どうも、Mormorです!
今日は、9月2日から発売開始の限定「塩つけ麺」を食べに、「焼きあご煮干しらぁめん とびうお」さんに行って来ました。
開店前の11:10頃到着で、並び1名で2番目でした。
Twitterの告知。
見るからに涼しげなビジュアルです。
店の前の立て看板にも「塩つけ麺」が掲示されています。
値段もかなり頑張ってます。
裏側には並び方や食券の買い方の説明があります。
代表待ちの禁止や、ウェイティングは外待ちなど、注意事項が書いてあります。
11:30丁度に開店。
「味玉塩つけ麺」¥900にしました。
手前のカウンターの左隅に座りました。
カウンター上には水の入ったピッチャーと、スープ割りのスープが置いて有ります。
壁に「塩つけ麺」の説明書きが有ります。
麺はアゴのそばつゆと昆布水に浸かっている様です。
レモンジュレで食べる様に書いて有ります。
パーティションにも「塩つけ麺」の説明書きが貼って有ります。
これなら、どの席に座っても説明書きが読めます。
前回訪問時にはなかった、ビニールの幕が卓上調味料や箸の上に掛かっています。
やはり飛沫感染の防止のためでしょうか。
待つ事10分程で、「味玉塩つけ麺」が着丼。
味玉は麺の方に載っています。
麺の丼のアップ。
アゴのそばつゆと昆布水に浸かっている麺と、大葉に載っているレモンジュレが涼しげです。
まずは麺から行ってみます。
全粒粉練り込みの平打ち麺。
見た感じは加水率高めのツルッと食感に見えます。
スープに浸します。
“ゲンコツと鶏のダブルスープに、3種の塩をブレンドしたあご出汁入りのタレと、ホタテを加えた特製かえし”との事。
普通あご出汁と言えば優しい味のスープを想像しますが、これはかなりクッキリとした味のスープで、魚介系の出汁が前面に出ており、動物系がしっかり支えている感じのスープです。
あご出汁でここまでクッキリとした味のスープを作るのは、さぞ苦労した事でしょう。
平打ちの特注麺は、全粒粉練り込み麺らしい香ばしさが有り、ツルッと食感+モチっと食感のツルモチ系です。
大葉に載っているレモンジュレ。
説明通り、これを麺に溶きながら食べていきます。
麺にジュレを載せて、麺にジュレを溶きます。
このまま食べてみると、確かにアゴと昆布水の出汁のお陰で、これだけでも十分食べられます。
ただレモンが強すぎて出汁の味が霞んでしまうので、ぬちまーす塩などで食べた方が出汁感を味わえそうな気がします。
刻んだチャーシューがスープに入っています。
前回食べた「特製焼きあご煮干し塩らぁめん」は、炙りチャーシューでしたが、これは炙ってはいない様です。
塩のスープに入っているので、丁度良い塩梅の味になっています。
材木メンマ。
これは焼いたのでしょうか?
食べてみると、香ばしく焼かれている訳では無さそうなので、作っている時にちょっと焦げただけかもしれません。
太いメンマですが柔らかく煮られており、味付けもちょっと優しいあご出汁っぽい味です。
レッドキャベツスプラウト。
これは「超純水彩麺 天国屋」さんの限定麺や、「Sagamihara 欅〜HANARE〜」などでも使われています。
彩を添えると同時に食感を楽しめます。
レモンジュレの載っていた大葉。
大葉も「Sagamihara 欅〜HANARE〜」のラーメンには良く載っています。
折角なので、大葉巻き麺にして頂きます。
麺に溶いたレモンジュレと大葉の爽やかな香りで、全粒粉入りの麺が一段と旨いです。
半熟の味玉。
多分、塩味玉と思われますが、一見普通のゆで卵の様に白く、黄身はゼリー状の半熟です。
塩味スープにとても良く合います。
と言う訳で、麺と具を完食。
スープを割って、スープを味わいます。
スープ割りはカウンター上のポットに入っています。
これでスープを割ります。
スープ割りで温かくなったスープは、一段と美味しいです。
ただ、惜しいのは少しレモンが強過ぎて、折角の魚介出汁の風味が希薄になってしまっています。
麺のレモンジュレは兎も角、スープのレモンは無くても良いかもしれません。
と言う訳で、完食。
「焼きあご煮干しらぁめん とびうお」さんの「塩つけ麺」ですが、あご出汁とは思えない程クッキリとした味のスープに驚きました。
全粒粉入りの平打ち麺も、香ばしさとその食感は素晴らしいものでした。
ただ、レモンは確かに塩味スープに良く合うのですが、魚介風味が霞んでしまうので、ジュレだけにするか、もしくは麺を味わうのは「ぬちまーす塩」の様な塩にして、スープ側のレモンだけにした方が良いのではないかと思いました。
これだけの旨味が凝縮されたスープの魚介風味が霞んでしまうのは何とも惜しいです。
繊細なあご出汁だけに、味変もかなり難しいものだと思います。
醤油味のスープですが、「赤坂麺処 友」の「芳醇あごだししょうゆらーめん」の場合、自家製ラー油で味変しています。
このラー油、かなり辛いので、入れ過ぎるとただの辛いだけになってしまいますが、適量なら思いの外あご出汁の風味が残ります。
加減が難しい所ですが、やはり折角のあご出汁は最後まで味わいたい所です。