どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は岩本町の「胡椒饅頭PAOPAO」さんに行って来ました。
こちらは胡椒にこだわる創作中華が色々有る様で、とても楽しみです。
ランチタイムだったので黒板にランチメニューと、本物のサンプルが並んでいます。
お目当ての「サンラーこしょう麺」¥1,100も有りました。
麻婆豆腐も胡椒の様です。
胡椒味の麻婆豆腐もそのうち食べてみたいです。
黒板の内容がそのまま紙のメニューにも有ります。
麺類も9種類と豊富で、追加の一品の「ザアサイ」や「クラゲとキュウリの和え物」、「あぶりチャーシュー」などが有る様です。
店内奥のテーブル席に案内されました。
こちらのお店は「マツコの知らない世界」で紹介された様です。
こちらは注文制なので、「サンラーこしょう麺」¥1,100をオーダーしました。
なんとお茶と一緒に「生胡椒」が出て来ます。
しかも「本日の胡椒」として「カンボジア産カンポットペッパー」と「スリランカ産キャンディーペッパー」の2種が有り、こちらは「スリランカ産キャンディーペッパー」の様です。
待つ事10分少々で、「サンラーこしょう麺」が到着。
「海鮮こしょう麺」で無くても海老が載っています。
ピンクペッパーが載っている辺りが胡椒にこだわるお店っぽいです。
まずはスープから。
酸っぱくて辛い「酸辣」なスープ。
「酸辣湯麺」で辛味に胡椒を使用しているお店は結構有りますが、辛さはそれ程では無いもののクッキリとしたスパイシーさが有ります。
麺は中太ストレート麺。
ツブツブが見えると思ったら、何と胡椒が練り込まれています。
黒胡椒と白胡椒が練り込まれているそうで、コレがホントの「こしょう麺」ですね。
この「こしょう麺」、かなりスパイシーで辛さも有り、スープと合わせるとかなりの辛さになりました。
プリップリの海老。
結構大きめのものが3つ載っています。
「海鮮こしょう麺」で無くてもかなりの満足感です。
キャベツかと思ったら何と白菜でした。
「酸辣湯麺」に白菜が入っているのは見た事が有りませんが、実際食べてみるとかなり旨いです。
野菜たっぷりでヘルシー感も有ります。
椎茸も入っています。
これは「酸辣湯麺」の定番食材です。
グアニル酸を含む椎茸は旨みが多く、良い出汁が出ます。
細切りの筍。
これも「酸辣湯麺」の定番食材でサクサク食感が心地良いです。
ピンクペッパー。
彩を添えると共に鮮烈な風味で更なるスパイシーさになります。
白菜と麺をいただきます。
良く鍋料理に使われる白菜はスープが良く浸みるので鍋には欠かせない具材です。
この白菜にも「酸辣」なスープが良く浸みて美味しいです。
海老と麺をいただきます。
「海鮮こしょう麺」では無いのですが、こうやって食べると海鮮も味わえてトクした気分です。
ここで「生胡椒」を投入してみます。
生胡椒はまるでぶどう山椒の様に鮮烈なスパイシーさが有って、普通の胡椒とは一味違います。
ピンクペッパーともまた違ったスパイシーさで、おなじ「胡椒」と言ってもこれだけ違うのかと驚きました。
それにしても「こしょう麺」には驚かされます。
スープに胡椒が使われているものよりも麺を噛む度にスパイシーな胡椒が出てくるのでダイレクト感が有って、新しい感覚です。
麺に胡椒が練り込まれているので、麺と一緒に食べれば具材もスパイシーになります。
スープのマイルドなスパイス感と、麺のストレートなスパイス感が合わさって、厚みの有るスパイシーさです。
ピンクペッパーのスパイシーさもまた、スープとも麺とも、生胡椒とも違っていて、多層的なスパイス感が味わえます。
これだけ「胡椒」を満喫出来る料理も珍しいです。
「生胡椒」と麺をいただきます。
麺に練り込まれた黒胡椒と白胡椒の風味と、生胡椒の鮮烈なスパイス感、そしてスープのマイルドなスパイスが合わさって、複雑なスパイシーさになっています。
麺と白菜をいただきます。
スープのマイルドなスパイスと麺のストレートなスパイスで、これだけでも複数の胡椒が合わさった複雑さを味わえます。
麺と具を食べ終えてスープを味わいます。
スープだけになると味がマイルドなので、結構飲めます。
溶き卵入りと言う事も有って余計にマイルドです。
と言う訳で、完食。
麺量が思いの外有る上に具沢山なので、腹パンでスープまでは完飲出来ませんでした…。
「胡椒饅頭PAOPAO」さんの「サンラーこしょう麺」でしたが、まさかの麺に胡椒が練り込まれている「こしょう麺」を使った唯一無二の一杯でした。
「酸辣湯麺」に胡椒が使われているのは過去にも何度かいただいた事が有りますが、スープだけでなく麺にまで胡椒が練り込まれているのは初めてです。
スープ自体は溶き卵のお陰も有ってマイルドで、胡椒のスパイス感もマイルドです。
黒胡椒と白胡椒が練り込まれた麺の方は噛む度に胡椒感が出て来るので、とてもストレートな感じでスープのスパイスと合わせる事でかなりの辛さになります。
ピンクペッパーも載っていて、ダメ押しの様に別皿で提供される「生胡椒」も載せると、スープ、麺、具材の全てに胡椒が使われ、都合4種類の胡椒が丼の中で合わさります。
カレーも各種スパイスの集合体で複雑な辛味・風味ですが、4種の胡椒が使われている「サンラーこしょう麺」も複雑な辛味が味わえる稀有な味です。
ただ奇を衒ったモノで無く、ちゃんと旨さを成立させていて、なるほど「独創的チャイナ食堂」を標榜するだけの事は有ります。







