どうも、Mormorです!
我が家のメインPCはMacBook Proなのですが、先日「写真」アプリを開こうとしたら、「ライブラリが読み込めません」と言うエラーが出ました。
option+commandを押下して「写真」アプリを起動し、「ライブラリを修復」で修復を掛けたのですが、「5%完了」からいつまで経っても進まず・・・
やむを得ずアプリを強制終了したのですが、再度起動してもやはりエラーでライブラリが開けず、ライブラリの修復も5%で止まってしまいます。
Timemachineのバックアップから戻す事も考えましたが、バックアップはアプリを変更したら取っていますが、データは月1位しか取っていないので、戻すと1ヶ月分が飛んでしまいます。
とりあえず外付けHDDにライブラリをバックアップし、一度内臓ディスクに有るライブラリを消去し、新規ライブラリを作成して、Finderで「パッケージの内容を表示」させて、バックアップしたライブラリの中の「Masters」フォルダをコピーしてみました。
しかし、コピー中に「写真 Library.photoslibraryは既に存在します」と言う変なメッセージが出て、続行させましたが、コピー完了後に、ライブラリの修復を掛けてもサムネイルが殆ど表示されず、「ピープル」や「メモリー」などの情報も消えていました。
恐らくライブラリの整合性が損なわれたと判断し、外付けHDDにバックアップしたライブラリにDisk First Aidを実行して修復を掛けてみました。
optionを押下しながら「写真」アプリを起動し、ライブラリ選択で外付けHDDにバックアップしたライブラリを指定すると、今度は上手く認識して起動できました。
サムネイルもきちんと表示され、「ピープル」や「メモリー」などの情報も維持されています。
そこで、一旦再起動してcommand+Rを押下して、MacOS 復元システムから起動し、ディスクユーティリティで、内臓HDDにDisk First Aidを実行して修復を掛けました。
そして再度内臓ディスクに有るライブラリを消去し、外付けHDDにバックアップしたライブラリをコピーし直しました。
今度はなんのエラーも出ずにコピーが終わったので、optionを押下しながら「写真」アプリを起動し、内臓HDDにコピーしたライブラリを選択すると、アプリが起動できました。
サムネイルもきちんと表示され、「ピープル」や「メモリー」などの情報も維持されていました。
Macあるあるですが、定期的にファイルのアクセス権の修復や、ファイルの修復を行わないと整合性が崩れてアクセス出来なくなったりアプリが異常終了する事が有ります。
理想はiCloudバックアップですが、写真の数が50,000枚も有る上、ビデオと合わせると200GBを超えるので、なかなか難しく、かと言って毎日Timemachineでバックアップするのも・・・
少なくとも定期的なバックアップ+ファイルの修復は行った方が良い様です。
またTimemachineのバックアップを夜間行う様にして、毎日取得する事も検討した方が良いかもしれません。
一応、我が家にはRAID1(ミラーリング)のNASが有り、大事なデータは基本的にそちらに保存する様にしています。
NASにはUPS(無停電電源装置)も付けているので、万が一停電になってもUPS連動で自動シャットダウンするので、ファイルが損傷する様な事は希です。
が、これらの機器にも耐用年数が有り、2年前に私が急性心不全で1ヶ月以上入院している間に、UPSが故障して同時にNASの電源部分がお亡くなりになりました。
元々、入れ替えようと考えていた矢先に急性心不全で1ヶ月以上入院となってしまい、そう言うタイミングに限ってUPSが故障→NASの電源死亡が重なりました。
UPSは奥様に機種と仕様を伝えて買って来てもらい、入れ替えましたが、NASの故障は如何ともし難く、退院後に修理専門店に持ち込んで調べてもらいました。
すると、電源が死んでいるだけで、HDDには故障が無い事が分かったので、データを外付けHDDにコピーしてもらい、すぐに新しいNASを買って来て復旧させました。
そんな訳で、長くなりましたが「日頃のバックアップはとても重要」と言うお話でした。
Macに限らず、失いたく無いデータが有る場合は、必ずバックアップを取りましょう。