どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は所用で西日暮里まで行ったので、足を伸ばして日暮里の「中国手打拉麺 馬賊」さんに行って来ました。
手延べ麺が特色の創業1977年の老舗で、担々麺とタンメンが人気です。
日暮里駅側からは手延べ麺を打つ様子が見られます。
店内でも「ダン!ダン!」と麺を打ちつける音が聞こえます。
手延べ麺を打つ様子。
捻りながら麺を伸ばしているのが分かります。
外待ち4名の5番目で、待つ事10分程で入店できました。
カウンター席に案内されました。
こちらは注文制なので、人気メニューの「担々麺」¥1,000にしました。
周りを見ると8割位の人は「担々麺」を食べていました。
カウンターの卓上調味料など。
ブラックペッパーと一味。
醤油・酢・ラー油は餃子用でしょうか?
待つ事7〜8分で、「担々麺」が着丼。
一般的な担々麺よりも芝麻醬が控えめな印象です。
まずはスープから。
驚いた事にかなり酸っぱ辛いスープです。
芝麻醬も入っていると思いますが、それよりも酸味と辛味が前に出ているスープで、酸辣湯麺的な感じがします。
自家製手延べ麺。
食べている時も「ダン!ダン!」と麺を打ちつける音が聞こえます。
かんすい少なめなのか、味的にはほぼ「うどん」の様な感じで、モチモチ食感と喉越しの良いツルツル感の有る麺です。
挽肉。
担々麺には欠かせない挽肉の肉味噌ですが、コチラの場合挽肉の味付けは最小限で、味の中心はあくまでもスープです。
ほうれん草。
一般的には青梗菜が多いですが、酸っぱ辛いスープにほうれん草が良く合います。
酸味と辛味のスープは黒胡麻の風味も有り、モチモチの中太麺に良く合います。
これだけ酸味と辛味が出ているスープの担々麺は初めてです。
ほうれん草と麺をいただきます。
酸っぱ辛いスープにほうれん草が良く合います。
挽肉とほうれん草を麺といただきます。
挽肉自体にはそれ程濃い味は付いていませんが、酸味と辛味のスープと食べる事で、絶妙な味になります。
モチモチの手延べ麺が旨いです。
かんすいっぽさが殆ど無い麺は、稲庭うどんの様なコシと歯応えが有り、ツルツルの喉越しでとても美味しいです。
酸味と辛味のスープも唯一無二の旨さです。
黒胡麻の香ばしさも有り、自家製手延べ麺ととても良く合います。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
担々麺のスープとしては珍しく、芝麻醬は控えめで酸味と辛味が強いスープ。
唯一無二の旨さのスープです。
と言う訳で、完食。
「中国手打拉麺 馬賊」さんの「担々麺」でしたが、一般的な担々麺とは一味も二味も違う一杯でした。
酸味と辛味が前面に出ているスープは、黒胡麻の風味も有って唯一無二の旨さです。
自家製手延べ麺のコシと歯応え、そしてツルツルとした喉越しもまた唯一無二で、中華麺とは思えない程かんすいっぽさが無い麺です。
挽肉は一般的な担々麺の肉味噌と比べて薄味で、スープで食べる感じで、青梗菜の代わりにほうれん草が載っているのもこのスープには良く合っています。
自家製手延べ麺は「タン麺」も旨そうだったので、次回訪問時は「タン麺」も食べてみたいと思います。