どうも、Mormor(もるもる)です!
先日、クルマ繋がりのお誘いで、神楽坂のイノベーティブ「SECRETO」に行って来ました。
SECRETO(セクレト)= 秘密
シェフ薮中の地元石川県能登の食材を中心に季節を感じるこだわりの素材とクリエイティブなお料理、スタイリッシュな空間、好奇心を超える体験。
一斉スタートで、こだわりのコース料理とそれに合わせたお飲み物を五感でご堪能ください。
閑静な住宅地にあるドアを開けると、そこには…。
(食べログSECRETOページより)
名前の通り、秘密の隠れ家的なお店です。
グルメなクルマ繋がりの方が、予約困難なコチラを押さえてくれました。
こう言う機会でも無いとなかなか行かれないので、とても感謝しております。
入口を入ってすぐに、お会計です。
前払い制なので、ここで支払いをします。
藪中シェフのフィギュアやオブジェが沢山有ります。
壁一面にサインが沢山有ります。
ちなみにコチラはBarになっている様です。
この日は貸切だったので、此処が受付後の待合場所でした。
奥のレストランスペースに移動して席に着きます。
着席すると、しばらくして照明が落ちて音楽が始まります。
レーザー光線とスモークの演出は、まるで舞台を観ているかの様です。
スモークが出て来てレーザー光線が踊り、大音響の音楽のオープニングです。
ネットに「劇場型レストラン」と言う表現がありましたが、なるほど劇場型です。
これが閑静な住宅街に有ると言うのが、ちょっと信じられない感じです。
スモークとレーザー光線の中から薮中章禎オーナーシェフが登場。
滑らかな口上で、ちょっとユーモアを交えてご紹介です。
シェフは割と寡黙で内気な方が多いですが、とても社交的な方の様です。
この日のコースメニュー。
藪中シェフの出身地で有る石川県能登の食材をメインに、フレンチ、スパニッシュ、中華、和食と多彩なメニューです。
「SECRETO」だけに「秘密の」と付くメニューも有ります。
ペアリングはアルコール/ノンアルコールが有ります。
それぞれ料理に合わせてセレクトされた様々なドリンクが用意されています。
しかし、コレ全部飲んだらヘベレケになりそうな予感がします・・・。
藪中シェフに促されて、乾杯から入ります。
この日は誕生会と言う事も有って「お誕生日おめでとうございます」で乾杯です。
こう言う場所で誕生会が出来るって素晴らしいです。
アミューズは「秘密のハート」。
非常に薄いチョコレート(?)の中にフルーツソースが入っていますが、ひとつまみで口に放り込まないと手の中で溶けてしまいます。
「能登の春・蕗の薹・チーズ」。
春の食材である蕗の薹を使った一品。
蕗の薹のビター感とチーズのコクと旨みが絶妙に合っていて美味しいです。
「秘密の生ハム」。
この為にスライサーを購入したとの事ですが、装飾品の様に美しいスライサーは恐らくイタリアのパルマの「Tamagnini」製のスライサーでは無いかと思います。
薄さもさることながら、切断面の滑らかさがすばらしく、切り方でも味は変わるのだと驚きました。
コチラの名物、「液体窒素」。
−196°の極低温液体で、「マイナス40℃の世界ではバナナで釘が打てます」と言うモービル社のMobile1と言うオイルのコマーシャルを思い出します。
コレを知っている人は間違いなく50代より上ですね。
液体窒素でフォアグラを凍らせて、グレーターでフレンチトーストの上にすりおろします。
フォアグラも色々な料理を見て来ましたが、流石に液体窒素凍らせて、グレーターですりおろしたのは初めて見ました。
急速冷凍で劣化を防ぎつつ、すりおろす事で今までに無い食感を出すと言う発想が凄いです。
「フォアグラフレンチトースト」。
「世界一軽い食感のフォアグラ」と言う藪中シェフの説明が分かる、雪の様に口の中で溶ける感じです。
フレンチトーストの甘いシロップとフォアグラの濃厚さが見事に調和しています。
「能登七面鳥・桜海老・葱」。
何とまさかの七面鳥と桜海老のスープのラーメンです。
七面鳥のスープは鶏より脂が濃厚で、桜海老の香ばしさと麺の全粒粉の香ばしさ、そして白髪ネギの風味でバランスを取っています。
「パオ・能登猪・高菜・ビタミン大根」。
小さな「イチゴクリームソーダ」が添えられています。
長崎の「角煮まんじゅう」を彷彿とさせる一品です。
バーガー袋に入れていただきます。
猪肉は臭みも無く、柔らかくて脂が乗っています。
高菜とビタミン大根(青長大根)が脂のクドさを抑えてスッキリさせてくれます。
「能登太刀魚・ピストゥ・木の芽・セリ」。
能登産の太刀魚を使った一品。
ピストゥと木の芽やセリが春を感じさせてくれる一皿です。
オレンジワインにバブルドームのコールドスモークを乗せていきます。
こう言う演出はスペイン「エル・ブジ」っぽい感じがします。
「フランスオレンジワイン ラングドック」。
バブルが弾けるとスモークが香ります。
オレンジワインのフルーティーな味と柑橘の爽やかさが美味いです。
「シストロン産仔羊・菜花・みかん」。
シストロン産の仔羊肉のローストに菜の花が添えられています。
みかんのペーストの酸味がとても爽やかで美味しいです。
「能登牛プレミアムイチボ・西京味噌・根セロリ・こごみ」。
能登牛のイチボに西京味噌とこごみ、根セロリが添えられています。
西京味噌の甘みとまろやかさにこごみ、根セロリが春の味覚を添えています。
エディブルフラワーが入ったサラダ。
これも春を感じる彩りと味です。
ビネグレットソースも美味しいです。
バターのエスプーマ。
ホイップバターですが、軽やかさと濃厚さと言う相反する要素を併せ持っています。
エンターテイメント性も有って、目で見て楽しめます。
液体窒素を用いたパフォーマンス。
テーブルの上に液体窒素を垂らすと、粒状の液体窒素が走り回って気化して消えています。
藪中シェフは液体窒素の中に指を入れたりしていましたが、瞬間なら大丈夫なのかも知れません。
「土鍋ご飯・金目鯛・生姜・そら豆・友子の山椒」。
生姜香る金目鯛の炊き込みご飯に、そら豆が添えられています。
山椒の爽やかな風味とそら豆が春らしさを感じさせます。
土鍋ご飯と「かきたま汁」。
やはり日本人としては「ご飯」ですね。
ご飯に汁物が有ると嬉しいです。
「SECRETO」とくり抜かれた昆布。
こう言う所にもアソビ心を忘れないサービス精神が行き届いています。
まさに「魂は細部に宿る」といった感じです。
「ココナッツ・バナナ・蕗の薹」。
液体窒素入りのボウルで作ったジェラート。
バナナの甘みと蕗の薹のビターな風味に、ココナッツの食感と香ばしさが美味しいです。
この日は「お誕生会」のSpecialデザート。
誕生日を迎えられた方に提供されました。
ちゃんとロウソクも立っています。
「シガータイム」。
クリームの詰まったシガーロールがホンモノの葉巻のシングルスロットの灰皿に乗っています。
ラベルに「SECRETO CIGAR」と書かれている辺りも細かい演出です。
「Fumie タイム」。
藪中シェフの奥様、冨美枝さんの用意したプレゼントが当たる抽選会。
カラフルなリボンの先に番号が有って、景品が当たります。
ワタシの番号札は「1」。
コレは別に1位と言う訳では有りません。
あくまでも景品番号①です。
で、ソレは何かと申しますと…。
藪中シェフが実演してくれました。
液体窒素で凍らせたマシュマロを口に入れて噛んで、鼻から息を出すと…と言う体験です。
フィナーレのご挨拶と共に藪中シェフも退場して、閉会。
宴の後、奥のスクリーンには「ARIGATO!!」の文字が浮いています。
隅々まで考えられた演出が素晴らしいです。
目で見て、耳で聞いて、舌で楽しめる劇場型レストラン。
しかも、料理も飲み物も器も、そしてそれを提供する方法まで、エンターテイメントを追求し、細部までキッチリ仕上げられています。
まさに「魂は細部に宿る」と言う言葉を具現した様な「SECRETO」。
素晴らしい体験をさせていただき、藪中シェフと奥様の冨美枝さんを始めとするスタッフの方々に、本当に感謝です。
お招きいただいたお方、一緒に体験させていただいた方々にも感謝します。







