どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は久しぶりに、本鵠沼の「うずとかみなり」さんに行って来ました。
「醤油RAMEN」は以前のタイプはいただいた事が有るのですが、新しくなってからは未食なので、ずっと食べてみたいと思っていました。
店主の大西さんと「醤油RAMEN」の話をしていた時に「アレは前のヤツですね」と言われた事も有り…。
たまたま行けそうなタイミングが有ったので、迷わず行く事にしました。
「うずとかみなり」さんではレギュラーメニューも毎年少しずつリニューアルしているので、レギュラーの「醤油RAMEN」と言えども「アレは前のヤツですね」となってしまいます(汗)。
幸い外並びも無く、一応記帳してから並びます。
一応扉を開けて挨拶をすると、すぐに店内に通されました。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
まずは「地鶏味玉醤油RAMEN」の食券を購入しました。
スタッフの「あきさん」から「『チー牛胡椒飯』は食べましたか?」と聞かれて、そう言えば未食だったと思い出しました。
と言う訳で、「A5黒毛和牛チー牛胡椒飯」も追加しました。
2025年1月24日〜26日に開催された「燗と雷」。
伺った時には既に夜の部は満席で、昼の部にはまだ空きが有りました。
物凄く行きたかったのですが、丁度そのタイミングは仕事が入ってしまってどうしても行かれず…(涙)。
待つ事10分ほどで「地鶏味玉醤油RAMEN」と「A5黒毛和牛チー牛胡椒飯」が到着。
パッと見で分かるのは海苔が無くなった事と、チャーシューが変わった事位です。
「A5黒毛和牛チー牛胡椒飯」は「胡椒飯」にA5黒毛和牛とタレ、そしてタップリのチーズが掛かっています。
「地鶏味玉醤油RAMEN」。
「2024年3月の2周年を節目に、model《NAKED》として、無駄を廃し、ミニマリズムを体現した一杯を目指しました。」(公式Instagramより)との事。
2種類の地鶏と魚介出汁スープに群馬県産生揚げ醤油など6種類の醤油と3年熟成味醂、米酢を合わせ最低限の火入れを施し仕上げているそうです。
まずは、そのコダワリのスープから。
醤油の香りは立っているのに、まろやかで広がりの有るスープ。
2種類の地鶏と魚介出汁のスープと6種類の醤油のタレが絶妙にバランスされています。
大西店主のコダワリは本当に凄くて、「スープの味が変わってしまう」とアルミ鍋を辞め、レンゲまで有田焼の特注品にするなど、もはや「病膏肓に入る」を地で行く感じです。
また、スチームコンベクションオーブンが有るのに敢えて「吊るし焼きチャーシュー」にチャレンジして「沼」にハマったりもしています。
素材へのこだわり、調理法へのこだわり、調理器具へのこだわり、食器へのこだわり…と全てに渡ってこだわる姿勢が生んだスープだと思います。
自家製麺の細麺。
北海道産を中心としたハルユタカ、春よ恋などの国産小麦粉を使用した麺。
絶妙な茹で加減で、しなやかな食感と心地良い喉越しの美味しい麺です。
岩手県ありすぽーくもも肉の炭火吊るし焼きチャーシュー。
焼き加減の難しい吊るし焼きチャーシューも、試行錯誤の末に安定した品質になった様です。
一時期はスチコン使うのをやめたのかと思う位、吊るし焼きばかりになっていました。
高知県四万十ポークバラ肉の蒸チャーシュー。
フワッフワで、箸で持ち上げただけでバラバラになってしまいそうな柔らかさです。
脂の甘みが味わえるバラチャーシューは、味に厚みを加えてくれます。
大きな穂先メンマ。
「無添加の発酵メンマは発酵の過程で大量の旨味と酸味を作ります。その酸味だけを取り除き、醤油、味醂、出汁で含め煮にして仕上げます。」(公式Instagramより)との事。
「完全発酵メンマ」特有の味と食感がコダワリを感じさせます。
九条ネギ。
「維管束という繊維に沿って切ることで、ネギ臭さはほとんどなく、瑞々しく爽やかな香りと、シャキシャキとした食感を楽しめます。」(公式Instagramより)との事。
この切り方をする事で、味と香りが長持ちする様になるそうです。
「A5黒毛和牛チー牛胡椒飯」。
只でさえ美味い、あの「ν胡椒飯」にA5黒毛和牛+おろしチーズ+オリジナル卵黄ソースですから、もう期待しか有りません。
見た目からしてもう優勝です。
A5黒毛和牛とご飯をいただきます。
コレはもう言葉にならない程美味いです。
アホみたいに「うまい」と言う言葉しか出なくなります。
細麺と九条ネギをいただきます。
瑞々しさのある九条ネギのシャキシャキ食感が良い感じです。
辛味より旨味の九条ネギですが、爽快感が細麺と良く合います。
細麺と穂先メンマをいただきます。
穂先メンマとは言え、ここまで立派だとかなりの食べ応えです。
麺とメンマの食感の違いと味の調和感がとても良いです。
九条ネギだけで無く、普通のネギも入っています。
しかもこちらは笹切なので、薬味としてのネギと言うよりも具材としてのネギと言った感じです。
笹切ネギの食感と、九条ネギよりも辛味が有るので、その風味がまた違った旨さになっています。
同じネギでも、極細に切られた九条ネギと笹切りのネギでは味も食感も全く異なります。
敢えて2種類のネギを使い分けている辺りが流石です。
それぞれのネギの役割に応じた切り方も含めて、ネギの使い方がとても見事です。
黄身がトロトロの半熟卵。
ここまで半熟にするのはワザが要りそうです。
しっかりと味の付いた美味しい味玉です。
と言う訳で、完飲&完食です。
リニューアルされた「地鶏味玉醤油RAMEN」でしたが、確かに以前と比べてグッとソリッド感が増した感じになっていました。
味の重ね合わせを得意としていたと思いますが、敢えて削ぎ落とした形のスープに仕上がっています。
スープのソリッド感が増したので、より醤油が立った感じですが、それが主張し過ぎずに全体としての調和感もしっかり出ている辺りが素晴らしいです。
「A5黒毛和牛チー牛胡椒飯」は、只でさえ美味い、あの「ν胡椒飯」にA5黒毛和牛+おろしチーズ+オリジナル卵黄ソースですから、もう「うまい!」しか言葉が出ません。
釜炊きご飯にバターと胡椒のシンプルな「ν胡椒飯」も絶品ですが、A5黒毛和牛+おろしチーズ+オリジナル卵黄ソースの破壊力は絶大です。
次は同じくリニューアルされた「塩RAMEN」も味わってみたいです。







