メンタルの話⑤再発を防ぐには?
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メンタルの話④折れたココロは戻らない?」の続きです。

 

●前回までのあらすじ

・鬱病再発のため、止むを得ず服薬治療を開始
・デパスの副作用による眠気のため、プロジェクト途中でリリース
・重要顧客のプロジェクトで居眠りしてクレームを受け、即リリース
・自宅療養に務めるも、服薬を止める所まで行かず
・復職許可が得られず、退職を余儀なくされる

 

 

 

退職する直前に、会社の指示でリワークプログラムを受講しました。
グループワークや振り返り、軽い運動などを通じて自分の受け止め方や考え方を変える事によって、鬱病の再発を防ぎ、社会復帰を目指していました。

各人の捉え方、考え方を皆で討議して、有るべき方向へと進めて行くのは、とても有効だと思いました。

 

 

 

また軽く運動する事や規則的な生活を送る事で、体調も良くなりました。
ただ、個人的にはやはり大きなプレッシャーが掛かった時に再発する可能性は捨て切れないと思いました。

実際、リワークに参加していた復職間近の方が、復職のために会社に行って業務負荷を下げて貰える様に頼みましたが、会社に拒否されてしまい、悩んだ末に鬱病が悪化してしまったケースが有りました。

 

 

 

残念ながら、私の経験上、一度鬱病に掛かった人は、治った様に見えても同じ様なシチュエーションや似た様な状況でプレッシャーを受けると、再発の可能性が高くなります。

再発させないためには、極力プレッシャーの掛かる様な状況にならない様に努力するしか無いのではないかと思います。

元の職場に復帰する際は、負荷を下げてもらう様に交渉が必要ですが、可能なら会社と直接交渉では無く、労働組合経由や、労組が無い会社の場合は弁護士を挟むなどした方が良いかもしれません。

 

 

 

一番良いのは、負担が掛からない様な業種・職種に変わる事ですが、一般的には長年やって来た仕事が一番慣れている上にスキルも高いので、そうそう業種・職種を変える事は出来ません。

なので、少しでも負荷を下げられる様に交渉する事が重要だと思います。
その際、多少給与が下がるかもしれませんが、再発してクビになるよりはマシです。

 

 

 

私の場合はと言うと、「本当は怖い心臓とストレスの関係:拡張型心筋症の話①」で書いた通り、ストレスから拡張型心筋症を患ってしまい、元の業種・職種で働く事は事実上出来なくなりました。

止むを得ず、在宅で出来る仕事にシフトしています。幸いにもIT関係の仕事に就いていたため、リモートワークが可能な仕事なら対応出来るので、スポットで働く形にしています。

しかし必ずしもそう言ったスキルをお持ちとは限りませんので、兎に角過度のプレッシャーが掛からない様に工夫する事が必要だと思います。

 

 

 

 

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