どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は仕事で大崎まで来たので「六厘舎 大崎店」さんに行って来ました。
「六厘舎」は大崎が創業地でしたが、あまりの行列に近隣からの苦情が絶えず、やむなく移転したと言うエピソードが有ります。
2014年に大崎に戻って来ました。
今や「松富士食品」グループとして「六厘舎」、「舎鈴」、「つけ麺久臨」、「ジャンクガレッジ」、「タンメントナリ」、「次念序」などの人気ブランドを展開しています。
代名詞である「濃厚魚介つけ麺」は太麺と濃厚豚骨魚介スープで確固たる地位を確立しています。
こちらは食券を買わずに並ぶ方式の様です。
平日の昼にも関わらず、10人程の外並びが出来ていました。
時間的に13:00を過ぎていましたが、流石の人気です。
待合椅子に座っている時に「新紙幣に関して」と言う張り紙を発見しました。
「現在ご利用いただけません」との事(汗)。
運悪くQR決済かカード以外、新札の1万円しか持っていなかったので、これは詰んだと思いました(滝汗)。
入口右手の券売機で食券を購入します。
新札は使用出来ないので店員さんに聞くと旧札に替えてくれました。
と言う訳で、「六厘舎史上最高の一品」の文字に惹かれて「生七味つけ麺」にしました。
カウンターに案内されました。
卓上調味料は左から「柑橘酢」、「魚粉」、「柚子粉」、「胡椒」、「特選焙煎七味黒」、「六厘舎特製辛味」です。
六厘舎の代名詞的な「魚粉」は個装になっています。
待つ事7〜8分で、「生七味つけ麺」が到着。
麺の丼の手前の大葉の上に載っているのが「生七味」の様です。
想像したよりも量が多いです。
極太の麺。
勿論、自社製麺の麺です。
つぶつぶが見えるので、フスマ入りもしくは全粒粉入りでしょうか?
スープに浸していただきます。
「六厘舎」らしい濃厚豚骨魚介系のスープは、より雑味を抑えながらしっかり濃度も確保した素晴らしい味です。
自社製麺の太麺の歯応えと香ばしい風味、そして小麦の味も、この濃厚豚骨魚介スープに負けていません。
豚バラロールチャーシュー。
ボリューム満点の厚手のチャーシューです。
濃厚豚骨魚介スープに負けない、豚バラならではの脂の甘みと肉の旨みがとても美味しいです。
細いメンマ。
濃厚豚骨魚介スープに敢えての細いメンマ。
麺よりも細いメンマですが、むしろその繊細な食感と味が逆に際立ちます。
ナルト。
コレが載っているのも「六厘舎」らしい感じです。
濃厚豚骨魚介スープに小さな海苔と魚粉、そしてナルトは「六厘舎」らしいビジュアルを構成しています。
大葉に載った「生七味」。
一般的に七味唐辛子の材料は、「唐辛子」、「陳皮」、「山椒」、「胡麻」、「芥子の実」、「麻の実」、「青紫蘇」、「生姜」、「青海苔」などが有ります。
「生七味」は「唐辛子」、「山椒」、「胡麻」、「芥子の実」、「青紫蘇」、「生姜」、「青海苔」辺りでは無いかと思われます。
「生七味」と麺を合わせてみます。
見た所緑色なのは「青海苔」や「青紫蘇」では無いかと思われます。
「生七味」だけに「唐辛子」や「山椒」もフレッシュな風味では無いかと予想出来ます。
スープに浸していただきます。
「生七味」だけに、やはり「唐辛子」や「山椒」の風味も鮮烈です。
「青海苔」や「青紫蘇」、「胡麻」の風味も普通の七味よりも遥かに効いていて、七味唐辛子を生にしたらこんなに風味豊かになるのかと驚嘆します。
「生七味」の鮮烈な風味が、濃厚豚骨魚介スープを驚く程サッパリとさせます。
ちょっと信じられない位にスープがサッパリに感じて、面白い程スルスル食べられます。
濃厚豚骨魚介スープをここまでサッパリ食べられたのは初めてです。
「生七味」の旨さは本当に格別です。
つけ麺で無くても、「この『生七味』でいただいたら美味しいだろうな」、と思うものが沢山有ります。
多分、「冷やし中華」のからしの代わりにこの「生七味」を添えたら絶品でしょう。
メンマと麺に「生七味」を添えていただきます。
「生七味」の鮮烈な風味とピリ辛さが濃厚豚骨魚介スープを軽やかにしてくれて、細いメンマと太麺がとても美味しいです。
改めて濃厚豚骨魚介スープに細いメンマの組み合わせが思いの外良くマッチしている事に驚きます。
ナルトと麺に「生七味」を添えて。
魚介のすり身で有るナルトと濃厚豚骨魚介スープはとても相性が良いです。
「生七味」はナルトにも良く合います。
海苔と麺をいただきます。
海苔の香ばしい風味に、魚粉の風味がとても美味しいです。
濃厚豚骨魚介スープに海苔の風味と魚粉で香ばしさと旨みが加わり、とても美味しいです。
「生七味」と麺だけでも美味しく食べられる位の完成度です。
濃厚豚骨魚介スープを爽やかにして食べ易くなるだけで無く、麺の小麦の風味ともマッチして、麺の旨さをも引き出しています。
コレは確かに「六厘舎史上最高の一品」かも知れません。
卓上の割スープ。
コレでスープを割っていただきます。
「残ったスープの1/3程度注ぐのがオススメです」と、適量が書いて有るのも親切で良いです。
割スープで割ったスープをいただきます。
魚介の風味が増して、濃厚さが薄れる分飲み易くなります。
しかし割った事でタレの味が薄れて、豚骨スープの旨さがより分かる様になります。
ちょっと残った「生七味」も入れてスープを味わいます。
「青海苔」や「青紫蘇」、「胡麻」の爽やかさと香ばしさ、「唐辛子」や「山椒」の鮮烈な風味がスープをよりサッパリさせてくれます。
豚骨スープのコクを残しつつサッパリいただけて、旨みを存分に味わえます。
と言う訳で、完飲&完食です。
「六厘舎 大崎店」さんの「生七味つけ麺」でしたが、濃厚豚骨魚介スープのつけ麺の概念を覆す、濃厚にして爽快感の有る一杯でした。
看板の濃厚豚骨魚介スープは磨きを掛けて有り、濃厚ながら雑味の無い味で、一段レベルアップした旨味が有ります。
合わせられた自社製麺の太麺は香ばしい風味と小麦の旨みに歯応えの有る麺で、スープに負けない麺になっています。
この一杯のキモである「生七味」はとても完成度が高く、「青海苔」や「青紫蘇」、「胡麻」の爽やかさと香ばしさ、「唐辛子」や「山椒」の鮮烈な風味がとても美味しいです。
「生七味」によって濃厚豚骨魚介スープはコクと厚みの有る味にも関わらずサッパリといただける様になっており、相反する要素を絶妙に合わせています。
「六厘舎史上最高の一品」と銘打った券売機のキャッチフレーズは確かに頷ける味です。







