987ケイマンSの事:その30
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

前回の続きです。

 

 

クルマ好きには2つのタイプが居ると言われています。

某有名クルマ漫画のセリフにも、

昔からよく言うだろ、クルマ好きの2つのタイプ 血液にガソリンが流れてるタイプとオイルが流れてるタイプ━━━ つまり走り系とイジリ系てトコか

と言うセリフが有ります。

 

 

自分をコレに当て嵌めてみると、両方なんです。
走る事も好きだけれど、イジるのも好き。
無論、大した事は出来ませんが最低限のメンテナンス位はしますし、簡単な補修なら自分でやります。

 

走る方は、最近は専ら公道でツーリングですが、年に1〜2度位サーキットも走ります。

ただ、自分は“クルマ自体が好きなタイプ”なので、走るのもイジるのもその一環です。

 

 

 

と言う訳で、今回は自分の987ケイマンSに対するスタンスについて書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

④タイヤ/ホイールは18inch

現代のクルマはタイヤ/ホイールがどんどん大きくなり、昔はスーパーカーでも15inchだったものが、987ケイマンSでは18inch/19inchになり、981や後継の718ケイマン(982)では19inch/20inchと拡大しています。

以前、981型のケイマンが出た時に、987型と比較した事が有りました。

 

 

 

 

987Cayman S(18inch)  987Cayman 987Cayman posted by (C)MORMOR

 

 

 

981Cayman  S(20inch) 981Cayman 981Cayman posted by (C)MORMOR

 

 

 

 

2台を重ねて見ると…

   987_981 987_981 posted by (C)MORMOR

タイヤ/ホイールの大きさが大分違う事が分かります。

 

 

 

ウェストラインの差に注目です。 987_981waist_line 987_981waist_line posted by (C)MORMOR

全体的にボディが厚くなった様な印象が有りましたが、やはり20inchを収める為にホイールアーチが大型化している為、ウェストラインが上がっています。

20inchホイールを収める為にボディ形状そのものを変えています。
987ケイマンSで20inchを履く為には、扁平率30%以下の超扁平タイヤにせざるを得ず、乗り心地の悪化のみならず、ハイグリップタイヤではサイズを探すのも難しいです。

またタイヤが薄ければ薄い程運動性能が良いという訳では有りません。

例えるなら、木製やプラスチック製のタイヤを付けたクルマを想像して頂けるとわかると思いますが、タイヤが衝撃を吸収しないとしたら、全ての衝撃をサスペンションで処理しなければならなくなります。

そうなるとどうしても路面への追従性が低下し、却って速く走れなくなってしまいます。

 

 

 

 

実際、市販車のPORSCHE911(991型)は20inch/21inchを装着していますが、レーシングカーの911RやRSRのタイヤ/ホイールは18inchです。

タイヤ/ホイールの拡大はバネ下重量の増大も招きます。
現代のクルマは車重が増えてパワーも上がっているので、ブレーキも大型化していますが、それもバネ下重量に大きく影響します。

 

 

 

コスト的な面も見逃せませんが、987ケイマンSの場合はメーカーが18inchを標準とし、19inchをオプションとしていた事からも、その性能は18inchを基準に作られているものと思われます。

18inchでも19inchでも大した差は無いと思いますが、タイヤとホイールの重量や使用出来るタイヤの種類、コスト、サスペンションとの兼ね合いを考えれば987ケイマンSに最も合っているのは18inchではないかと思っています。

 

 

 

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