの唐揚げ」、「とり天いぶりがっこタルタル」もとても美味しくて、日本酒にメチャメチャ合います。
そして〆の「ニシホナミ」の「月見かすごぼ天鍋焼きうどん」がまた絶品で、寒い日には最高の一品です。
腰痛(椎間板ヘルニアだそうです)を抱えてかなり大変だったと思いますが、いつもの様にコマネズミの様に働く「井上こん」さん、ありがとうございました。
終盤ご一緒させていただいた、常連さんと「TEUCHIマスターズ」の話も出来たし、年末のご挨拶もさせていただきました。
今年伺うのはコレが最後だと思いますが、来年もまた伺いたいと思います。







