2024年1月末で閉店・飲食からも離れる「アナタゼッタイセアブラタリテナイ」の「アブラまみれネギ塩セアブラ」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は巣鴨の「まるえ中華そば」で水曜日・木曜日に間借り営業している「アナタゼッタイセアブラタリテナイ」さんに行って来ました。

店主の柴田さんは凪の新宿ゴールデン街本館で店長を務めた後、DJひよこ食堂のひよこさんとして活動し、その後目黒の「ONLY ONE NOODLE壱富士」で店長をされていました。

高円寺の「二階麺肴酒店黒黒黒」で毎週火曜のみ間借り営業していましたが、2022年7月6日より巣鴨の「まる恵中華そば」で水曜日・木曜日に間借り営業しています。

 

 

 

 

しかし、先日X(旧Twitter)で衝撃の告知が有りました。

2024年1月末を以って閉店するとの事。

 

 

 

 

しかも閉店するだけで無く、飲食業界からも離れるとの事。

とても残念です…(涙)。

 

 

 

 

週2日の営業で残り3ヶ月となると、残り僅かな営業時間となりました。

いつ復活するのかも分からず、もしかしたらもう二度と行かれないかと思うと、最後に訪問したくなるのが人の性。

 

 

 

 

と言う訳で、「Japanese Soba Noodles蔦」が有った時以来、久しぶりにこの巣鴨に降り立ちました。

この待合の風景は懐かしいです。

 

 

 

 

幸い外待ちは居なかったので、店内右手の券売機で食券を購入します。

じつは「まる恵中華そば」は未訪なのですが、間借り先より先に訪問です(汗)。

一番人気の「アブラまみれネギ塩肉セアブラ」¥1,500…に行く勇気が無くて「アブラまみれネギ塩セアブラ」¥1,100にしました…。
自分の根性無し加減にガッカリします…(涙)。

 

 

 

 

店内はレイアウト的には「Japanese Soba Noodles蔦」時代のまま。

カウンターが黒御影石だったのが木製になっているのと、床も木製になり、窓が大きくなっています。

 

 

 

 

カウンターも「Japanese Soba Noodles蔦」時代と違い2段カウンターになっています。

卓上にはブラックペッパー&ホワイトペッパーとダスター、箸・楊枝が有ります。

水はセルフで券売機横から汲んで来ます。

 

 

 

 

卓上の昆布酢とラー油。

ラー油はどうやって掬うのでしょう?

 

 

 

 

待つ事7〜8分で「アブラまみれネギ塩セアブラ」が到着。

味付きセアブラとネギに大きなチャーシューが二郎の様なビジュアルですが、スープは綺麗に澄んだ黄金色のスープです。

 

 

 

 

まずはスープから。

「親鳥鶏油×味付き背脂の塩ラーメン」と言う事ですが、綺麗に澄んだスープに鶏油が浮いているビジュアルは「アナタゼッタイセアブラタリテナイ」と言う店名からは想像も付かない程です。

実際、味の方も二郎系の様なズドンと来る重さでは無く、むしろ豚骨清湯系の「田中そば店」のスープを彷彿とさせる様なスープです。

大量のネギに胡麻油が掛かっているのか、胡麻油の香ばしい風味もします。

 

 

 

 

麺は平打ち中太手揉み麺。

モチっと食感で「ちゃん系」ラーメン店に多いタイプのツルモチ中太麺に近い麺です。

 

 

 

かなり大きなチャーシュー。

「アブラまみれネギ塩肉セアブラ」だと、このチャーシューが5枚になります。

煮豚系の美味しいチャーシューです。

 

 

 

材木メンマ。

飴色の太いメンマが美味しそうです。

 

 

 

 

「アブラまみれ」のネギ。

味付きアブラとネギはとても美味しいです。

ちなみにアブラ増しも出来る様です。

 

 

 

 

海苔。

アナタゼッタイセアブラタリテナイ」と言う店名から想像すると二郎系っぽいのかと思っていたので、海苔が載っているのは意外でした。

 

 

 

 

スープに浸して麺を包んでいただきます。

塩味スープは鶏油のお陰かとてもまろやかでコクが有るので、海苔の香ばしい風味が良く合います。

 

 

 

 

味付きアブラとネギ、解しチャーシューと麺をいただきます。

味付きアブラの旨味と胡麻油香るネギの爽やかな辛味にチャーシューの旨さでとても美味しいです。

 

 

 

 

太いメンマと麺をいただきます。

しっかりして味の浸みた柔らかいメンマがモチモチの麺に良く合います。

 

 

 

 

「アブラまみれ」の味付きセアブラとネギを絡めて麺をいただきます。

味付きセアブラとネギが絶妙な組み合わせで、モチモチ麺がメチャ旨です。

アナタゼッタイセアブラタリテナイ」でセアブラ補給する事を「給油」と言いますが、まさにそんな感じがします。

 

 

 

 

胡麻油の香ばしい風味のネギも、この一杯の旨さに大きく貢献しています。

この一杯には絶対ネギが大量に必要だったのだと思います。

シャキシャキの食感も風味も、とても良い感じになっています。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

親鳥鶏油を使った塩味の清湯スープの旨さも特筆モノです。

 

 

 

 

旨過ぎて完飲しそうになりましたが、月末の検診に備えてストップ。

断腸の思いですが、流石に完飲したら検査結果に響きそうです…(涙)。

 

と言う訳で、「アナタゼッタイセアブラタリテナイ」さんの「アブラまみれネギ塩セアブラ」でしたが、名前から想像する様なギトギトコテコテのガッツリ系では無く、綺麗に澄んだ黄金色のスープにモチモチの中太麺の美味しい一杯でした。

親鳥鶏油を使っていると言うスープは、塩味ながらとてもまろやか且つ深みの有る味で、豚骨清湯系の「田中そば店」のスープを彷彿とさせます。

モチモチ食感の麺もこのスープに良く合っていて、そのバランス感も素晴らしいです。

大量の刻みネギと味付きセアブラがとても良い味を出していて、胡麻油の香ばしい風味の刻みネギと味付きセアブラがとても美味しいです。

大きなチャーシューもぶっとい材木メンマも見た目より重たさは無く、海苔が載っているのが分かる位脂ギトギト系では有りません。

アブラをコッテリ感や重たい味にせず、有る程度の厚みは持たせつつ旨さ方向に使うと言う高度な技術で作られた一杯だと思います。

2024年1月31日を以って閉店、店主の柴田さんは飲食業から離れるとの事で、とても残念ですが「またいつか食べられたら」と願います。

 

 

 

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