どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は2021年6月24日開店の新店「煮干中華 余韻」さんに行って来ました。
この場所は元「煌龍軒」だった所です。
店主さんは淵野辺の「貝ガラ屋」さんの店主だった方で、
「運命的に出会った極上の煮干しに魅了され、その煮干しを凝縮させた中華そばが作りたくなり、貝ガラ屋は現店主さんに引き継いで頂きました。」
との事。
開店時間の11:30過ぎに着いて、外並びの7番目でした。
待つ事20分程で、漸く店内へ。
入口左手の券売機で食券を購入します。
初訪問なので、左上の法則で「特凝縮煮干」¥1,050にしました。
券売機と冷水機の間にコップが有るので、コップに水を汲んで席に着きます。
ちなみにコップは冷水器の下にも有ります。
細長い店内は「煌龍軒」時代と大きく変わってはいませんが、カウンターは一新された様で、天井にシーリングファンが取り付けられています。
また「煌龍軒」時代は厨房の手前側にも席が有りましたが、それは無くなっています。
真新しいカウンター。
透明のパーティションが設置されており、調味料はブラックペッパーのみ、手指消毒用のアルコールと箸が有ります。
レンゲはカウンターの上に有ります。
「下の棚の奥にコンセントあります!」と有ったのでカウンターの下を見てみると…
カウンターの右端の方にコンセントが有りました。
しかし、ここでは長居するとマズそうなので、空いてる時専用ですね。
箸は割り箸と竹箸が有ります。
箸箱はちょっと手作りっぽく見えます。
厨房の壁には、煮干しの絵が描かれています。
「すごい煮干ラーメン凪」の新宿ゴールデン街本店で、天井から煮干がぶら下がっていたのを思い出しました。
カウンターの上の暖簾の所に、Twitterのアカウントが有ります。
店舗情報はこちらで確認すると良さそうです。
待つ事10分少々で、「特凝縮煮干」が着丼。
「特は味玉・チャーシュー1枚追加」
と有りましたが、チャーシューが4枚程載っている様に見えます。
丼を横から見るとこんな感じ。
懐かしの中華そばっぽい丼です。
まずはスープから。
スープの色が福富町の「丿貫」に近い色ですが、飲んでみると、煮干なのに「あご出汁」の様な優しい味がします。
そして後味がどう考えても鶏白湯としか思えません。
これで煮干100%だったらオドロキでしたが…
やっぱりベースは鶏だったのですね。
とは言え、煮干しの旨さを消してしまわない様に絶妙な割合でブレンドされており、鶏の存在は最小限になっています。
麺は細麺ストレート。
パツンとした食感ですが、キッチリ茹で切られています。
小麦の風味のする美味しい麺で、スープに良く合っています。
お祝いの花に「羽田製麺」と有ったので、福島県の「羽田製麺」製の様です。
お店のTwitterを見たら、しっかり載っていました。
「らぁ麺やまぐち」監修の「麦の香」(細麺)との事。
以前お取り寄せで食べましたが、美味しい麺でした。
バラチャーシューでしょうか?脂の多い部位の様です。
とても薄くスライスされていますが、しっかり肉感が有って、しっとりした食感です。
4枚に見えましたが、実は2枚(+端豚)でした。
チャーシューはしっかり焼き上げた本格派の様です。
相模原幸福豚は相模原のブランド豚で、肉質が良く、美味しい豚肉です。
これは2枚とは別に載っていた、チャーシューの端の様な部分です。
薄くスライスされたものと違って、しっかりとした食感ながら口の中で解れるチャーシューです。
メンマ。
オーソドックスなメンマですが、味付けがとても優しい味で、スープに良く有っています。
黄身がトロトロの半熟味玉。
この味玉もとても優しい味付けで、美味しい味玉です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
あご出汁の様な優しい旨さを凝縮したスープは、鶏白湯スープと合わせる事でコクを出しており、クリーミーな後味は後を引く旨さです。
思わずスープを飲み干してしまいました。
これだけの濃厚さが有りながらスッキリとしており、濃厚煮干のスープとしても出色の旨さです。
「煮干中華 余韻」の「特凝縮煮干」でしたが、煮干なのに「あご出汁」の様な優しい旨味が有り、鶏白湯スープでコクを出して、後味もスッキリながらクリーミーと言う絶妙な加減のスープでした。
福島県の「羽田製麺」製の細麺「麦の香」との組み合わせも非常に良く、キッチリ茹で切っているのもポイントです。
チャーシューも相模原幸福豚を焼き上げた本格派で、メンマや味玉も優しい味付けで、スープの味にとても良く合っています。
ラーメン店が多い相模原駅周辺で、この場所は元「煌龍軒」、隣は元「相模原 大勝軒」と両方とも潰れてしまった難しい場所ですが、この味ならやっていかれるのでは無いかと思います。
濃厚煮干のラーメンの中でも、このスープの旨さは他に無いと思います。







