どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は2027年7月7日〜2025年7月12日まで「#新宿地下ラーメン」に出店されていた「秋田香麺会」さんに行って来ました。
「秋田香麺会」は、秋田県内の4店舗、横手市の【香味亭】、にかほ市の【湯の台食堂】、秋田市の【夜来香】、秋田市の【Ramen Ao】のコラボです。
「秋田特製らーめん」は秋田名物の「比内地鶏」のスープに「とんぶり」や「だまこ」が載った「秋田スペシャル」な一杯。
ちなみに「だまこ」とはお米を丸めた「きりたんぽ」に似たものですが、「きりたんぽ」とは形状や焼かない製法が異なっています。
その他にも秋田名物「いぶりがっこ」も使われていて秋田名物がてんこ盛りの一杯になっています。
今回は仕事帰りに立ち寄りました。
なかなか行かれない場所にある銘店が出店してくれるのでとてもありがたいです。
出店スケジュールはX(旧Twitter)で確認する事が出来ます。
「秋田香麺会」の、にかほ市の【湯の台食堂】佐々木店主 、横手市の【香味亭】阿部店主、 秋田市の【Ramen Ao】小野寺店主です。
秋田市の【夜来香】佐藤店主はこの写真には載っていません。
にしても、秋田のラーメン界のスタープレイヤー揃い踏みという感じです。
メニュー看板。
秋田名物の「比内地鶏」のスープに「とんぶり」や「だまこ」が載った「秋田特製らーめん」以外にも、秋田名物をふんだんに使ったラーメン/サイドメニューです。
「杜仲豚(とちゅうとん)と新玉ねぎの生姜焼き丼」もとても心惹かれます。
まずはタッチパネル式の券売機で食券を購入します。
「杜仲豚(とちゅうとん)と新玉ねぎの生姜焼き丼」もとても心惹かれましたが、具沢山な秋田名物の「比内地鶏」のスープに「とんぶり」や「だまこ」が載った「秋田特製らーめん」なので、単品にしました。
こちらはキャッシュレス決済オンリーなので、PayPayで支払いました。
「秋田香麺会」の横断幕。
奥の壁に飾られていますが、かなりの大きさです。
黒地に金文字で重厚感が有ります。
待つ事10分少々で「秋田特製らーめん」が到着。
「比内地鶏」のスープに麺が見えない程の具材で盛り沢山な感じです。
半分に切った味玉に載った「とんぶり」や、「きりたんぽ」に似た「だまこ」が目を惹きます。
まずはスープから。
秋田名物「比内地鶏」のスープは、魚介出汁の風味と旨さも感じられます。
秋田名物「しょっつる」が使用されているのかもしれませんが、旨みとまろやかさが有ります。
中太平打ち麺。
このスープに中太平打ち麺は意外でしたが、スープの味が思いの外塩味が有るので、これ位の麺の方が合うのかも知れません。
これが細麺ならスープが絡み過ぎて塩っぱく感じそうなので、スープに合わせた選択なのかも知れません。
大きな低温調理チャーシュー。
これも「杜仲豚(とちゅうとん)」なのでしょうか、癖の無い味で脂がクドさを感じさせません。
スープの塩味に合わせたのか、薄味の仕上げでスープや麺と合わせると美味しいです。
大きめのワンタン。
フワフワの皮とたっぷりの餡が美味いです。
「雲呑」の名に相応しい、溶ける様な皮の食感がとても良いです。
「だまこ」。
「だまこ」はお米を丸めた、「きりたんぽ」に似たものです。
「きりたんぽ」とは形状や、焼かない点が異なっています。
たっぷり載った細めのメンマ。
スープの味にとても良く合う味付けです。
麺と太さは近く口当たりは同様ですが、適度な歯応えが有って美味しいです。
たっぷりのネギ。
クリアでキリッと引き締まった味のスープにネギの風味がとても良く合います。
オーソドックスな小口切りですが、鮮度が良いのかシャキシャキ感も風味もバッチリです。
メンマと麺をいただきます。
太さは近く、口当たりは似ていますが、食感が全然違うので面白いです。
味もスープに合わせた味で、全体的な統一感も有ります。
たっぷりのネギと麺をいただきます。
「比内地鶏」と魚介の風味のスープにネギの辛味と風味がとても美味しいです。
シャキシャキなネギの食感と麺の食感の違いも楽しめます。
大きなワンタンはボリューム的にも満足の行くトッピングです。
これだけ大きいと、存在感も凄いです。
フワフワの皮とたっぷりの餡のコントラストも良い感じです。
チャーシューで麺を包んでいただきます。
見た目と違ってパンチの有るスープなので、チャーシュー+中太麺に負けていません。
魚介出汁の旨みがチャーシューの旨みにとても良く合います。
スープに「いぶりがっこ」が入っていました。
仄かなスモーク感を感じたのはコレの様です。
出汁としての「いぶりがっこ」は燻製&乾物の旨味でじんわり美味いです。
「だまこ」。
秋田名物「だまこ」は「だまこ鍋」として食べられる事が多い様です。
「比内地鶏」の出汁に鰹出汁とキノコの出汁で煮た「だまこ鍋」の様な感じではないかと思います。
半分に切った半熟味玉に「とんぶり」を載せたもの。
「畑のキャビア」と言われる「とんぶり」のプチプチ感と半熟味玉の味がとても美味しいです。
ちなみに「とんぶり」は加工が難しいことなどから、秋田県大館市のみで栽培・生産されているそうです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
「比内地鶏」に魚介の出汁、隠し味の「いぶりがっこ」の仄かな薫香と漬物の旨味が見事に調和しています。
秋田名物の食材とは言え、異なる味をここまでまとめ上げられる技量には感服します。
と言う訳で、完飲&完食です。
「秋田香麺会」の「秋田特製らーめん」でしたが、秋田名物を散りばめながら、ちゃんと統一感も出している見事な一杯でした。
「比内地鶏」と「しょっつる」をイメージした魚介出汁に「いぶりがっこ」を隠し味に使ったスープは、見た目と違って塩味が強めでパンチの有る味です。
合わせられた平打ち中太麺は低加水っぽい食感の麺で、スープに負けない味と食感の麺です。
トッピングの低温調理チャーシューや大きなワンタン、秋田名物「だまこ」、「とんぶり」を載せた半熟味玉に細めのメンマ、たっぷりのネギと、具材も秋田オールスターです。
1つ1つは個性豊かな食材ですが、それを1杯のラーメンとしてまとめ上げる技量は素晴らしいです。
まして4店舗のコラボでコレですから、本当に素晴らしいと思います。







