メンタルの話④折れたココロは戻らない?
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メンタルの話③一度折れたココロは何度も折れる」の続きです。

 

●前回までのあらすじ

・前職が用意した転職エージェントを使って就職活動したが❌
・大手エージェントに頼んで活動し、日系ITコンサルタント会社に入社
・いきなりブラック案件に当たってデスマーチ
・部署異動して活躍するも、同僚退職で負担が全部自分に
・無茶振りで限界を超え、鬱病再発

 

 

幸いにも、再発した鬱病は1ヶ月の休暇による自宅療養で何とか抑えられました。
しかし、いつまた無茶振りが来るか分かりません。
その時に備えて、病院に相談した所、向精神薬サインバルタと、抗不安薬デパスを処方されました。

デパスには依存性が有るので、常用は避けたいと思っていました。
またサインバルタも少しづつ容量を増していって、断薬する際も少しづつ容量を減らさなければならないので、出来れば薬に頼りたく無かったのですが、会社に行かれなくなる事態は何としても避けたかったのです。

 

 

 

しばらくの間は病み上がりという事で業務量を落として貰い、比較的軽い仕事に従事していましたが、ある日王手通信会社の案件が入りました。

とても重要な案件だったのでプレッシャーが大きく、デパスに頼らざるを得なくなりました。
しかしデパスは抗不安薬であると同時に、睡眠導入剤として使われる程眠気を催す薬でした。

頑張って眠っていないつもりでしたが、やはり所々記憶が怪しい所が出てきて、打ち合わせの議事録作成に支障を来す様になりました。

提案資料の作成も集中を欠いていたせいか、先方の要求レベルに合わず、プロジェクトの途中でメンバーを外されました。

 

 

 

トドメだったのが、次のプロジェクトで大手製紙メーカーのシステム更新の一大プロジェクトで、重要な要件定義の為の打ち合わせ中に強烈な眠気に襲われ、寝てしまった様で、お客様からクレームが付きました。

即プロジェクトを外され、抗不安薬の影響で有る事を説明すると自宅待機処分になりました。
傷病給付金を受給して半年ほど治療に専念しましたが、向精神薬の服用は止められず、抗不安薬は常用では無いものの、全く使わない訳にも行きませんでした。

 

 

 

傷病給付金が切れる直前に、会社側が用意した精神科医と話をしましたが、デパスは眠気が強く出るので、昔は使用されていましたが、今は会社に勤めている人には処方しないそうです。


私が通っていた病院の先生は高齢の方で、恐らく昔の感覚で処方したのでは無いか?との事でした。しかし、何れにせよ、これ以上傷病給付金は出ませんし、会社側の復職許可も降りず、残念ながら退職せざるを得ない状況になりました。

 

 

 

 

会社側の判断では、向精神薬や抗不安薬の服用が続いている限り、職務遂行に支障を来す可能性が有り、復職は許可出来ないと言う事でした。

こうして退職を余儀無くされました。

 

 

 

しかし、生活が有るのでこのまま働かない訳にも行かず、転職エージェントを使って再就職に向けて活動を開始したのですが・・・
本当は怖い心臓とストレスの関係:拡張型心筋症の話①」へと続いて行く訳です。

 

 

 

 

 

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