圧巻の多層的旨味と味変のマジック:Japanese Soba Noodles 蔦

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どうも、Mormorです!

 

今日はTwitter情報で、限定の「クラブSoba」が提供されるとの事で、「Japanese Soba Noodles 蔦」に行って来ました。

1月10日は、大西店主が敬愛するデヴィッドボウイの命日という事で、「蔦よりデヴィッドボウイに愛を込めて。」との事。

 

 

 

 

10:30頃到着で、20名程度の並び。

昨年のソフトオープン初日に比べれば、全然少ない方です。

 

 

 

 

昨年のソフトオープン初日には無かった、並び位置を示す掲示とポールが立ちました。

ランチ営業するお隣のお店への配慮です。

 

 

 

 

営業時間は当面11:00〜17:00、定休日は木曜日になった様です。

スタッフ募集の張り紙も有ります。
Twitterでも募集していました。
ラーメン業界は人手不足と言われているので、どこのお店も苦労されている様です。

 

 

 

 

本日のメニュー。

昨年のソフトオープン初日のメニューに加えて、本日の限定「クラブSoba」¥2,000が載っています。

 

 

 

 

そう言えば、この暖簾も巣鴨時代の短い暖簾から長い暖簾に新装されたのですね。

まだ真っ白で綺麗です。

 

 

 

 

暖簾を潜ると、上の方に「Welcome to the Wonderful World」の文字。

昨年のソフトオープン初日の時は舞い上がっていて写真を撮り損ねましたが、新生「Japanese Soba Noodles 蔦」に相応しい言葉です。

 

 

 

 

階段から見える、地下に有るお店のキッチン。

昨年のソフトオープン初日の時は置いていなかった麺箱が載っています。
大西店主が自ら丼を洗っていました。

 

 

 

 

これも昨年のソフトオープン初日の時は舞い上がっていて気付かなかった(?)、コンセプトの掲示。

「Japanese Soba Noodles 蔦」に来るといつも思うのですが、「ラーメン」という範疇を超えて、フレンチやイタリアンを食べに来た様な気分になります。

 

 

 

 

これも昨年のソフトオープン初日の時は舞い上がっていて写真を撮り損ねた、カウンター後ろの「飯田商店」、「とみ田」、「Japanese Soba Noodles 蔦」の名前の入った額と、受賞した盾の数々。

TRYは辞退している様ですが、ミシュランガイド東京ではラーメン店にして4年連続一つ星を獲得しています。

 

 

 

 

昨年のソフトオープン初日の時はテーブル席も使っていましたが、今日はカウンターのみの営業の様です。

グランドオープンの暁には、テーブル席も使える様になるので、待ち時間が短くなるかも・・・列も伸びそうですが・・・

 

 

 

 

偶然にも昨年のソフトオープン初日の時と同じ、カウンターの一番奥の席でした。

代々木上原に移転してからは2回連続です。

 

 

 

 

お食事メニューとドリンクメニュー。

食事は「クラブSoba」と決めていたので、「クラブSoba」¥2,000を、ドリンクはこの後所用が有るので水でお願いしました。

 

 

 

 

メニューが下げられて、水が出て来ます。

レストラン的な感じです。

 

 

 

 

待つ事7〜8分で「クラブSoba」が着丼。

見た目の美しさも「Japanese Soba Noodles 蔦」の特徴です。

 

 

 

 

「クラブSoba」のアップ。

サワークリームとマスタードシードがどんな風に味を変えるのか、興味津々です。

 

 

 

 

まずはスープから。

花咲蟹と鶏と数種類の野菜でとったスープとの事ですが、蟹で出汁をとった時に出易い臭みが一切無く、鶏の旨味と蟹の旨味が絶妙に合わさって、旨味を引き出しています。

 

 

 

 

麺は自家製麺の中太麺。

茹で加減は丁度良い加減で、適度なコシと歯応えが有り、小麦の風味がする美味い麺です。

 

 

 

 

サワークリーム。

控えめな酸味とクリーミーな味で、おいしいサワークリームです。
これをスープに溶くと、サワークリームのクリーミーな味が加わって、スープによりコクが出ます。

 

 

 

 

調味料などに漬け込んだと言うマスタードシード。

マスタードの酸味がピクルスの様な感じになって、マスタードの辛味よりもマイルドな感じになっています。
これをスープに解いて麺と一緒に頂くと、酸味とマスタード特有の風味が加わり、複雑な味になります。

もはや味のマジックと言うべき変化で、大西店主のセンスを感じさせる圧巻の味です。

 

 

 

 

花咲蟹とトマトの「トマトクラブクリームソース」。

惜しげも無く花咲蟹の身が使われた、クリームソースにトマトの旨味が加わり、芳醇な旨さを出しています。

 

 

 

 

サワークリームが載っている小さなチャーシュー。
以前「醤油Soba」に載っていたイベリコ「ベジョータ」と同じ肉でしょうか?

サワークリームが載っているので、スープにサワークリームを溶いてから頂きます。
脂の甘みが有って、丁度良い味付けです。

 

 

 

 

薄切りのロースチャーシュー。

もしかして以前「醤油Soba」に載っていた「ガリシア栗豚」でしょうか?
薄切りなのにしっとりとしていて肉感の有るチャーシューです。

 

 

 

 

麺を殆ど食べ終えた時点で、底の方に穂先メンマを発見。

「醤油Soba」も穂先メンマでしたが、柔らかくて適度な味で、食感も楽しめます。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

本当はスープを飲み干したい所でしたが、塩分を考えて断腸の思いで諦めました。

花咲蟹と鶏と数種類の野菜でとったスープだけでも、多層的な旨味を楽しめますが、サワークリームでコクと柔らかな酸味を増し、マスタードシードのフルーティーな酸味と独特の風味で複雑さを増した風味は、「醤油Soba」の黒トリュフオイルとバルサミコ酢のペーストを超えた味変のマジックと言うに相応しい味です。

「Japanese Soba Noodles 蔦」でラーメンを食べたのは、巣鴨時代の「チャーシュー味玉醤油Soba」と、昨年のソフトオープン初日の時に食べた「黒トリュフ醤油Soba」+「シャモロック味玉」に続いてまだ3度目ですが、明らかに味の複雑さと旨さが増している気がします。

特に今回の「クラブSoba」は「ラーメン」という枠を超えて、フレンチやイタリアンを食べた時と同じ様な多層的な味のコンビネーションと、味の変化を楽しめる逸品です。

素晴らしい逸品を食べる事が出来て、とても幸せな気分になりました。

 

 

 

 

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