どうも、Mormor(もるもる)です!
少し前になりますが、環七ラーメン戦争の有名店「なんでんかんでん」が西新宿に復活したとのことで、行って来ました。
2019年5月に高円寺の店舗に行きましたが、2020年1月には渋谷に移転、その後2021年12月に西新宿に移転しました。
こちらの店舗は8席のカウンターの他に12席分の軒下席が有ります。
春や秋などの季節には良さそうです。
まずは入口左手の券売機で食券を購入します。
券売機の上の写真付きメニューが便利です。
券売機は最新のタッチパネル式。
各種QRコード決済、交通系カードも使用出来る様です。
その場合は店内で店員さんに言えば良い様です。
私はPayPay払いなので、メニューだけ決めて店内へ。
暖簾が掛かっています。
高円寺の店舗では暖簾は無かったので、ちょっと新鮮です。
PayPay払いの場合はメニューを見てオーダーします。
今日はシンプルに「ラーメン」¥820にしました。
QRコードを読んで¥820を支払います。
店内はカウンターのみ8席です。
L字形のカウンターが厨房を囲む様に有りますが、とても狭いです。
左右の間隔も狭く背後もギリギリなので、L字型カウンターへは2箇所の入口の近い方から入る形になります。
卓上にはコップと調味料が並んでいます。
博多ラーメンならではの辛子高菜、紅生姜、おろしニンニクです。
カウンターの奥行きもギリギリなので、丼が来たら辛子高菜や紅生姜を出せるかどうか心配です。
待つ事5分程で「ラーメン」が着丼。
細麺とは言え、先客4名分と合わせてこの速さは驚きです。
まずはスープから。
少しトロミのあるスープは思ったより濃厚です。
獣臭もしませんが、豚骨ラーメンらしい白濁したスープで、コクがあります。
バリカタの麺。
ザクザクとした食感で、濃厚な豚骨スープと良く合います。
チャーシュー。
博多ラーメンのチャーシューは一般的に薄手ですが、こちらも薄手のチャーシューです。
薄手のチャーシューならではの、麺を包んで食べる事が出来ます。
キクラゲ。
博多ラーメンには欠かせない具材のキクラゲ。
個人的に大好きな具材です。
プリント海苔はこちらが元祖との事。
河原社長のアイデアで、海苔に白い文字を入れる様になったそうです。
今では色々なお店で見かけます。
スープに浸して海苔で包んで海苔巻き麺にしていただきます。
豚骨スープにも海苔は良く合います。
キクラゲと麺をいただきます。
キクラゲの食感と麺の食感の違いが楽しめます。
ここで味変のおろしニンニクを投入します。
豚骨スープにニンニクは鉄板の組み合わせ。
もはや無くてはならない存在です。
味変後の麺をいただきます。
ニンニクで更にコクと旨味をましたスープにザクザク食感の細麺が旨いです。
続いて卓上の紅生姜を投入します。
紅生姜の爽やかな辛味と酸味がスープをサッパリとさせてくれます。
紅生姜を絡めて麺をいただきます。
紅生姜の風味がスープにとても良く合っていて美味しいです。
チャーシューで麺を巻いてチャーシュー巻麺にしていただきます。
薄手のチャーシューならではですが、味がスープと良く合っていて、とても美味しいです。
刻みネギを絡めて麺をいただきます。
豚骨スープとネギもとても良く合います。
辛子高菜を投入します。
この辛味と独特の風味が豚骨スープにドンピシャです。
味変後の麺をいただきます。
ちょっとピリ辛で、香ばしい高菜の風味がスープをサッパリとさせてくれます。
味も複雑になって、とても美味しいです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
ベースのスープにニンニクと生姜と辛子高菜の風味と旨味が加わって、コクが有りながら飲みやすい味になっています。
と言う訳で、完食。
「なんでんかんでん」さんの「ラーメン」でしたが、移転後も味は安定の味でした。
環七ラーメン戦争当時は1日1200杯を捌くためにスープを薄めていたなんて言う話もありましたが、今ではセントラルキッチンで炊いたスープを店舗に運んでいるので、そう言った心配も無いのでは無いかと思います。
今となっては普通の博多ラーメンですが、あの当時は鶏ガラとクズ野菜でスープを採った、薄っぺらい味の醤油ラーメンが全盛だった時代に、白濁した豚骨スープはとてもインパクトのあるものでした。
「なんでんかんでん」さんも昔のスープのままでは無いと思いますが、それでもこの看板を見るとノスタルジックな気分にさせてくれます。