どうも、Mormorです!
今日は久し振りに天国屋さんに行って来ました。
店主の佐々木さんが右肘を手術したので、暫く変則的な営業でしたが、少しずつメニューも元に戻りつつあります。
ただ、豚骨系は肘の負担を考慮して暫くお休みの様です。
外のメニューを見ると焙煎ウルメ系のラーメンも暫くお休みの様です。
焙煎ウルメ系のラーメンが食べられる様になるといいなぁ。
今日の限定は「比内阿波尾鶏の脂そば」や「豚魚つけ麺」、「冷やし鮭麺」。
迷いましたが、確かまだ食べていなかった「生醤油麺 味玉」にしました。
天国屋には過去10回位は行っていると思うのですが、何故かいつも限定麺にありつけず、大抵白醤油麺か鶏鮭醤油麺、もしくは鶏醤油麺、鶏鮭塩麺、鶏塩麺などが多く、意外な事に生醤油麺は初めてだと思います。
平日の昼だと言うのに、席は8割位埋まっています。流石ですね。
店主の佐々木さんも右肘にサポーターを巻いていますが、普通に動いています。
肘は大丈夫なのかな?
卓上調味料は一切置いていません。
有るのは箸と楊枝、そしてセルフの水のみです。
名前の通り、生揚げ醤油(兵庫県産)を使用した醤油ラーメンです。
透き通った清湯系スープのラーメンはビジュアル的にも美しく、見るからに美味しそうです。
綺麗に透き通ったスープ。
表面に鶏油が浮いています。
濃い色の醤油なので、一見味が濃そうに見えますが、非常にマイルドな味です。
マイルドながら醤油はしっかり効いています。
鶏の出汁が前面に出ていて、旨さを感じられるスープです。
細麺ストレートの麺は全粒粉練り込みと思われる粒々が見えます。
麺箱に「中西食品」と有ったので、稲城の製麺所、中西食品製と思われます。
細麺ですが、コシが有り、小麦の味が濃い美味い麺です。
細麺にスープが良く絡んで美味しく頂けます。
大ぶりなバラチャーシュー。
大きい上に厚さが1cm位有るバラチャーシュー。
表面を炙ってあるので、香ばしい香りがします。
しっかりとした味付けで、美味しいチャーシューです。
バラ肉にも関わらず、クドく無いのが特徴です。
清湯系の醤油または塩ラーメンに良く使われている穂先メンマ。
柔らかい食感が特徴ですが、天国屋の場合は味もマイルドです。
スープと良く調和する、味が突出していないバランスされた味付けです。
大きめの海苔。
家系ラーメンの海苔の様に大きくて厚手の海苔です。
磯の香りがして、食欲をそそります。
やはり海苔はスープに浸して、麺を包んで食べると美味しいです。
優しい味のスープと小麦の味が濃い麺に磯の香りが加わって、何とも言えない旨さです。
醤油味のスープとの相性は抜群です。
刻み葱と使い分けている辺りが天国屋さんの凄い所です。
やや固茹でに近い味玉ですが、スープと同様に優しい味付けで、卵の黄身のまろやかな味とマッチしていて非常に美味しい味玉です。
危うく完飲してしまう所でした。
生醤油麺は初めて食べたのですが、とにかくシンプルを極めた様な味で、最近の複雑な味に慣れてしまうと非常に新鮮に感じます。
シンプル故に非常に難しいスープだと思うのですが、天国屋の清湯系のスープはどれを取ってもシンプルさを極めた様な味です。
しかも対極にある様な地獄ラーメンも絶品で、限定の鮮魚系も素晴らしく、店主の佐々木さんはオールラウンドなラーメンの天才だと思います。
肘が完治した暁には、また豚骨系のラーメンも食べてみたいです。