本当は怖い心臓とストレスの関係:拡張型心筋症の話⑧

どうも、Mormorです!

 

「本当は怖い心臓とストレスの関係」の続きです。

 

 

 

 

●前回までのあらすじ

・漸く全て服薬に切り替わり、全ての点滴が外れた。

・待望の入浴が可能に!

・リハビリが次のステージに。

・漸く心臓の血栓が消失。

 

 

 

心臓の血栓が消失したので、1週間後に心臓カテーテル検査を行う事になりました。
が、ここで一つ心配な事が・・・
それは麻酔。

実は体質的に非常に麻酔が効かない体質で、今までも大腸ポリープの切除を受けた際、局所麻酔を4回も注射したにも関わらず全く効かず、そのまま強行されて激痛でのたうち廻った事が有るのです。

歯医者でもやはり麻酔が効かず、親知らずの抜歯も死ぬ程痛かったですし、人間ドックの内視鏡検査の時も麻酔が効かないので毎年苦しい思いをしていました。

主治医に全身麻酔に出来ないか聞いてみましたが、心臓カテーテル検査は局所麻酔との事。
一応麻酔が効かない体質で有る事は言いましたが、「大丈夫だと思いますよ」との事・・・

心臓カテーテル検査は、大きなモニターが有る部屋で、手術台の上に乗り、造影剤を点滴した上でカテーテルを挿入します。

カテーテルは大腿部付け根からと、左手首の2箇所から挿入されます。
大腿部は太い血管なのでまだしも、左手首はかなり細い所から入れるので、やる前から気が遠くなりそうな痛みで有る事が容易に想像出来ました。

麻酔医が点滴から麻酔薬を投与しましたが、予想通り麻酔が効きません。
普通に点滴を刺されるより遥かに太い管が挿入されるのですから痛く無いはずも無く・・・

特に左手首は変な角度で固定された為、しばらくは痛くて動かせませんでした。
予定では心臓の冠動脈から造影剤を投与して、撮影する事になっていましたが、造影剤の副作用を懸念して造影剤は入れない事になりました。

しかし撮影には90分程掛かり、前準備も含めるとゆうに2時間程掛かりました。
90分間痛みに耐え続けるのは想像を絶する苦痛でした。
麻酔が効かない体質をこれ程までに恨んだ事は有りません。

こうして地獄の心臓カテーテル検査を経て、次にMRI撮影が行われました。

MRI検査は初めてだったのですが、イラストの様な丸い輪の中に入って行きます。
その前に、メチャメチャ重い器具を乗せられます。大きな音がするので耳栓を付けて撮影します。
ハンマーで金属をぶっ叩いた様な物凄い音がして耳がガンガンします。
短時間で終わるのかと思ったら、なんと50分位掛かりました・・・

こうしてMRI検査が終わり、数日後に結果が出たという事で、主治医から説明が有りました。
心臓カテーテル検査とMRIの結果から、「恐らく拡張型心筋症で間違い無いでしょう」との事。
これだけ検査して「でしょう」ですか?と言いたくなりましたが、まぁ病名確定という事で・・・

これで晴れて(?)国指定の難病患者の仲間入りです。
が、難病指定を受けるには手続きが必要で、その為には16ページに渡る詳細な診断書を医師に書いて貰う必要があります。

時間が掛かるので、用紙だけ貰って、記入依頼と提出は退院後にする事にしました。
あとはひたすらリハビリに専念するのみ。
リハビリのバイクトレーニングも負荷を倍にして、時間も2倍に伸ばして行いました。

それから退院に向けて、奥様を呼んで下さいと言われました。
その理由は、退院後の食事に関する注意です。
退院しても、基本水分制限および塩分制限は続きます。

特に塩分制限に関しては相当塩分量を減らす必要が有り、減塩調味料の使用のみならず、酸味や出汁を駆使して6g/日以内に収める事を目標として、栄養士によるレクチャーが行われました。

また、それ以外にも、投与されている抗凝固剤の効果が無くなってしまうので、納豆は食べてはいけないとか、ワカメや昆布などの海藻の大量摂取も厳禁、緑茶も大量に飲まない事・・・などなど、注意事項が盛り沢山です。

退院に向け、体力の回復と、食生活の注意事項、家族への周知などが行われて行きました。

 

 

 

 

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