どうも、Mormor(もるもる)です!
今日はPORSCHE Experience Center 東京で開催された「PORSCHE FESTIVAL2023」に行って来ました。
今年はPORSCHEの名を冠した自動車の製造を始めた1948年から75年経った事を記念して「75」の文字が見えます。
「PORSCHE FESTIVAL2023」は6/3と6/4の2日間行われました。
自分のクルマをPORSCHE Experience Center 東京に乗り入れて展示する事(ポルシェガレージ)も可能ですが、以前別のイベントで展示したら終わるまでクルマを動かせなくて困ったので、今回はイベントを楽しむだけにしました。
イオンモール木更津内の駐車場を一部借り切って、パーク&ライド方式でPORSCHE Experience Center 東京の会場にはバスで向かいます。
PORSCHE Experience Center 東京のCayman GT4RS。
この日はイベントなので出来ませんが、普段はこれを借りて、PORSCHE Experience Center 東京内のコースを走る事も可能です。
ただ¥91,000となかなかのお値段なので、お友達が持っているレーシングカーのGT4MRを借りてFSWを走らせて貰った方が安く済みそうです。
会場の屋根の下の歴代レーシングカー。
919Hybridを始め、ADVANカラーの962Cや、991GT2ベースの935、935K3など、錚々たるクルマが並んでいます。
その一番奥に、Cayman Club Japanでお世話になっている、漫画家の麻宮騎亜先生の愛車「シュトロゼック・メガ・スピードスター」も並んでいます。
昔はディーラーへの入庫も断られたそうで、PORSCHE主催のイベントで展示されるとは思わなかったそうです。
ちなみに麻宮先生の「シュトロゼック・メガ・スピードスター」は「964スピードスター」ベースではなく、964カレラ2のルーフを切り取って作られているそうで、964スピードスターと同様に雨漏りするので、ここに展示された様です。
建物の中にはGulfカラーの伝説のマシン917Kも展示されています。
まさにPORSCHEの歴史そのものの展示です。
PORSCHE Experience Center 東京内のコース図の横にはPORSCHEの歴史を紹介する映像が流れていました。
カラフルになったタイカンも飾られています。
2FのレストランはVIPラウンジになっていて一般参加者は入れませんでしたが、麻宮先生のSNSで雰囲気は分かりました。
ちなみに、すれ違った時に「何処かで見た事の有る人だなぁ」と思ったら元F1&パリダカチャンピオンのジャッキー・イクス御大でした(驚)。
ポルシェガレージの車両がコースに並び、その向こうにメインステージが有ります。
普段は入れないレーシングコースに入れるのも面白いです。
メインステージ横の展示スペース。
959やカレラGT、918Spyderと言う凄い市販車の一団です。
そして麻宮騎亜先生のPORSCHE75周年に寄せて描いたイラストも飾られています。
ちなみに白いタイカンは久しぶりにデジタルでは無く手描きしたそうです。
そして麻宮騎亜先生の「彼女のカレラ」のラッピングカー。
3台も有って、麗奈バージョン、愛華バージョン、優香バージョンです。
それぞれに等身大のキャラクター紹介も付いていて、ボディのラッピングの下地には漫画の本編のコマが描かれていて、とても素晴らしい仕上がりです。
愛華バージョンのアップ。
この通り、漫画の本編が下地に散りばめられています。
凄いラッピング技術です。
こちらはRAUH-WeltとARSHAMのコラボ。
後ろに有る漫画も、麻宮騎亜先生の作品です。
人気の「DRIFT EXPERIENCE」。
かなり並んでいました。
水を撒いたサークル状のコースをインストラクターがドリフトしてくれます。
並ぶの好きでは無いのと、どうせなら自分で走りたいので今回はパスしました。
ちなみにオフロードエクスペリエンスも有って、カイエンが急斜面や凸凹路を走っていて、奥様がイタく気に入っていました。
「ポルシェガレージ」の展示車を見て回ります。
早速お友達の車を発見!
後で本人も見つけて挨拶しましたが、久しぶりに見ました。
ルビーストーンの964RS。
しかもただの964RSでは無く、いわゆる「アートもの」。
マカオレース用にアートスポーツが50台オーダーしましたが、レースが無くなって市販された内の1台。
ジェントルマンレース用だったせいか、本皮巻きのロールバーなど、レーシングカーにしてはゴージャスな内装のクルマです。
これは確かPORSCHE雑誌に載っていた気がします。
顔は完全に997ですが、ボディ後部は987Boxster。
とても綺麗な仕上がりです。
これは多分お友達の更にお友達の993GT2。
海外では1億8千万位の値が付いた、激レアな一台だと思います(多分)。
綺麗な356。
まさにコンクールコンディションな1台です。
これまた希少な964Turbo S。
リアフェンダーに開いたインテークが特徴です。
なんと今回はRAUH-Welt BEGRIFFのクルマまで展示されていました。
PORSCHE社主催のイベントでRWBポルシェを見るとは思いもしませんでした。
993ベースや997ベースも含めて4台展示されていました。
メインステージの所にもキッチンカーが居ましたが、こちらにもキッチンカーが出ています。
ピザ屋さんとコーヒー屋さんの様です。
VWのType2とシトロエンのHバンと言う、これまた映えるクルマです。
986Boxster。
純正のキャリアでしょうか?
これと同じキャリアを付けたクルマがポルシェガレージアワードで賞を獲りました。
986も20年位経つので、大分色々やらないといけないクルマですが、とても綺麗に乗られている様です。
964ターボ。
このマフラー、恐らく知り合いの所で作られたものだと思います。
手曲げの部分とタービンの下のオイルキャッチとマフラーエンドの形状がが特徴的です。
綺麗な968。
8スポークのホイールが良い味出しています。
マリタイムブルーのボディカラーも個人的にツボです。
こちらはRufのRCTでしょうか?
964カレラ2ベースっぽいですが、フロントのドリルドローターとキャリパーはかなり大型なので、大幅にパワーアップしているものと思われます。
これもボディーカラーが綺麗です。
944ターボかと思ったら924ターボでした。
メチャメチャ綺麗な上にBBSのメッシュホイールが当時らしくて涙モノです。
930スピードスター。
友人が持っていますが、そちらは内装がかなりカスタマイズされていて、この個体の方がオリジナルに近い感じです。
メインステージの所にはキッチンカーが並んでいました。
こちらは古いFORDのピックアップトラックベースのキッチンカー。
羽根付きオニギリを販売していました。
こちらはシボレー・ステップバンでしょうか?
フォッカチャのホットドッグを販売していました。
で、フードチケット¥1,000でこちらのハンバーガーをGet。
早めに買ったので買えましたが、前日も13:00には完売していたそうです。
本格的なアメリカンハンバーガーで、パティの香ばしい風味が美味しい一品でした。
フライドポテトも買いました。
ちなみにペーパーナプキンにはPORSCHEクレストとPORSCHEの文字が有ります。
そして新型カイエンがジャパンプレミアでした。
これはカイエンクーペですが、外観はキープコンセプトながらLEDアダプティブヘッドライトやインパネの液晶の意匠など、かなり変更箇所は大きい様です。
そしてこちらもジャパンプレミアの911DAKAR。
ジャッキー・イクス御大が自らステアリングを握って登壇し、会場を沸かせました。
この後、御大自らサインをして「サインしたからオレのモノだ!」と仰っていました(笑)
お立ち台に運ばれてきた911DAKAR。
992型の911カレラ4Sをベースに、車高を上げて、かつてのロスマンズポルシェを彷彿とさせるカラーリングで仕上げた1台。
911ターボより高いプライスタグに驚かされます。
ジャッキー・イクス御大の直筆サイン付きです。
多分コレで+¥1,000万位になっているのでは無いかと思います。
ちなみにジャッキー・イクス御大、この後気軽にサインに応じていて、知り合いが帽子にサインを貰って大喜びしていました。
そして麻宮騎亜先生のトークショー。
漫画家としての先生の経歴や、愛車シュトロゼック・メガ・スピードスターとの馴れ初めなど、貴重なお話を聞けて楽しかったです。
この後、短時間ですが先生とお話しして、秋に開催される私が事務局となっているCayman Club Japanのイベント「Cayman Festival 」でお会い出来る事を楽しみにしている事をお伝えしました。
ポルシェガレージの知り合いの方の展示や興味の有ったクルマも見られて、ジャパンプレミアの新型カイエンや911DAKARも見る事が出来て、お世話になっている麻宮騎亜先生の作品や愛車のシュトロゼック・メガ・スピードスターも見る事が出来て、大満足な1日でした。