どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は久しぶりに、「中華そば 鴨福」さんに行って来ました。
三井田店主は2025年10月6日にクラウドファンドで立ち上げた「中華そば 炎」をオープンしました。
と言う事は、「中華そば 鴨福」さんを回してくれるスタッフさんがいると言う事で、2024年5月15日の「中華そば 鴨福」オープンから僅か1年ちょっとで2号店オープンは凄いです。
「中華そば 炎」のオープンで「中華そば 鴨福」さんの方は少し落ち着いたと思うので、訪問してみました。
予想通り、オープン直後から続いていた行列も大分緩和されていました。
並び方や券売機での食券の購入の説明も有ります。
「中華そば 鴨福」さんはオープン以来ずっと行列店だったので、こう言うノウハウもかなり得られたのでは無いかと思います。
券売機の位置も、オープン当初の店内左手から入口外へと変わっています。
入口横の掲示。
オープン当初は営業時間位しか貼ってありませんでした。
今は営業カレンダーやメニュー、注意書き、TablecheckのFast Passの説明書きも有ります。
入口横の券売機で食券を購入します。
横に両替機も有って完璧です。
未食の「特製中華そば 塩」と、「鴨丼(ハーフ)」にしました。
「中華そば 鴨福」さんの特徴である、トレイの上の「使用食材」の説明書き。
見易いし、待っている間に読めるし、衛生的だし、とても良いアイディアだと思います。
これを読みながらラーメンが出来るのを待ちます。
「特製中華そば 塩」と「鴨丼(ハーフ)」が到着。
「特製」の具材は別皿提供になっています。
「鴨丼(ハーフ)」用のタレと卵黄も具材と一緒に載っています。
「特製中華そば 塩」。
以前いただいた「特製鴨の中華そば(醤油)」と違って三層麺では無い様です。
サッパリ系の塩味スープだけに、麺が勝ち過ぎてしまうからでしょうか?
「鴨丼(ハーフ)」と具材の皿に載ったタレと卵黄。
「鴨丼(ハーフ)」には元々タレが掛かっているので、鴨肉を食べた後にTKGとしていただくのが良いかも知れません。
山葵とネギも載っているので、ラーメンスープでお茶漬けも良さそうです。
まずはスープから。
天然羅臼昆布 黒走・伊吹いりこ・うるめ煮干し・岩手がも・国産丸鶏などのスープに、クリスマス島の塩や「ぬちまーす」などのブレンド塩・福来純長期熟成本みりん・大和川酒造店蔵の素・貝類各種乾物などのタレを合わせて有ります。
香味油は岩手がも脂・マグレカナール脂などを使用しており、以前いただいた「特製鴨の中華そば(醤油)」とは全く異なる淡麗な味わいです。
麺は自家製麺の平打ち麺。
モッチリ食感で、淡麗な塩味スープにとても良く合います。
醤油味スープの三層麺とはまた違う、淡麗系に合う麺です。
香ばしく焼き上げられた豚肩ロース辺りのチャーシュー。
炭火で炙って提供されるので、とても香ばしいです。
焼き上げ加減も絶妙です。
こちらはバラチャーシューっぽいです。
これも炭火で炙られていて、香ばしいです。
バラ肉らしい、脂の甘みと肉のバランスが良い感じです。
大きめのワンタン。
餡がたっぷり詰まった大きめのワンタン。
モチモチの皮もとても美味しいです。
材木メンマ。
以前いただいた「特製鴨の中華そば(醤油)」では炭火で炙った香ばしいメンマでしたが、これは炙っていない様です。
醤油スープの香ばしさや甘みの有るパンチの効いた味と、淡麗系の塩味スープでは合う味も変わって来ると言う事でしょうか。
紫キャベツのスプラウト。
カイワレと良く似ていますが、カイワレの様な辛味は無く、シャキシャキ食感とキャベツの様な風味が有ります。
彩りとしてもとても良い感じです。
モチモチ食感の麺とシャキシャキ食感の紫キャベツのスプラウトがとても良いです。
淡麗な塩味スープは鴨の芳醇な旨みが感じられて、至福の旨さです。
主張し過ぎない麺と薬味が絶妙です。
小松菜と麺をいただきます。
淡麗な塩味スープは小松菜にとても良く合います。
小松菜の茹で加減も絶妙です。
炭火で炙った鴨ロースト。
目の前で炙っているので、その香りも食欲をそそります。
香ばしい風味と鴨肉特有の風味がとても美味しいです。
「桜姫鶏むね肉チャーシュー」。
柚子胡椒を添えていただくととても美味しいです。
炭火で炙った香ばしさがとても良いです。
材木メンマと麺をいただきます。
ザクザク食感の材木メンマとモッチリ食感の麺がとても美味しいです。
淡麗な塩味スープにとても良く合います。
炙った肩ロースチャーシューと麺をいただきます。
香ばしく炙ったチャーシューの風味がとても良いです。
淡麗な塩味スープとチャーシューがとても良く合います。
炙った肩ロースチャーシューに粒マスタードを添えていただきます。
粒マスタードの辛味と酸味が炙った肩ロースチャーシューにとても良く合っていて美味しいです。
脂と肉の比率も絶妙です。
「鴨丼(ハーフ)」をいただきます。
まずはそのまま、炙った鴨肉とタレでいただきます。
これだけでも至福の旨さです。
続いて卵黄と醤油タレを掛けてTKGに。
もう、このビジュアルだけで旨そうです。
山葵やネギも、卵黄を絡めた鴨丼(ハーフ)にとても合いそうです。
卵黄を絡めた鴨丼(ハーフ)をいただきます。
甘みの有る醤油と卵黄のコクと旨みでとても美味しいです。
正直、ラーメン店でのサイドメニューの中では旨い一杯の一つです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
天然羅臼昆布 黒走・伊吹いりこ・うるめ煮干し・岩手がも・国産丸鶏などのスープは淡麗でまろやかな味です。
香味油に岩手がも脂・マグレカナール脂などを使用しており、鴨の風味が香ります。
と言う訳で、完飲&完食です。
「中華そば 鴨福」さんの「特製中華そば 塩」と、「鴨丼(ハーフ)」でしたが、インパクトの強い「特製鴨の中華そば(醤油)」とは全く方向性が違う味に仕上がっていました。
ベースのスープが同じとは思えない程の仕上がりです。
麺とタレ、薬味やトッピングも異なっているので、受ける印象も全く違います。
しかし一番驚いたのは、あれ程複雑な調理工程を見事にスタッフに伝授出来ている事。
三井田店主でさえ、当初は調理工程が複雑過ぎて1日当たりの杯数を抑えなければならない程だった事を考えると、オペレーションの標準化・簡略化に成功したのだと思います。
そして優秀なスタッフを確保出来た事も大きいと思います。







