どうも、Mormor(もるもる)です!
先日2022年5月〜6月辺りに行ったラーメン店の記事がゴッソリ抜けている事に気付きましたが、祖師ヶ谷大蔵の「鶯屋」さんも抜けていました。
この時期積極的に色々なお店を回ったのですが、何故かそれを記事にする事を忘れていた様です。
と言う訳で2年前になりますが、思い出しながら書いてみる事に。
こちらは名店「八咫烏」出身のお店で、スープには動物系素材を使用しておらず、カエシにのみ使用しているそうです。
SNSで「塩ラーメン」の写真を良く見かけるので、多分「塩ラーメン」がイチオシなのだと思います。
この時はCovid-19禍の真っ最中でも有り、テイクアウトをやっているお店が沢山有りました。
今では殆どのお店がテイクアウトをやめてイートインのみだと思います。
しかし「鶯屋」さんは最近でもテイクアウトをやっている様です。
入口横のテイクアウトコーナー。
「塩ラーメン」、「醤油ラーメン」、「モモ肉レアチャーシュー」、「バラ肉とろチャーシュー」などが売られていました。
並ばずに食べられるので、テイクアウトも結構オススメです。
テイクアウトコーナーのすぐ横の券売機で食券を購入します。
初訪問と言う事も有って、左上の法則で「特製 塩ラーメン」…と思いましたが、右斜め下の「塩ワンタン麺」が目に入りました。
ワンタン好きとしては、ワンタン麺は外せないので、「塩ワンタン麺」にする事にしました。
白木を基調とした和風の店内。
カウンターはかなりの高さで厨房はほぼ見えません。
L字のカウンターのみの8席となっています。
カウンターのタイルがオシャレです。
ステンドグラスのライトもちょっとノスタルジックで良い感じです。
とても落ち着いた店内です。
待つ事10分程で、「塩ワンタン麺」が到着。
流石は名店「八咫烏」出身だけ有って、ビジュアル的にもとても綺麗です。
非常にクリアなスープが印象的です。
ちなみに卓上に有るのはレンゲのみで、箸やお手拭きはカウンター下の引き出しの中に有ります。
四谷荒木町の「一条流がんこ総本家分家四谷荒木町」も同様に引き出しに入っています。
たまにこう言うお店が有りますが、初めてだとちょっと戸惑います。
まずはスープから。
非常にクリアなスープには動物系素材を使用しておらず、カエシにのみ使用しているそうです。
透明度が高いスープながらしっかりと魚介の旨みが有り、塩タレもカドがなくてとてもまろやかです。
全粒粉入りの細麺。
香ばしい風味と独特の食感の麺は「菅野製麺」製だそうです。
加水率低めのパツンとした食感が塩味スープにとても良く合います。
豚モモ肉レアチャーシュー。
非常に薄くスライスされていて、生ハムの様な薄さです。
しっとり食感で適度な味付けで、スープの味と見事に調和しています。
ナルト。
コレが載っていると「中華そば」感が有ります。
コチラのラーメンはノスタルジーを感じさせるタイプでは有りませんが、コレが載っているだけでちょっとノスタルジックになります。
豚バラとろチャーシュー。
「とろチャーシュー」と言う名前の通り、口の中でトロける様な柔らかさです。
スープに動物系の成分が殆ど無い分、この「とろチャーシュー」の脂の甘味がとても引き立っています。
ワンタン。
モチっとした皮が大きめで小ぶりの餡が入っています。
生姜香る餡とモチっと食感の皮が美味しいワンタンです。
材木メンマ。
太めながら柔らかく煮てあって美味しいメンマです。
淡麗系スープだと穂先メンマが多いですが、柔らかい上に味付けもマイルドで、スープにちゃんと合わせてあります。
三つ葉と笹切りのネギ。
三つ葉の爽やかな風味は、塩味でも醤油味でも合いますが、やはり魚介出汁の効いた淡麗系スープにピッタリです。
ネギの爽やかな辛味は塩味スープにとても良く合います。
ワンタンは4個ほど載っています。
丁度良い大きさで食べやすいです。
皮のモチっと食感と餡の生姜の風味が堪りません。
三つ葉と麺をいただきます。
三つ葉の爽やかな風味が良い感じです。
スープの絡んだ細麺の香ばしい風味と相まってとても美味しいです。
たっぷりの笹切りネギ
ネギの爽やかな辛味がスープと良く合います。
全粒粉入りの香ばしい麺とのマッチングもとても良いです。
三つ葉の茎と麺をいただきます。
三つ葉の茎はシャキシャキ食感と爽やかな風味が味わえます。
スープが絡んだ麺と合わせるととても美味しいです。
ナルトと麺をいただきます。
ナルトは魚介の練り物だけに、魚介の風味たっぷりのスープに良く合います。
香ばしい風味の麺のパツンとした食感とナルトの食感の対比も面白いです。
全粒粉入りの細麺は、スープが良く絡みます。
香ばしい小麦の風味とパツンとした食感も良い感じです。
魚介出汁のアッサリとしたスープに合う絶妙な太さと全粒粉の風味が良いです。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
スープ自体には動物系素材を使用していないと言う事ですが、そうとは思えない程味に厚みが有ります。
塩タレの味もとてもまろやかで、色から想像出来ない位の旨みが有ります。
と言う訳で、完飲&完食です。
「鶯屋」さんの「塩ワンタン麺」でしたが、とても美味しい一杯でした。
個人的に今までいただいた塩味のワンタン麺の中で3本の指に入る旨さです。
動物系素材を使用しておらず、カエシにのみ使用しているとは信じられない位厚みの有る味で、塩味スープに有りがちなカドも全く無いです。
合わせられた全粒粉入りの細麺がスープにドンピシャに合っていて、その食感も香ばしい風味も太さも完璧です。
三種のチャーシューもそれぞれに美味しくて、アッサリし過ぎない様に豚とろチャーシューがとても良い仕事をしています。
小ぶりのワンタンは皮がモチっと食感で、生姜の香る餡もとても美味しいです。
薬味としての三つ葉とネギもスープにとても良く合っています。
次回は是非「醤油ワンタン麺」も試してみたいです。
限定麺も気になるので、何度か足を運ぶ必要が有りそうです。







