どうも、Mormor(もるもる)です!
先日、XIV湯河原離宮に行った際にイタリア料理 「リストランテ マレッタ」に行って来ました。
日本料理「湯河原 華暦」やXIV箱根離宮/XIV鳥羽の中国料理「翆陽」には良く行きますが、XIVでイタリアンのお店は初めてです。
テーブルに今日のメニューとマスクケースが置かれています。
この「マスクケース」が不要になる日はいつなのでしょう?
1日も早くマスクの要らない日常に戻ってほしいです。
この日はX’masだったので、テーブルにはサンタさんが居ます。
控えめな演出に好感が持てます。
本日のお品書き。
ディナーコースのメニューは湯河原の地元産食材を用いたメニューが多いので、季節によってメニューも変わります。
まずはスパークリングワインで乾杯。
喉を潤しながら料理を待ちます。
アミューズの「小さなオードブル」。
小さなクラッカーに付けて食べると美味しいです。
プルミエの「葱で〆たタイのカルパッチョ 赤カブのビネグレット」。
鯛のカルパッチョは葱の風味がします。
「赤カブのビネグレット」は赤カブを使った酸味の有るドレッシングで、鯛のカルパッチョにとても良く合います。
フランスパンとオリーブオイル。
これは次のスープを最後まで味わう為にも使われます。
スープの「ランティーユのブルーテ」。
「ランティーユ」とは「レンズ豆」の事。
「ブルーテ」はフランス料理のソースの1つで、ホワイトソースをフォン(出汁)で溶きのばし、煮詰めて作ったソースの事。
「ランティーユのブルーテ」はレンズ豆をフォン(出汁)で溶きのばし、煮詰めて作ったスープです。
レンズ豆特有の風味とフォン(出汁)の旨味がしっかりと効いたスープにエスプーマ(泡)がアクセントになっています。
パスタの「鶏肉と牛蒡のオイルパスタ」。
「オイルパスタ」と聞くと「ペペロンチーノ」を思い出しますが、このソースは乳化しており、より濃厚な味わいになっています。
ポワソンの「しっとりとしたブリのポワレ コンソメ風味の大根のカラメリゼ」。
「カラメリゼ」とは”カラメルソース煮”の様な意味で、コンソメと醤油と砂糖の甘辛い味付けの大根の煮付けです。
「ブリのポワレ」と「大根のカラメリゼ」がとても良く合います。
此処でシェフからの「お口直し」として、「湯河原産みかんのジェラート」。
湯河原産みかんの爽やかな風味で、口腔内がスッキリします。
合わせてスパークリングワインが無くなったので、メインに合わせて赤ワインをオーダーしました。
ヴィアンド(メイン:肉料理)の「国産牛ロース肉のソテ マスタードのアクセントで」。
国産牛ロース肉や付け合わせの野菜とマスタードソースがとても良く合います。
デセール(デザート)の「林檎のロースト バニラアイスを乗せて」。
「林檎のロースト」は極薄にスライスされていてパリパリの林檎ですが、しっかりとした酸味と甘みが有ります。
バニラアイスが載っているのは桃のコンポートで、その中にはラズベリーソースが入っていて、重層的な味わいになっています。
食後のコーヒー。
イタリアンローストの深煎りで、香り高いアロマが特徴です。
ソーサーが高杯の様な形状になっています。
器にも拘っている辺りが流石です。
イタリア料理 「リストランテ マレッタ」のディナーコースでしたが、地元湯河原産の季節の野菜や魚介をふんだんに使用した、とても美味しいコースでした。
ワインも豊富で、料理に合わせたワインを楽しむ事が出来ます。
季節ごとにメニュー内容は変更になりますが、メニュー内容に関わらず、常に上質な一皿を提供してくれます。