どうも、Mormorです!
今日はFBのラーメングループの中で度々話題になっていた、寒川の「ブリキの木こり」さんに行って来ました。
20〜30年前は良く通っていた道沿いに有ります。
2018年4月にオープンした様です。
今は営業時間が11:00〜15:00の昼営業のみで、基本火曜休みですが、2月の3,4週目は木曜日が店休日になっています。
駐車場はお店の先の側道を入った所に1台分だけ有ります。
「とても駐車しにくいです」と有りましたが、確かにバックで入らないと出る時に面倒そうです。
頭から入ったら出るのに苦労しそうです。
平坦なので、車高が低くても大丈夫そうでは有りますが、大きな車はNGかも知れません。
今日の限定は「味噌そば」と「辛味噌そば」の様です。
テイクアウトもやっている様です。
券売機は入口を入って左手の奥にあります。
入った時は券売機が見当たらず、注文制なのかと思ってしまいました。
「塩そば」と「醤油そば」、「にんにく醤油そば」、「赤そば」、「塩つけ麺」がレギュラーの様です。
初訪問と言う事で、左上の法則…と思いましたが、味玉は欲しいので「味玉醤油そば」¥900にしました。
ウッディーな店内。
カウンターは7席。
良く見たら、椅子が「Sagamihara欅」さんと色違いですが同じです(笑)。
奥には4人掛けテーブルもあります。
ちょっと狭めですが、家族で食べる事も出来そうです。
カウンターの奥から2番目に案内されました。
カウンターはパーティションで仕切られています。
多分テイクアウト用と思われる、鍋スープ(〆のラーメン付き)も有る様です。
麺は熟成麺との事。
聞いた話では「一条流がんこ総本家相模原分店」や長津田の「十人十色」さんが使っている「サッポロめんフーズ」製の様です。
テイクアウトメニュー。
「塩そば」¥550、「赤そば」¥600、「にんにく醤油」¥650の3種類の様です。
待つ事7〜8分で、「味玉醤油そば」が着丼。
ステンレスの2重構造の丼は、七沢の「ZUND-BAR」に良く似ています。
まずはスープから。
まるで塩ラーメンの様な薄い色の澄んだスープです。
しかし飲んでみると、ちゃんと醤油の味がします。
ベースのスープは鶏メインっぽいですが、どっしり感が有るので豚も使っている様です。
とある情報では隠し味に牛骨を使っているとの事で、だとするとこのスープの甘みも合点が行きます。
麺は「サッポロめんフーズ」製の中細縮れ麺。
麺を熟成させてから使用しているとの事。
食べた感じでは「一条流がんこ総本家相模原分店」や長津田の「十人十色」さんと大きく違いは無い様ですが、両店よりも透明さが増している気がします。
恐らく熟成によって伸び易い代わりにスープが麺に浸み易いのだと思われます。
なので、優しい味のこのスープでも麺を食べた時にしっかりと味が感じられます。
肩ロースと思われるレアチャーシュー。
スープに浸かっているだけで色が変わって来てしまうので、早めに頂きます。
やはりしっとり感と肉感が感じられ、味も良く浸みています。
ちなみに「Sagamihara欅」さんは低温調理器「BONIQ」を使用していますが、こちらでは水槽型の大きめの低温調理器を使用していました。
綺麗に巻かれたバラチャーシュー。
こちらは軽く炙ってあります。
この、肩ロースのレアチャーシューと炙ったバラ巻チャーシューの組み合わせは「Sagamihara欅」さんの肩ロースのレアチャーシューとスモークしたバラ巻チャーシューに近い感じです。
穂先メンマ。
優しい味の清湯系スープに良く合う穂先メンマ。
柔らかくて、味が染み易いのが特徴です。
笹切りの刻みネギ。
爽やかな辛味が醤油味スープを引き立てます。
豆苗。
豆苗はカイワレと違って辛味が無く、独特の味ですが、ラーメンに合います。
町田の「3SO」さんの「ニボシ3SOつけめん」にも合わせられています。
半熟味玉。
黄身がゼリー状の半熟で、まろやかな味に仕上がっています。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
鶏ガラベースのスープに清湯豚骨スープを合わせたスープに、隠し味の牛骨スープの甘みが合わさったスープは、多層的な味の重なりが絶妙で、他に無いタイプの味わいです。
思わず飲み干しそうになりましたが、そこはグッと我慢です…
「ブリキの木こり」さんの「味玉醤油そば」でしたが、トリプルスープの多層的な旨さと、熟成麺の組み合わせが想像以上に良い感じで、見た目の予想を上回る旨さでした。
具材の方も、低温調理のレアチャーシューと炙りバラチャーシュー、穂先メンマ、豆苗、刻みネギと抜かりの無い仕上げで、噂通りの一杯でした。
私の家からだと高速道路を使わないとかなり距離が有るので、そうそう簡単には行かれませんが、行って食べてみる価値は十分に有りました。