どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は仕事で浅草に行ったので蕎麦を食べに「弁天」さんに行って来ました。
浅草は観光地なので昼時はどこも混んでいて、入れるお店を探すだけでも大変です。
「弁天」さんは路地を一本入った所に有るので、観光客が押し寄せて来ない分だけマシですが、それでも満席でしばらく待ちました。
趣の有る店内。
これだけでも気分が盛り上がります。
日本好きの海外の人には堪らないでしょう。
「はまぐりせいろう」¥1,650のメニュー。
何故か「鈴廣かまぼこ」の文字が入っています。
「蕎麦屋で一杯」と言うコラムを引用したからでしょうか?
お蕎麦のメニュー。
「鴨せいろう」¥1,650にしたら「ごめんなさい、鴨入って来ないのよ」と言われてしまったので、「天せいろう(上)」¥1,950に。
ちなみに「天せいろう(上)」¥1,950には海老一本と二本が有りますが「海老二本の方が良いわよ!」と言われたので海老二本にしました。
ちなみに海老一本だと野菜天が増えるのでしょうか?(未確認)
待つ事10分程で、「天せいろう(上)」¥1,950(海老二本)。
とてもゴージャスなビジュアルです。
お蕎麦は更科の様です。
綺麗なお蕎麦は上品な風味としなやかな食感です。
麺つゆに浸していただきます。
少し甘めの上品な味わいの麺つゆ。
お出汁の効かせ方も上品な感じで、更科のお蕎麦とピッタリ合っています。
いわゆる「天せいろ」の天ぷらではあまり見かけない「にんじん」の天ぷら。
衣の着き方も芸術的ですが、味も芸術的でした。
信じられない位絶妙な火の通り方で、硬くも無く柔らかくも無い、絶妙な味と食感になっています。
今までこれ程旨い「にんじん」の天ぷらは食べた事が無いです。
「くわい天」。
これもあまり食べた事が有りませんでしたが、やはり絶妙な火加減と、「にんじん」や「カボチャ」とは明らかに衣の着き方が異なっていて食感がまるで違います。
この「野菜天」は恐ろしくレベルが高いです。
「ししとう」。
これも感嘆する程の火加減で、しかも衣の着き方が「くわい天」に近い感じで食感も素晴らしいです。
「カボチャ」。
「にんじん」と同じ様な衣の着き方で、カリッとした食感とホクホクのカボチャの食感を両立したスグレモノです。
やっぱりこの天ぷら、タダモノでは無い仕上がりです。
「ナス天」。
コレも衣の着き方と言い火の通り方と言い、素材ひとつひとつに対するノウハウが桁違いです。
ここまで凄いと鳥肌モノです。
とっておきの「海老天」。
あまりに美味すぎて1本食べてしまい、更に一口齧って我に返りました。
野菜天同様に、コレも芸術的な衣の着き方と火の通り方で、その上油の配合で香ばしさが引き立つ様になっています。
やはりこの店の天ぷらはタダモノでは有りません。
天ぷらに感動しつつ、蕎麦自体もとても美味で、麺つゆがまた絶妙な甘味と出汁の加減でアッと言う間に完食しました。
蕎麦湯を味わいます。
お出汁の効いた甘味の有る麺つゆに、蕎麦湯の蕎麦の風味がとても良い感じです。
天ぷらを浸した事で油も入っていますが、それが却って麺つゆにコクを与えていて、コレも絶妙な美味さです。
と言う訳で、完飲&完食です。
「弁天」さんの「天せいろう(上)」(海老二本)でしたが、とても美味しい一品でした。
綺麗な更科の蕎麦は上品な風味としなやかな食感で、お出汁の効いた甘味の有る麺つゆが絶妙にマッチします。
そして見た目も芸術的なら味や食感まで完璧な「天ぷら」は驚異でした。
天ぷら専門店でもなかなかお目に掛かれ無い位、とても見事な天ぷらで、野菜も海老も素晴らしい美味さでした。
〆の蕎麦湯も、お出汁の効いた甘味の有る麺つゆに天ぷらを浸した事で油が加わり、それが却って麺つゆにコクを与えています。
久しぶりに感動を覚える様な一品をいただく事が出来ました。
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