どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は仕事帰りに、「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」さんに行って来ました。
こちらは浅草開化楼の不死鳥カラス氏のX(旧Twitter)で何度か紹介されていました。
弊社の事務所から徒歩圏内と言う事もあって、行ってみる事にしました。
お店の名前から想像はしていましたが、店頭はご覧の通りお煎餅とお惣菜のお店です。
もんじゃ焼きやラーメンのお客さんは店員さんから聞かれるので、メニューを決めてお代を支払って、札を貰って奥の座敷に進みます。
ラーメン屋さんでは無いので、この幟が目印です。
「浅草開化楼 カラス麺」と言う文字が目印です。
「ボルシチらーめん」がどんなものなのか楽しみです。
店頭には待合用のウッドデッキが有って、ベンチも有るのですが、この日は生憎の雨。
と言う訳で、傘を差しながら並んで、店員さんに呼ばれたら入店します。
ラーメンやもんじゃの人は、聞かれたらその旨を回答すると、ラーメンの場合はラーメンの説明が有るので、メニューを決めて支払います。
お惣菜のメニューやスケジュール表と今月のラーメンの「ボルシチらーめん」の説明が有ります。
「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」だけに、お惣菜関連がメインなのかも知れません。
持ち帰りとイートインを合わせた営業形態は有る意味オールラウンドな営業形態です。
レジでラーメンの説明が有り、醤油と塩は、醤油で、パン付きとパン無しが有ったので、パン付きに決めてお代を支払って、札を貰って奥の座敷に進みます。
レジ横の廊下がかなり長くて、靴を脱いで座敷に上がる様になっています。
なんだか隠れ家感が有ってドキドキします。
壁の黒板にはアルコールのメニューも有ります。
そうかと思えば甘味のメニューも有ったりします。
なかなかカオスな感じです。
おつまみメニューも有ります。
こうして見ると夜の晩酌にも使えそうです。
なかなかにオールラウンダーなお店です。
卓上にも「ボルシチらーめん」の説明が有ります。
ラーメンの説明から「現地っぽいパン」の説明、卓上調味料の説明も有ります。
最後は食べ方ですが、ラストは「もう知りません」になっています(笑)。
もんじゃ焼き屋さんでも有るので、座敷の卓は鉄板の上に蓋がされています。
卓上には箸と蓮華、お手拭き、胡椒、ディルウィード、粉吹き芋が置かれています。
ディルウィード、粉吹き芋が卓上調味料なのは初めて見ました。
待つ事10分程で「ボルシチらーめん(醤油)」が到着。
牛ほほ肉、玉ねぎローリエ、サワークリーム、分葱が載っています。
スープの色的に、醤油の方がラーメンっぽいビジュアルです。
まずはスープから。
シンプルに牛ほほ肉を茹でた汁にトマトや玉ねぎローリエを加えたスープ。
カエシは煮干しベースの醤油と塩の2種で、仕上げに鶏油を加えたものだそうです。
不死鳥カラス氏の代名詞「傾奇者」を使用した加水率高めの平打ち麺。
歯切れの良さと、サワークリームの混ざり方で味が変化するとの事。
牛ほほ肉のソテー。
出汁も牛ほほ肉なので、スープととても相性が良いです。
ボルシチの重要な出汁であり、ビーツやトマトとも良く合います。
ビーツ。
やっぱりコレが無いとボルシチっぽくならないと思います。
逆に言えばコレが有る事でボルシチになっているとも言えます。
玉ねぎローリエ。
ボルシチに定番のキャベツが入っていない「ボルシチらーめん」ですが、この玉ねぎローリエのお陰でかなりボルシチっぽくなっています。
玉ねぎ自体の味も有って、ボルシチらしさを出す重要な具材です。
麺とビーツをいただきます。
確かに歯切れが良い麺で、まだサワークリームを溶く前でパツンとした食感と酸味の有るスープでパスタっぽい感じです。
ビーツの味と食感がボルシチらしさを出しています。
玉ねぎローリエと麺をいただきます。
歯切れの良い麺と、柔らかく煮られた玉ねぎローリエの食感が良い感じです。
酸味と甘みのスープが麺と玉ねぎローリエに良く合います。
「現地っぽいパン」も来ました。
ボルシチに良く合わせられる「パンプーシュカ」と言うニンニクディルバターを載せたパンっぽいので「現地っぽいパン」なのだそうです。
「現地っぽいパン」は煮干しディルバターなので「パンプーシュカ」では無いとの事。
サワークリームを溶いて、麺をいただきます。
「サワークリームを溶くと、麺の味が変わる」と言うのは本当の様です。
スープの甘みと酸味にサワークリームの厚みとコクが加わって、トマトパスタがクリームパスタになる様な味の変化が有ります。
サワークリームによる味の変化は確かに大きいです。
説明書きに有る「彼(サワークリーム)に触れると全てを自分の世界に引き込みます。注意です。」は本当です。
混ぜる前は「醤油ラーメン」の輪郭が見えますが、混ぜると完全に吹き飛びます。
「現地っぽいパン」をスープに浸してみます。
「パンプーシュカ」と言うニンニクディルバターを載せたパンをイメージした「現地っぽいパン」。
煮干しディルバターを塗った「現地っぽいパン」は、それだけ食べても美味しいです。
「ボルシチ」風のスープに浸していただきます。
サワークリームを溶いた後の、クリーミーさとコクが加わったスープはまさに「ボルシチ」そのもの。
そのスープが浸みた「現地っぽいパン」は煮干しの風味が旨さをグーンと底上げしてくれます。
しかし、この浅草開化楼の不死鳥カラス氏の代名詞「傾奇者」を使用した加水率高めの平打ち麺の旨さも素晴らしいです。
加水率高めでもこの歯応えで、パスタっぽい感じが「ボルシチ」風のスープにとても良く合います。
サワークリームを溶いた後の味が、この麺にドンピシャに合っていて素晴らしい完成度です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
底の方にはビーツが有って、これをいただくと「ボルシチ」らしさが際立ちます。
サワークリームでクリーミーさとコクを加えたスープが激ウマです。
ここで慌てて卓上の「粉吹き芋」を食べてみます。
粉吹き芋と「ボルシチ」風のスープにディルウィードもとても美味しいです。
マッシュポテトと「ボルシチ」も合うので、この組み合わせも美味しいです。
と言う訳で、完飲&完食です。
「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」さんの「ボルシチらーめん」+「現地っぽいパン」でしたが、とても美味しくてラーメン専門店にも負けない旨さでした。
トマトとビーツの味と酸味と甘みがなかなか本格的で、玉ねぎのローリエも「ボルシチ」らしさを出しています。
この浅草開化楼の不死鳥カラス氏の代名詞「傾奇者」を使用した加水率高めの平打ち麺の旨さも特筆モノです。
そして「パンプーシュカ」と言うニンニクディルバターを載せたパンをイメージした、煮干しディルバターを塗った「現地っぽいパン」も美味いです。
サワークリームを溶くと、味がガラリと変わって「醤油ラーメン」からクリーミーでコクの有るスープに変化します。
そのサワークリームを溶いた後のスープに「傾奇者」を使用した加水率高めの平打ち麺が最高に合う様になっています。







