どうも、Mormorです!
今日は第18回TRYラーメン大賞2017新人賞総合3位、醤油2位、つけ麺1位という実力派、中華蕎麦 時雨さんに行って来ました。
店主の中西さんは名店「多賀野(荏原中延)」出身との事で、期待が高まります。
12:25頃に到着しましたが、先客3名でした。
私が4番目に並んでいると、後から来た人が反対側に並びました。
「?」と思っていると「ここはこちら側に並ぶんです」と教えて下さいました。
慌てて反対側に並びました。
入り口横の注意書き。
店内待ちは3名まで、代表待ち禁止、食券はスタッフの声がけの後などの注意書き。
行列店ではトラブルを避ける為にも必要ですね。
同様の説明書きが入り口の引き戸にも貼ってあります。
特に代表待ち禁止が一番上にあります。
しかし何故か代表待ちのケースって多いです。
今迄も何度かやられた事が有ります。
待つ事10分程で入店出来ました。
券売機で食券を買います。
初訪と言う事も有り、看板メニューの「中華蕎麦」と「味玉」・・・
「味玉」が無い!
と思ったらここでは「出汁たまご」なんですね。
券売機横の冷蔵庫(?)の上には麺箱が置いてありました。
「横濱時雨製麺所」とあります。
一瞬、「そんな製麺所が有るのか〜」と思ってしまいましたが、確かここは自家製麺でした。
麺箱を作ったんですかね?
食券を買ったら入り口横のベンチで待ちます。
このベンチが狭くて3人は凄いギリギリです。
店内は2人掛けのテーブルx3と、L字カウンター6席の12席になっています。
白木を多く使った店内は明るい感じです。
待つ事5分程でカウンターの一番右端に案内されました。
横にはカラフルなガラスコップが並んでいます。
その横に給水機があります。
水はセルフなので、自分で汲みます。
卓上の様子。
白木のカウンター上には調味料は七味と塩のみ。
あとは楊枝とティッシュだけです。
つけ麺の「美味しい食べ方」説明書。
これを読むと卓上の塩はつけ麺の麺につけて食べる為に置いて有るのですね。
湯河原の飯田商店のつけ麺もそうでした。
着席から5分程で「中華蕎麦」+「出汁たまご」が着丼。
正方形のお盆に箸とレンゲと共に供されます。
「中華蕎麦」の近影。
なかなか綺麗なビジュアルです。
期待しながらスープを一口。
鶏のスープの旨味が最初に来ます。魚介系の旨味も後から来ます。
色の割には意外に醤油の味は強くありませんが、塩分は結構あります。
近い味は湯河原の飯田商店ですが、それよりも塩分が強めです。
麺は中細のストレート麺。
自家製麺の麺は丁度良い茹で加減で、硬くも無く柔らかくも無い絶妙な歯応え。
しっかり小麦の風味がします。
大きめの海苔。
家系ラーメンの海苔位の大きさが有りますが、割に薄手です。
やっぱり海苔はスープに浸して麺を包んで頂くのが一番美味い食べ方の様な気がします。
磯の風味が感じられ、醤油味スープと麺の旨さを堪能出来ます。
小さなチャーシュー。
これはローストポークでしょうか?
もも肉辺りの肉だと思いますが、低温調理されたローストポークの様な感じです。
しっとりとした食感で、肉の旨味が感じられます。
薄くスライスされたチャーシュー。
これは低温調理された肩ロース辺りの肉の様です。
薄いにも関わらずしっとり感の有る肉で、味もしっかり付いていて美味しいです。
サヤインゲン、牛蒡、人参を鶏肉で巻いた八幡巻。
優しい味付けで醤油味スープと良く合います。
大きめのメンマ。
材木メンマと言って良い位の太くて大きなメンマ。
サクサク食感で味付けも丁度良く、おつまみに良さそうなメンマです。
葱は九条葱でしょうか?柔らかくて辛味の少ない葱です。
色合い的にも良いアクセントになっています。
「味玉」では無く「出汁たまご」
確かに見た目は只の茹で卵の様に色は付いていません。
しかし食べてみるとほんのり出汁の風味がします。
ほぼ固ゆでに近い感じですが、まろやかな味で醤油味スープと良く合います。
と言う訳で完食。
初訪問の「時雨」さんでしたが、方向的には湯河原の飯田商店や三ノ輪のトイボックスなどの鶏の出汁が感じられる醤油味スープに近い感じがしました。
一方で塩味が強めで、その辺りが個性なのかな、と言う感じです。
自家製麺の麺やスープ、具材にもこだわりを感じる一杯でした。
お隣の方が食べていた「担々蕎麦」も気になったので、次回は「担々蕎麦」を食べてみたいと思います。