どうも、Mormor(もるもる)です!
先月になりますが、New BMW X3(G45) Debut Fairに行って来ました。
ウチのX3(G01)は、モデル末期に、先代のX1が納車1年後にオカマ掘られてしまってやむなく在庫車を買ったので、半年後にG45が発表されました。
漸く日本に入って来た感じです。
見た感じ、ちょっと車高が下がったのかな?と思いましたが、カタログ上は車高が1.5cm下がっただけです。
にしては随分上下に薄くなった印象ですが、その答えはベルトラインが大幅に上がったからでした。
我が家のX3(G01)と比べてみると、明らかにボンネットが高くなっています。
プレスラインがほぼ目立たなくなって、平板な面で構成されたデザインになったので、余計に膨張感が有ります。
実際乗ってみても、フロントのガラスが上下に短くなって、シートポジションを上げないとボンネットが視認出来ない位です。
リアから見ても、ナンバーがバンパーに移動したせいも有って、やたら平板な感じに見えます。
G01の特徴的なプレスラインを廃して、面で構成したデザインなのでしょうが、どうも違和感が拭えません。
ラゲッジルームの大きさは変わっていません。
G45はマイルドハイブリッドですが、ラゲッジ下のアンダーボックスの大きさはG01とほぼ同じで、積載量的には全く変化無しです。
ただし重量的には1,880kgから1,930kgと50kg増加しています。
インパネはBMWカーブドディスプレイ採用の「絶壁」です。
コレはどうにも好きになれません。
フードが無いので周囲が明る過ぎると見え難いし、エアコンの操作もオーディオも全部タッチになってしまって、ブラインドタッチ出来なくなりました。
運転しながら視線移動が必須になってしまうタッチパネルはフォルクスワーゲンも先代ゴルフでステアリングスイッチに大々的に採用して不評を買って物理スイッチに戻ったのに、BMWは全然学んで無いのでしょうか?
リアエアコンもタッチ式になりました。
後席の人は運転している訳では無いので、視線移動は問題にならないのでタッチ式でも良いと思います。
ただタッチパネルの耐久性には疑問が残ります。
流石にステアリングスイッチだけはタッチパネルでは無い様です。
フォルクスワーゲンは先代ゴルフでステアリングスイッチに大々的に採用して不評を買って現行型は物理スイッチに戻ったので、やっぱり走行中に触る事が多いステアリングスイッチには不向きだと分かったのでしょう。
しかしエアコンやオーディオもタッチパネル式にするのは走行中に触るので良く無いと思います。
その代わりと言っては何ですが、ゼスチャー機能やボイスコントロールも付いています。
が、まだまだ認識率が低くてストレスが溜まります。
G01では全く使い物にならなかった「置くだけ充電」。
流石にちょっとは学んだのか、斜めに立てかける様に置けるので、走行中にズレまくって全く充電できない事は無くなりました。
先代の様にフタが無いので、グローブボックス的な使い方は出来ません。
試乗してみた感じは、より静かに、スタビリティも向上してロングドライブには最適な感じです。
ホイールが19inchだったのも奏功して乗り心地も良好でした。
50kg増加した車重も、マイルドハイブリッドシステムがほぼ帳消しにしてくれて、動力性能的には燃費も含めて不満は有りません。
ただやはりドライビングポジション的に、シートを高めにしないとボンネットが見えず、HUDの表示も下が切れてしまいます。
明らかにベルトラインが上がってガラス面積が狭くなりました。
ボディ剛性的には非常に高くなり、静粛性も上がり、車重的にも軽くなって(ハイブリッドシステムのお陰で50kg増ですが)いい事尽くめの様に思えますが、閉塞感と視認性の悪さが気になりました。
BMWカーブドディスプレイの見えにくさやタッチパネルの操作性の悪化も有って、正直G01の方が全然良いです。
加えて外観的にもやたら膨張感が凄くて「デカイ」としか思えません。
抑揚が有ったG01のプレスラインが無くなって平板になってしまった分、余計に膨張して見えます。
残念ながらG01オーナーとしては少しも触手が動きませんでした。







