どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は新しく浅草橋の近くに移転した「饗 くろ喜」さんに行って来ました。
新店舗は大将の丼コレクションがギャラリーされたオシャレな外観です。
年季の入った看板は前の店舗からのキャリーオーバーの様です。
(ちなみに食べ終わった後の写真です)
幸い外並びは無かったのですぐに入店出来ました。
まずは入口左手のタッチパネル式の最新の券売機で食券を購入します。
この日は「醤油そば」と決めていたので、「醤油そば」¥1,250と「和え玉 鴨」¥350の食券を購入しました。
新店舗は店内奥に待合スペースが有ります。
待合スペースの所には、これも大将のコレクションの製麺機がギャラリーされています。
カウンターの上にも丼コレクションがズラリと並んでいます。
視覚的にも楽しませてくれる演出が随所に見られます。
店舗奥には額に入った小麦粉の袋。
その前には大将のイラストも飾られています。
水差しもとてもオシャレです。
待合で待つ事15分程でカウンターに案内されました。
着席して待つ事5分程で「醤油そば」が到着。
「醤油そば」をいただくのは4年ぶりです。
その際は背脂が入っていて、今回とは全く違うビジュアルでした。
まずはスープから。
とてもクリアで深みのある、まろやかな醤油味スープ。
かなり前に「紫 くろ㐂」時代にいただいたスープを彷彿とさせますが、より洗練された味です。
やや平打ちの中細ストレート麺。
なめらかな食感としなやかさ、小麦の風味そして適度なスープの絡みで、スープとの一体感が有ります。
適度に脂の乗ったチャーシュー。
肩ロースの吊るし焼きなのでしょうか?
香ばしい風味としっとりとした食感です。
こちらはモモ肉でしょうか?
脂が少ない部位の煮豚系のチャーシューだと思われます。
肉感と適度な味付けで美味しいです。
鶏胸肉チャーシュー。
しっとり食感でスープに良く合う鶏胸肉チャーシュー。
鶏ベースのスープだけにスープとの相性が良いです。
鶏つくね。
絶妙な密度で、口の中でホロリと崩れる様な食感が美味しいです。
大根。
これが入っていると「紫 くろ㐂」を彷彿とさせます。
「超純水採麺 天国屋」さんでも使われる具材ですが、ラーメンでは珍しい具材です。
海苔。
これもやはり「紫 くろ㐂」を彷彿とさせます。
醤油味スープに海苔は良く合います。
スープに浸して麺を包んで海苔巻き麺にしていただきます。
海苔の香ばしい風味とまろやかなスープ、しなやかな麺の食感でとても美味しいです。
長いメンマ。
以前「特製醤油そば」をいただいた時は太くて短い材木メンマでしたが、「紫 くろ㐂」の時は似た様なメンマでした。
適度な歯応えと味付けで、スープにとても良く合います。
「饗 くろ喜」さんの「醤油そば」では定番の具材で有る春菊。
「紫 くろ㐂」でも載っていて、個人的には独特の風味が清涼感を与えてくれて好きな具材です。
黒木大将に「良く合いますよ」とオススメいただいたので、卓上のホワイトペッパーで味変してみます。
良く見るホワイトペッパーとは色も粒度も大分違います。
まるで「きな粉」の様です。
適量投入します。
特有のスパイシーな香りが食欲を掻き立てます。
ホワイトペッパーで味変後の麺をいただきます。
ブラックペッパーよりもまろやかにスパイス感が出るので、このスープにはホワイトペッパーが良く合います。
しかもこのホワイトペッパーにはフレッシュ感が有って、味も香りも立っていて美味しいです。
ここで「和え玉 鴨」をお願いしました。
細麺に魚粉と鴨肉のそぼろ、アーリーレッド、九条ネギが載っています。
まずは良く混ぜて「まぜそば」的にいただきます。
鴨そぼろとタレに魚粉の旨味、硬めに茹でた麺のザクザク感がとても美味しいです。
美味し過ぎて思わず全部食べてしまいそうになりました。
残りはスープに投入してラーメン風に。
元のスープと鴨そぼろの風味が絶妙に合わさって、コクと深みと甘みでとても美味しいです。
「和え玉 鴨」を投入後のスープをいただきます。
鶏の旨味たっぷりのクリアな味の醤油味スープに、「和え玉 鴨」の鴨そぼろの甘みの有る味がとても良く合っていて、コクも増してとても美味しいスープになっています。
と言う訳で、完飲&完食です。
「饗 くろ喜」さんの「醤油そば」と「和え玉 鴨」でしたが、素晴らしい品々でした。
「醤油そば」の方は「紫 くろ㐂」を彷彿とさせる一杯で、より洗練度と全体としての一体感が増している感じがします。
「紫 くろ㐂」同様に大根や春菊が使用されていて、「饗 くろ喜」さんらしい「醤油そば」になっています。
麺もスープに合わせたしなやかな食感と味になっていて、全体として味わった時の統一感が素晴らしいです。
大将オススメの「ホワイトペッパー」による味変もとても良く合っていて、カドの無いスパイス感と香りで味がより引き締まります。
「和え玉 鴨」はそのまま食べてもとても美味しくて、スープに入れればその甘みとコクでスープがより芳醇な味になります。
流石は「饗 くろ喜」さんと思わせてくれる品々でした。







