どうも、Mormor(もるもる)です!
今回は987ケイマンSの維持上で、有ると便利なものについて書いてみたいと思います。
987ケイマンSの維持上で有ると便利なもの
1.工具類
2.ジャッキ
3.スロープ
4.ウマ(リジッドラック)
5.充電器
6.その他
を紹介して行きたいと思います。
①工具類
国産車では使用していない特殊サイズのネジ(13mmなど)が有るので、工具は揃えた方が良いです。
高い工具で無くても良いですが、13mmなどのドイツ車に良く有るサイズは揃っていた方が良いです。
それと、PORSCHEのクルマの場合、「トルクス」と呼ばれる星型のネジがやたら多用されています。
特にT-20とかT-30とかのサイズが良く有るので、このサイズのトルクスネジ用のビットは揃えておいた方が良いです。
また、四角形を3つ重ねた様なトリプススクエアと言う特殊形状のネジも有るので、トリプススクエアM8(8mm径)のビットも有った方が良いです。
これはシート後方のアクセサリーバーと言う取手の様になっているパーツを外すのに必須です。
また、987ケイマンはリアのエンジンカバーの上に分厚い断熱材が被っているので、パワステオイルの補充やエアクリーナーの清掃/交換時にはそれを外す必要が有ります。
そう言う場合、「内装剥がし」ツールが有ると便利です。
987ケイマンSのエンジンカバーはT-30トルクスネジ✖️5本で留められていますが、頻繁に外す場合はT-30トルクスネジでは不便です。
と言う訳で、ウチのケイマンSはトルクスT-30の代わりに蝶ネジに換えてあります。
これで工具を使わなくてもエンジンカバーの脱着が可能になります。
②.ジャッキ
以前は油圧シザースジャッキを愛用していましたが、国産車と違ってPORSCHEのジャッキポイントはフロア下に有り、平べったいヘッドでないと上手く上がらないのと、車高が9cmギリギリで低床ジャッキでないと入らないので、低床のフロアジャッキを使用しています。
アルミジャッキなので軽量…と言いたい所ですが、結構重たいです。
しかし辛うじてフロントトランクに載る位の大きさ/重量です。
車高調整時などには必須なので、これも有った方が良いです。
③.スロープ
ジャッキが入らない時や、ちょっとだけ上げたい時に便利なのがスロープ。
特にウチのケイマンSの場合、脚周りにAragosta Type-Sを使用しているため、倒立式ショックアブソーバーの調整ダイアルはショックの下側に有ります。
フロントはステアリングを切った状態にすれば手が届きますが、リア側の調整ダイアルはドライブシャフトとの間に有り、手を伸ばしても届かない場所に有るので、リアをスロープで持ち上げると丁度ダイアルに手が届きます。
④.ウマ(リジッドラック)
クルマを上げた状態で固定するウマ(リジッドラック)も有った方が良い工具です。
特に車高調整時などには重宝します。
⑤.充電器
987ケイマンSはフロントボンネット内にバッテリーが有りますが、そのフロントボンネットは電動になっており、バッテリーが無いと開けられません。
つまりバッテリーを上げてしまうとフロントトランクを開ける方法が有りません。
厳密に言えば有るのですが、その為には左タイヤを外し、フロントのライナーの裏側にあるエマージェンシー用のワイヤーを引っ張る必要が有ります。
しかし、ウチのケイマンSの様に、左側に寄せて停めているクルマの場合、そもそもタイヤを外す事が非常に困難です。
その為、緊急用にフロントトランクを開ける為の専用端子が運転席の足元のヒューズボックス内に有ります。
此処に救援車のバッテリーの+(プラス)を繋ぎ、ドアストライカーなどにー(マイナス)を繋いだ状態で、リモコンのフロントトランクオープンボタンを押下すると、フロントトランクを開ける事が出来る様になっています。
しかしこの端子はあくまでもフロントトランクを開ける為の専用端子なので、このままエンジンをスタートさせる事は出来ません。
と言う訳で、987ケイマンS(981も982も恐らく同様)の場合、バッテリーを上げてしまうとかなりの大事になります。
なので、日頃から充電およびバッテリー維持が可能な充電器が非常に重要です。
ウチの場合は自宅ガレージなのでガレージ内にコンセントが有り、充電器を繋いで常時充電にしていますが、マンションなどでガレージ内にコンセントが使用出来ない場合は、別途バッテリーを用意するなどの対策が必要と思われます。
⑥.その他
一般的に車載するべきブースターケーブル(3m以上)も必要な工具です。
何故3m以上かと言うと、駐車されている状況によっては必ずしも救援車のバッテリーが近くに寄せられないケースが有るからです。
例えばウチの場合、ガレージの出入り口の関係でクルマを左に寄せなければなりませんが、その状態だと救援車が小さければ対向させる事が可能ですが、ウチの家族クルマは小さくないので、対向するのは困難です。
なので、3m位無いと届かない可能性が高いのです。
続いても定番の牽引ロープ。
これは引っ張って貰う側が用意すべきものです。
エアゲージ。
サーキットを走るなら、1つくらいはキチンとしたモータースポーツ用を持っていた方が良いです。
出来ればエア調整が可能なタイプだと更に良いです。
電動インパクトレンチ。
サーキット走行でタイヤ交換や車高調整、ブレーキパッドの交換などの場合にタイヤの脱着が必要になりますが、その際に大活躍してくれるツール。
バッテリー式だとコンセントが無い場所でも使えるので便利です。
無くても何とかなりますが、疲労度が全然違います。
電動インパクトレンチが有っても、固く締まってしまっているボルトを外す場合など、十字レンチは役に立ちます。
増し締め時などの為に、トルクレンチも有った方が良いです。
ECUの書き換え用のツール。
今やECUをイジらずに済む車は無いのが実情。
これは廉価版なのでECUのパラメーターを書き換える事は出来ませんが、エラー消去は可能なので、状態の確認とエラーの消去に重宝しています。
番外編で、サンシェード。
ケイマン/ボクスターは天地方向に狭い窓なので、なかなか合うサンシェードが見つからないのですが、たまたまこのサンシェードは専用品で、ピッタリハマります。
これが有るのと無いのとでは、炎天下で駐車していると大きな差になります。
と言う訳で、987ケイマンSの維持上で有ると便利なものでした。







