どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は2025年4月24日オープンの今年話題の新店、高田馬場の「札幌 六坊」さんに行って来ました。
「渡なべスタイル」代表でラーメンプロデューサーであり、自らもラーメン店を経営し、多数の人気店を輩出している渡辺寿庵氏のお店です。
「札幌」と言うと、個人的には「福来軒」(本店は閉店、すすきの店は営業中)の「塩ラーメン」を思い出します。
初めて「福来軒」に行った時は「味噌ラーメン」をいただきましたが、地元の方々は「塩ラーメン」が殆どで、以降はずっと「塩ラーメン」でした。
「札幌ブラック」と言うのは初めていただくので、とても楽しみです。
入口横の看板。
札幌黒醤油拉麺の「札幌ブラック」、札幌旨味塩拉麺の「札幌塩ラーメン」、札幌濃味噌拉麺の「札幌味噌ラーメン」の三種が有る様です。
個人的には札幌旨味塩拉麺の「札幌塩ラーメン」がとても気になります。
入口右手の券売機で食券を購入します。
個人的には札幌旨味塩拉麺の「札幌塩ラーメン」がとても気になりましたが…。
凄く迷いましたが、ウリは「札幌ブラック」の様なので、「札幌ブラック」にしました。
カウンターの一番奥に座りました。
卓上には箸とペーパーナプキン、酢、辛味噌、生姜が有ります。
酢、辛味噌、生姜はどのラーメンにも合うのでしょうか?
待つ事10分程で「札幌ブラック」が到着。
「札幌ブラック」は札幌の行列店「いそのかづお」の看板メニューとの事ですが、たっぷりのブラックペッパーやザク切りのネギがたっぷり載っているなど、ビジュアルは大分違います。
「渡なべ」の限定メニューだった「札幌ブラック」をブラッシュアップした、オリジナルな一杯なのだそうです。
下にステンレスの受け皿が有りますが、スープが溢れんばかりに入ってくるので、カウンターから下ろす時には注意が必要です。
横から見るとネギの盛り方が凄いです。
スープもギリギリまで入っていて、チャーシューも山盛りです。
まずはスープから。
「札幌ブラック」の名の通り、ガツンと来る醤油感ですが、塩味はそれ程でも無く旨味を感じます。
醤油の風味とブラックペッパー、そしてコクと厚みのスープがとても美味しいです。
醤油の色に染まった黄色い縮れ麺。
札幌味噌ラーメンの銘店「すみれ」は今でこそ西山製麺製の「すみれ33丸麺」ですが、初めの頃は「森住製麺」製でした。
コチラは「森住製麺」製の麺ですが、個人的には「森住製麺」製の硬めで弾力の有る麺も結構好きです。
たっぷり載ったチャーシュー。
ガツンと醤油の効いたスープに、たっぷりの切り落としチャーシュー。
たっぷり掛かったブラックペッパーと醤油の効いたスープに切り落としチャーシューがとても良く合います。
これまたたっぷり載ったメンマ。
ザクザク食感と、細切りながら長めのメンマがとても美味しいです。
ガツンと醤油の効いたスープとブラックペッパーとも、とても良く合います。
醤油色に染まった玉ねぎ。
玉ねぎの甘みがガツンと醤油の効いたスープととても良く合います。
食感も絶妙で、ブラックペッパーともとても良く合います。
たっぷりのモヤシと挽肉を絡めて麺をいただきます。
モヤシと挽肉を炒めて中華鍋にスープを注いで作るのは、札幌味噌ラーメンの手法です。
「札幌ブラック」にも同様にモヤシと挽肉が入っている様です。
メンマとモヤシ、玉ねぎと麺をいただきます。
ガツンと醤油の効いたスープとメンマやモヤシ、玉ねぎがとても良く合います。
「森住製麺」製の硬めで弾力の有る麺も、スープにとても良く合います。
切り落としチャーシューとブラックペッパーがとても美味しいです。
醤油の効いたスープと切り落としチャーシューがとても美味しいです。
「森住製麺」製の麺の旨さも、「札幌ブラック」の旨さの半分位は有りそうです。
醤油色に染まった麺と、ザクザク食感のメンマが旨いです。
塩味より醤油の香ばしさと旨味を感じるスープ。
「富山ブラック」の様に、ガツンと来る塩味では有りませんが、コレはコレでライスが欲しくなります。
ザク切りのネギも醤油の香ばしさと旨味を感じるスープに良く合います。
「森住製麺」製の麺の硬めな食感と味に、ザク切りのネギの味と食感がピタリと合います。
コレだけパンチが有るのに、まるで表面張力でギリギリ溢れないコップの水の様な見事なバランス感です。
玉ねぎの甘みもこのスープをマイルドにするのに効いていそうです。
そして玉ねぎが入る事によって、その旨味も抽出されます。
それにしても、この味はハマりそうな予感がします。
香ばしく炒められたモヤシと挽肉が美味いです。
醤油の染みた麺と共に、香ばしさが満載です。
それでいて見た目ほど塩っぱく無いのが凄いです。
卓上の生姜と辛味噌で味変してみます。
かなり厚みのある味がするので、生姜と辛味噌は合いそうです。
辛味は食欲を増進してくれます。
生姜と辛味噌で味変すると、爽やかさと辛味で更に食べ易くなりました。
おろし生姜と言うと味噌ラーメンに合いそうですが、「札幌ブラック」にも良く合います。
辛味噌もピリ辛さが「札幌ブラック」に合っていて美味しいです。
醤油色に染まった麺。
コレだけ濃い色になっても塩っぱさより旨みが優っています。
それでもかなり濃い味なので、中毒性が有る味です。
メンマの食感とモヤシの食感も良い感じです。
加えて歯応えと弾力の有る麺がとても美味しいです。
パンチは有るけど塩っぱく無いスープも素晴らしいです。
麺と具を食べ終えて、スープをいただきます。
「札幌ブラック」は見た目ほどは塩っぱく無いものの、普通の醤油ラーメンよりはもちろん濃い味です。
濃いけど塩っぱいだけでは無い、旨みと厚みの有るスープです。
と言う訳で、完食。
「札幌 六坊」さんの「札幌ブラック」でしたが、見た目のインパクトと食べた時のパンチが有りながら、塩味より旨みが優った一杯でした。
正直見た目は真っ黒な醤油でかなりの塩味をイメージしますが、食べると味は濃いめですがしっかり旨みが有り、炒めた野菜や挽肉の香ばしさも美味いです。
「森住製麺」製の麺の硬めで弾力のある麺もとても良く合っています。
これだけインパクトが有るのに旨みが効いていて、濃厚そうに見えて案外重く無い、見た目と食べた時のギャップが面白いです。
見た目と味卓上調味料、器、店内の雰囲気や外の看板に至るまで、ラーメン好きに刺さる感じです。
それでいて、ラーメンフリークで無くても満足の行く絶妙なセンを突いている辺り、流石としか言い様の無い見事な構成だと思います。







