どうも、Mormor(もるもる)です!
もう大分前の事になりますが、BMW X1 xDrive18d xLine (以降「X1(F48)」とします)のスタッドレスタイヤ交換の時の話です。
奥様がメルカリでBMW X3(E83)用のホイール+タイヤをGetしたのですが、オフセットがかなりギリギリなのとタイヤの扁平率がノーマル50に対して60と直径が大きくて、インナーフェンダーと接触する可能性が有って、ディーラーではNG判定…
途方に暮れる妻に、「試しに付けてみれば?」と言ったは良いけど、結局やるのは自分になると言う見事な「天つば」状態…
こちらは夏タイヤ。
低ダストパッドに替えていたお陰で、5ヶ月経ってもホイールはキレイです。
交換後のX1(F48)。
一見問題無い様に見えますが…
右リアのインナーフェンダーに膨らみが有って、クリアランスが2mm未満しかありません。
これじゃぁ、確かにディーラーに断られる訳です。
しかもフロントも直径が大きいのでステアリングを切った時に、フルステアだとタイヤがインナーフェンダーに接触してしまいます…
と言う訳で、ホイール自体は大丈夫でしたがタイヤはNGと言う事で、タイヤは外してメルカリで売る事に…
と言う訳で、お友達のタイヤ屋さんに最新モデルの「BLIZZAK DM-V3」をオーダーして交換する事に。
と言う訳で、アッという間にリフトに上がってタイヤが外れました(笑)。
1箇所ずつジャッキで上げて、十字レンチでボルトを外して交換するのに比べて、タイヤ屋さんの設備ならアッと言う間に出来ます。
フロントのインナーフェンダーにはタイヤが当たった跡が有りました。
なるべくフルロックにならない様にしていましたが、どうしても当たってしまっていた様です。
リアの右側も少し当たった跡が有りました。
2mm未満のクリアランスでは、タイヤが変形した際に当たってしまう様です。
タイヤを外したついでに、ブレーキ周りをチェックします。
低ダストパッドに替えていたのですが、特に偏摩耗なども無く、ローターは綺麗です。
フロントローターも問題無い様です。
効きも悪く無いし、圧倒的に汚れないのでとてもお気に入りです。
と言う訳で、アッと言う間に「BLIZZAK DM-V3」に交換出来ました。
サイズは純正よりは扁平率が高い225/55R18です。
それでも最初に付いていた225/60R18に比べれば全然インナーフェンダーのクリアランスが違います。
ステアリングを目一杯切ってもフェンダーに当たってしまう事も無くなりました。
しかし、交換後にタイヤ空気圧低下警告が…
これは最初に交換したタイヤの時もなったのですがRPA(Reifen Pannen Anzeige)=「タイヤ空気圧警告」の異常を示すメッセージです。
RPAはタイヤの直径の変化で回転数が微妙に変化するのを検知して、空気圧の低下を検出するシステムです。
タイヤ交換でサイズが変わってしまうと、RPAが直径の変化を空気圧低下と判断してエラーになります。
スタッドレスタイヤには純正サイズと同じものが無い(厳密に言えばランフラットタイヤだと存在するが、ランフラットのBLIZZAK DM-V3は無い)ので、どうしても直径が変わってしまうのでエラーになった様です。
RPAはBMWのインフォテイメントシステムのID7でリセットする事が出来ます。
リセットすれば初期値が車両に設定され、万一空気圧が低下して直径が変化すると、システムが警告してくれます。
リセット方法はマニュアルに載っています。
今のクルマは紙のマニュアルはオプションで、基本はスマートフォンのアプリでPDFのマニュアルを閲覧出来る様になっています。
RPAのリセットは後は、有る程度走行する必要が有ります。
と言う訳で、ちょっと一回りして来ます。
僅か数百メートル位で「タイヤ空気圧警告有効」と表示され、タイヤのマークが緑色になります。
これでRPAのリセット完了です。
こうして、漸くスタッドレス化出来たX1(F48)でしたが、今季はCovid-19のお陰でスキーツアーは旭川に行った一度切りでした…(涙)
なのでX1(F48)のスタッドレスタイヤは今季は出番が無く終わりました。
しかし、週に一度八王子に行かなければならない奥様のアシとして働いたので、全く無駄という訳でも有りませんでした。
先日、夏タイヤに交換しましたが、やはり比較すると明らかに軽やかに走る様になりました。
とは言え、「BLIZZAK DM-V3」は昔のスタッドレスタイヤの様にヨレたり偏摩耗したりする事も無く、ドライ路面でも非常に優れた性能を持っています。