西新宿「駄目な隣人」の「PLUS味玉ラーメン」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は所用で都内まで行ったので、西新宿の「駄目な隣人 新宿店」に行ってきました。

株式会社ZOTが手掛けた、「ストリートスタイルラーメン」をコンセプトとしたお店で、素材にこだわり、多種多様なカスタマイズ可能なラーメンと、ラーメン屋とは思えない斬新な内装デザインが特徴のお店です。

 

 

 

 

一般的な看板は出ていないので、初めは通り過ぎてしまいました。

菅野製麺所の看板が無ければ分からなかったかも知れません。

 

 

 

 

こだわりのラーメンと土鍋ご飯が看板メニューの様です。

ラーメンは「SUPREME」(特製)、「PLUS」(味玉ラーメン)、「REGULAR」(醤油ラーメン)の3種、ご飯は土鍋で炊いたご飯「白飯」と「黒毛和牛せいろ蒸しご飯」の2つです。

 

 

 

 

店内はとてもラーメン店には見えない雰囲気です。

昼間なのに夜のBarに入って来た様な雰囲気です。

 

 

 

 

まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

初訪問なので、左上の法則で「SUPREME」(特製ラーメン)¥1,150にしようかと思いましたが、連食予定だったので「PLUS」(味玉ラーメン)¥950にしました。

こちらのウリである「土鍋で炊いたご飯」(白飯)は連食予定のため、止めておきました。

 

 

 

 

卓上メニュー。

入口横の柱に貼られていたメニューと内容は同一の様です。

 

 

 

 

ラーメンの説明。

麺は菅野製麺所の全粒粉を使用した細麺と太麺の2種類の麺。

スープはフレンチシェフが手がけた本醸造濃口醤油とブイヨン・ド・レギュームで作り上げたスープに、生姜をコンフィした油をブレンドしているそうです。

 

 

 

 

豊富な卓上トッピング。

まず目に入るのがお皿に盛られた卵。
食べ放題だそうですが、生玉子なのでどちらかと言えば「土鍋で炊いたご飯」に掛けてTKGにした方が良さそうな感じです。

蓋付きの容器に入っているのは、ニラと唐辛子をオリジナルのスパイスで作り上げた「ニラ胡椒」です。

銀色のスティック状のものは左がブラックペッパー、右が元禄12年(1699年)創業の300年以上の歴史ある「鰹節専門」 日本橋室町 にんべんの鰹節粉です。

そして木箱に入っているのが嘉永2年(1849年)創業の日本橋室町 山本海苔店の海苔です。

醤油はこだわり抜いた本醸造の濃口ベースの新本格醤油をブレンドしたカエシです。

これらを組み合わせて、ラーメンや「土鍋で炊いたご飯」をカスタマイズする事が出来ます。

 

 

 

 

待つ事10分少々で、「PLUS」(味玉ラーメン)が着丼。

とても綺麗なビジュアルです。

 

 

 

 

かなり深めの「反り丼」っぽいどんぶり。

風味を楽しめて、かなり厚手で冷めにくい形状です。

 

 

 

 

まずはスープから。

本醸造濃口醤油とブイヨン・ド・レギュームで作り上げたスープに、生姜をコンフィした油を合わせています。

醤油ダレではなく、スープに醤油を合わせて作るタイプのスープですが、フレンチの手法で作られているとは言え、味はしっかり「ラーメン」です。

思いの外”鶏と水”系のスープに近い味で、本醸造濃口醤油はまろやかながらコクの有る味です。

やはりカエシを使っていない、銀座の「八五」のスープと比べるとよりオーソドックスな感じがします。

 

 

 

 

麺は菅野製麺所の全粒粉を使用した細麺です。

しっかりとしたコシと歯応えの有る麺で、全粒粉ならではの風味の有る麺です。

 

 

 

 

自家製タレでマリネした低温調理したと言う、ロース肉のレアチャーシュー。

レアチャーシューらしいしっとり食感で、適度な味付けのチャーシューです。

 

 

 

 

光の加減で見え難いので広げてみました。

実際の色味はこちらに近いです。

 

 

 

 

穂先メンマ。

清湯系のスープに良く合う穂先メンマ。
スッキリ系のスープに良く合います。

 

 

 

 

紫キャベツのスプラウトと九条ネギ。

彩りを添えながら、辛味よりも旨味のある九条ネギと、紫キャベツのスプラウトはこのスープに良く合っています。

 

 

 

 

レアチャーシューと麺を一緒に頂きます。

しっとり食感のチャーシューとコシと、歯応えの有る麺が良く合います。

 

 

 

 

穂先メンマと麺を一緒に頂きます。

メンマの食感と麺の食感の違いが楽しめます。

 

 

 

 

レアチャーシューで麺を包んで頂きます。

レアチャーシューと麺の食感の違いと、味の違いを両方楽しめます。

 

 

 

 

黄身がトロトロの味玉。

思いの外味がしっかりとしていて、黄身のまろやかさが味わえる味玉です。

 

 

 

 

ニラと唐辛子をオリジナルのスパイスで作り上げた味変アイテムの「ニラ胡椒」。

どうとんぼり神座」にも、これに近いピリ辛のニラが有りました。

 

 

 

 

「ニラ胡椒」を少量使ってみます。

醤油味の清湯系スープにピリ辛のニラの組み合わせと言えば、先日取り寄せた名古屋の「味仙」の「台湾ラーメン」を思い出します。

 

 

 

 

「ニラ胡椒」を絡めて麺を頂きます。

やはり「どうとんぼり神座」のピリ辛のニラを入れた時と同様の感じになります。

ピリ辛のニラは清湯系の醤油味スープに良く会います。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

「ニラ胡椒」の入ったスープは、旨さはそのままにピリ辛さとコクが増していて、とてもおいしいです。

 

 

 

 

このお店のウリは豊富な卓上トッピングだったのに、すっかり忘れていました…。

麺も具も食べ終わってしまったので、止むを得ず海苔をスープに浸して食べてみます。

 

 

 

 

スープに浸して、海苔を頂きます。

流石は日本橋室町 山本海苔店の海苔だけの事は有って、スープに浸してもしっかり感が有ります。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

本当は「土鍋で炊いたご飯」をスープに入れて、生卵を掛けて雑炊風にして食べたかった所ですが、連食だったので断念しました…

駄目な隣人 新宿店」の「PLUS」(味玉ラーメン)でしたが、クオリティの高い一杯でした。

フレンチの手法を使い、本醸造濃口醤油とブイヨン・ド・レギュームで作り上げたスープに、生姜をコンフィした油を合わせたスープは、フレンチに寄り過ぎる事無くちゃんと「ラーメン」になっている所が凄いと思います。

菅野製麺所の全粒粉を使用した細麺もスープに良く合っていて、自家製タレでマリネした低温調理したと言う、ロース肉のレアチャーシューも、穂先メンマも良い感じです。

食べ損ねた「土鍋で炊いたご飯」も食べてみたい所です。

 

 

 

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