あの佐野実氏の系譜が相模原に有った!:支那そばや 相模原店
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どうも、Mormorです!

 

今日は偶々ネットで相模原にあの佐野実氏の「支那そばや」の暖簾分け店が有る事を知って、「支那そばや 相模原店」に行って来ました。

お店の窓にも「佐野実から継承された味」と貼ってあります。

 

 

 

相模原駅から横山へ向かう通りから一本脇に入った所に有ります。

この看板が有るので分かります。

 

 

 

駐車場はお店の両脇に1台づつです。

火曜定休で、月曜は昼のみ、水〜日は11:00〜14:30、18:00〜20:00の様です。
祝日は火曜日でも営業する様です。

 

 

 

 

店内はモロに昭和の雰囲気。

券売機は無く、注文制です。

 

 

 

とりあえずコの字のカウンターの左奥に座ってメニューを見ます。

やっぱり「支那そばや」と言えば醤油味ラーメンでしょうか。
ワンタン好きだから「ワンタンメン」にしました。

ここは面白い事に先払い制で、注文時に支払います。

 

 

 

「旨辛らーめん」なるメニューもあります。

どうやら一味トッピングの様です。
「汗拭きタオル貸します」は面白いサービスですね。

 

 

 

卓上調味料など。

胡椒はテーブル胡椒とペッパーミルに入ったブラックペッパーの2種。
七味と酢も有ります。

レンゲ入れが横浜ラーメン博物館の「支那そばや」と似た形です。

 

 

 

ちなみにこちらが横浜ラーメン博物館の「支那そばや」。

IMG_6625S.jpg

色は違いますが形がそっくりです。
ペッパーミルも同じですね。

 

 

 

佐野実氏と店主さんの写真が飾ってあります。

大分昔の写真の様で、現在の店主さんは大分白髪になっています。

 

 

 

佐野実氏と言えば麺に対する拘りが有る方ですが、やはり「支那そばや」らしく北海道産小麦を使用した自家製麺は小笠原産自然海塩・名古屋コーチンの卵・内モンゴル産かん水など、拘りの材料を使用している様です。

どんな麺なのか楽しみです。

 

 

 

 

待つ事7〜8分で「ワンタンメン」が着丼。

比較的醤油の色が薄めのスープです。

 

 

ちなみにこちらが新横浜ラーメン博物館内の「支那そばや」の「ミニ醤油らぁ麺」。

IMG_6627S.jpg

スープの色が心持ち濃い目な事がわかります。

 

 

 

まずはスープから。

見た目の通り、醤油の味よりも出汁の味、しかも動物系の味が先に来ます。
続いて魚介の風味、最後に醤油の風味です。

ちなみに僅かながら八角の様な中国系香辛料の風味が有ります。

 

 

新横浜ラーメン博物館内の「支那そばや」の「ミニ醤油らぁ麺」のスープはこんな感じ。

IMG_6628S.jpg

相模原店のスープより透明度が高く、醤油が濃いです。
実際、味の方もたまり醤油の様な深みの有る醤油味がします。

 

 

 

拘りの麺。

細麺でフスマが練り込まれており、小麦の風味がします。
茹で加減は正にジャストな感じで、程良い歯応えとコシが有ります。

 

 

 

新横浜ラーメン博物館内の「支那そばや」の麺はこんな感じ。

IMG_6629S.jpg

やはり同じ位の細麺で、フスマのツブツブが見えます。
茹で加減は硬めでコシの強い麺でしたが、味の方向性は近いです。

 

 

 

大きなバラ巻きチャーシュー。

厚さは3mm程で、柔らかくてバラバラになってしまうので箸で持ち上げる事が出来ず、上に引っ張り出して写真を撮りました。

しかしこれだけ柔らかいのに、食べるとしっとり感が有ってちゃんと肉を食べている感が有ります。

 

 

 

新横浜ラーメン博物館内の「支那そばや」のチャーシュー。

IMG_6632S.jpg

やはりバラ巻きチャーシューですが、こちらはやや小ぶり。
煮加減も少し短めで、肉感がしっかり残っています。

 

 

 

ワンタン。

割と大き目のワンタンが5〜6個入っています。
比較的柔らかめに茹でられていて、餡も結構入っています。

やはり醤油ラーメンにワンタンは合います。

 

 

 

トッピングのメンマ。

かなり入っていて、味付けが絶妙で、しかも柔らかいです。
サクサク食感も有り、箸休めとしても、麺と一緒に食べても美味しいメンマです。

酒のつまみにしたら最高ですね。

 

 

 

九条ネギ。

柔らかくて味の良い九条ネギ。
これが載っているラーメンは大抵美味いです。

 

 

 

トッピングの海苔。

大きさは東京ラーメンと同じ位ですが、割に厚手で家系の海苔の様な感じです。

 

 

 

いつもの様にスープに浸して麺を包んで頂きます。

しっかり磯感が有って美味いです。

 

 

 

 

しかし何気に麺量が多いです。

道理でラーメンに(小)サイズが有る訳です。
「ワンタンメン」なのでワンタンも5〜6個入っていて結構なボリュームです。

 

 

 

やっと麺と具を完食。

改めてスープを味わいます。
やはり新横浜ラーメン博物館内の「支那そばや」の「ミニ醤油らぁ麺」のスープとは全く違う方向性で、醤油よりも出汁が前面に出て来るタイプのスープです。

しかも動物系の出汁がメインで、どちらかと言えば強く主張しないスープです。
麺を食べさせるためのスープだと言う事が出来ます。

 

 

 

と言う訳で完食。

今まで存在を知らなくて、初めて来ましたが、良い意味で佐野実氏の「支那そばや」とは違う一杯でした。

RO水の使用や内モンゴル産かん水など、材料への拘りや、全ての麺や具材が自家製になっているなど、佐野実氏の拘りは随所に生きていますが、スープの方向性は明らかに違っており、ちゃんと個性が出ていると思いました。

ボリュームも多くてその面での不満は出ないものと思われます。
ただ、拘りの結果お値段的には少々高めな領域なので、「支那そばや」という名前で佐野実氏のラーメンを想像してしまうと不満に思う方もいるかもしれません。

個人的には過度に主張する事なく、麺を食べる事に特化した様なこの味は嫌いではありません。

優しい味が好きな人なら、この味が気に入ると思います。

 

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