どうも、Mormorです!
今日は池袋に所用が有ったので、前から気になっていた「シオソバ桑ばら」さんに行って来ました。
看板が既にシュールです。
ここは神田の「MANISH」や巣鴨の「生姜は文化」の姉妹店でもあります。
入ろうと思いましたが、良くみると券売機は外の様です。
まずは食券を買いに行きます。
お店の横に券売機が有ります。
一応、屋根が付いているので大丈夫だと思いますが、吹き込んだら券売機が濡れそう・・・
本日の裏そばは「磯ツブ貝の塩そば」の様です。
注意書きというか説明書きに「当店スープしょっぱいです。しょっぱいのが苦手な方は美味しく感じられない恐れがあります。」とあります。
裏そばも気になるし、「塩煮干しそば」や「塩坦々麺」も気になりますが、初訪問なので、ここは「塩そば」でしょう。
でも「ワンタン」と見ると頼まずにいられない性分なので、「塩ワンタンそば」にしました。
独特の雰囲気の店内。
壁には沢山のサインがあります。
カウンターの中程に座って食券を渡しました。
卓上調味料は柚子胡椒と酢のみ。
「辛い替え玉」というのも気になります。
メニュー表。
「元祖チャー麺定食」って何でしょう?
「変り玉」って???
水はカウンター上のヤカン。
新橋の「しお福」もヤカンでした。
なんだか凄い札が飾ってあります。
開店当時のものなのでしょうか?
待つ事7〜8分で「塩ワンタンそば」が着丼。
結構小さめの丼です。
まずはスープから。
注意書き(説明書き?)に有った通り、かなりしょっぱい味です。
しかし、ただしょっぱいだけでは有りません。
大山鶏のみを使用と言うスープは旨みが有り、モンゴル岩塩とアンデス塩を調合したと言う塩の味を最大限生かす方向に仕上げられています。
一般的な塩ラーメンは、出汁を生かして、塩は味付けに使われている事が多いですが、このラーメンは塩を味わうためのスープでは無いかと思います。
その為、塩ダレを作らずにモンゴル岩塩とアンデス岩塩を直接スープに溶かしているのだそうです。
麺は博多ラーメンの様な、硬茹での細麺。
池袋の松本製麺所製と聞いていますが、コシの有る細麺は小麦の風味も感じられ、この塩味スープにとても良く合います。
スープ単体だとかなりしょっぱい印象ですが、麺と一緒だと不思議と味が丁度良くなります。
炙りチャーシュー。
表面はカリカリで香ばしく焼きあがっています。
煮豚を作って、それを焼いた感じですが、このチャーシューも塩で味付けされている様で、塩へのコダワリを感じます。
ワンタン。
皮がモチモチで、絶妙な茹で加減です。
餡は肉のみで、少なめですが仄かに生姜の香りがします。
細切りのメンマ。
このメンマは胡麻油の香りがして少し甘めなので、塩味スープにとても良く合います。
海苔。
海苔の上に粉が掛かっているのですが、ホタテ貝柱のパウダーとの事。
いつもの様に、海苔巻き麺にして頂きます。
磯の風味で、塩味スープをより感じる事ができます。
途中、味変で卓上の柚子胡椒を入れてみました。
スープに柚子胡椒を溶かすと、柚子の風味と唐辛子の辛さが加わって、一段と美味しくなります。
と言う訳で、完食。
丼は小さめに見えて深さが有り、麺量も結構多いので、満腹になりました。
ここの塩味スープはタレを作らずに、鶏で取ったスープに直接塩を入れる作り方のため、ダイレクトに塩を味わう事が出来ます。
スープ単体だとかなりしょっぱいですが、麺が入る事によって丁度良くなる様に調整されている様です。
チャーシューも塩味で、やはり塩味スープと一緒に食べると丁度良い味になる様に作られています。
メンマも胡麻油の風味と甘めの味付けで、塩味スープと一緒に食べると絶妙な味になります。
全ては塩を味わってもらう為に作られている様です。
これ程までに塩にこだわったラーメンは初めてです。
機会が有ったら、次は「梅塩そば」を食べてみたいと思います。