どうも、Mormor(もるもる)です。
6日目はまったり過ごして午後からラーメンを食べにカポレイへ。
「Ramen Bones」は4日目に行ったカポレイの「Food Land」と言うスーパーの有るショッピングモール内に有ります。
こちらは「Daiichi」と言うグループから独立した店舗の様です。
取り敢えずオーソドックスな「Shoyu Ramen」$12.25にしました。
面白い事に札幌ラーメン系のお店で有りながら、同じスープでラーメンとうどんの両方を出しています。
ただ、「うどん」と言っても日本の「讃岐うどん」の様な太い麺では無く、単に「かんすい」が入っていない小麦の中細麺という感じです。
サイドメニュー。
チキンカツに天ぷら、エビフライ、コロッケ、フライドポテト、餃子、揚げ餃子、たこ焼き、春巻き、冷奴、アジフライ…と盛り沢山です。
ビックリしたのは何故か「キムチ」が有る事。
お店の内装もラーメン店なのに何故か中国風の内装だったり、何処と無く韓国風の部分が有ったりと、日本と中国と韓国がごちゃ混ぜになった様な感じです。
そう言った「ごちゃ混ぜ感」はアメリカ本土の郊外のアジアンレストランにも多く有り、日本の仏像が有るのに障子は中国風、欄間は韓国風で、メニューもワンタンに豆腐が入っていたり、箸が韓国っぽい箸だったりと、ごちゃ混ぜになっている事が多いです。
こちらはライス&ヌードルと有ります。
麻婆丼にカレー、焼きそば、炒飯、牛丼、冷やし中華、ざる蕎麦、硬焼きそば、ハワイっぽいメニューのカラマリ(イカリングフライ)…とこちらも盛り沢山です。
卓上調味料。
醤油、酢、「hot oil」と有るのはラー油、「gyoza」と言うのが餃子のタレ、透明のフタが「フライドガーリック」です。
待つ事10分程で、「Shoyu Ramen」が着丼。
「醤油ラーメン」と言いながら、味噌ラーメンの様なビジュアルです。
メニューに「Sapporo Ramen」と有ったので、ベースは札幌ラーメンなのでしょうか?
ちなみに、少なめに見えますが、実は丼が巨大です。
この丼はラーメン二郎の「すり鉢」級のデカさで、麺量が200g位有るのに丼がデカいので少なめに見えるのです。
ちなみにセットメニューに「ミニラーメン」と言うメニューが有るのですが、その丼が日本では普通の丼です。
炒飯も同様で、次女はセットメニューの「ミニ炒飯」にしましたが、日本の単品炒飯なみの多さで、「海老炒飯」を頼んだ義父のを見たらカルく2合分以上のコメが使われており、流石に食べ切れずに皆でシェアする事になりました。
こちらは奥様が頼んだ「ざるそば」。
見た目は確かに「ざるそば」っぽいですが…
奥様曰く「緑色の中華麺では?」との事。
食べてみると確かに蕎麦粉は全く使用されていない感じで、小麦粉の麺にお茶が練り込まれている、言わば「茶うどん」と言った感じです。
まずはスープから。
日本のラーメンと比べ、薄味で何と無くぼんやりとした印象のスープ。
日本人が好むクッキリとした味では無くマイルドな味で、台湾や中国で良く有るタイプの味です。
以前行ったカポレイの新興ショッピングモールKA MAKANA ALI’Iに有るNAGOYA RAMEN&BAKERYのラーメンも同様な感じで、ハワイではこう言う味の方が人気なのでしょうか?
麺は中細縮れ麺。
札幌ラーメンの麺より「かんすい」少なめな麺。
ちょっと柔目の茹で加減です。
小さめのバラチャーシュー。
煮豚系のチャーシューをバーナーで炙った感じのチャーシュー。
これはなかなか旨いです。
ハワイっぽいナルト。
ハワイで見るナルトは大抵コレです。
ハワイのマクドナルドの「サイミン」に入っているものや、「NAGOYA RAMEN&BAKERY」に入っていたのもこんな感じのナルトです。
ちなみにこちらでは「炒飯」(Fried Rice)にも良く使われていて、「Eggs’n Things」の「Fried Rice」にも刻んだナルトが使われていました。
日本の醤油ラーメンにはまず載っていない、ミックスベジタブル。
モヤシやニンジンなどが載っていて、スープの感じからしても日本の「タンメン」に近い感じです。
半熟味玉。
しっかりと漬け込まれています。
実際味はしっかり付いており、魚介出汁の風味の味玉です。
ミックスベジタブルと麺をいただきます。
こうして食べると、益々「タンメン」です。
卓上のフライドガーリックを使ってみます。
多少はコクが出るでしょうか?
フライドガーリックで味変後の麺をいただきます。
「タンメン」にニンニクを加えた感じですが、香ばしさとコクが増しました。
「醤油ラーメン」としては…ですが、「醤油タンメン」だと思えば食べられます。
ただ、量がかなり多めです。
見た目は少なく見えますが、実は丼がデカいので相対的に少なく見えているだけで、麺量は200gは有ると思います。
なので、意外と食べても減りません…。
ボリューム的にハワイの人々でも不満が無い様になっているっぽいです。
ナルトを絡めて麺をいただきます。
練り物系なので、ちゃんぽん的な感じになります。
麺柔目なのはアメリカの麺類に共通なのでしょうか?
アメリカでロングパスタを食べると、ほぼ例外無く麺柔目です。
間違っても”アルデンテ”なんて事は有りませんでした。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
鶏豚スープなんだと思いますが、カエシが薄いせいなのかやっぱり「タンメン」っぽいです。
日本人の様にクッキリとした味は好まれないのでしょうか?
と言う訳で、完食。
見た目よりボリュームの有る一杯でした。
「Ramen Bones」の「Shoyu Ramen」でしたが、ラーメンと言うよりは「タンメン」に近いものでした。
具材もモヤシとニンジンのミックスベジタブルが載っていてタンメン寄りですが、チャーシューとナルトは入っています。
逆に札幌ラーメンに入っていないせいか、メンマは入っていません。
味玉とチャーシューだけは日本のラーメンの様にクッキリとした味になっています。
帰りにKo Olinaの「ISLAND COUNTRY MARKETS」で夕食のお惣菜を買いました。
ここは普通のスーパーより、日本のカップ麺が多めです。
しかし値段がなんと$3.49〜$4.39(日本円換算で¥475〜597!)と超高価です。
「赤いきつね」が¥600だったら日本では誰も買わないでしょう。
お惣菜コーナーはお寿司や餃子、サンドウィッチ、春巻き、豚丼、鶏丼、Ahi Poke(マグロの角切りをタレに絡めたもの)丼など。
ちなみにAhi Pokeやフライドチキン、ニューヨークステーキ、プライムリブなども売っていて、フライドチキンとプライムリブを買って帰りました。
サラダは「コブサラダ」にしました。
と言う訳で、2022年夏のハワイ6日目でした。