どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は「ラーメン大好き小泉さん」を読んで、前々から行きたかった浅草の「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」さんに行って来ました。
浅草と言えば、ラーメン発祥店と言われる「淺草 來々軒」が有った場所で、日本のラーメンのルーツとも言える場所です。
「ラーメン大好き小泉さん」巡礼第34店舗目です。
この看板が目印です。
しょうゆらーめん発祥の地 浅草
と書かれています。
お店の前のメニュー。
限定の「秋刀魚風味 魚介濃厚つけ麺」が気になります。
1階はカウンター9席です。
パーティションで仕切られ、厨房との間にもビニールシートが有ります。
カウンターの前にはメニューが貼られています。
初訪問と言う事で、やはりここは一番人気の「玉子らーめん」¥900にしました。
カウンターには、限定の「秋刀魚風味 魚介濃厚つけ麺」や、「特製ざるらーめん」、「特製らーめん」に加え、オススメのサイドメニュー「和風ぎょうざ」のPOPが有ります。
開店〜15:00までは、「焼豚ご飯(小)」¥100(麺類とセットの場合)も有ります。
卓上調味料はGABANの「ブラック&ホワイトペッパー」と一味唐辛子、そしてお酢です。
楊枝も有ります。
待つ事7〜8分で、「玉子らーめん」が着丼。
刻んだ柚子皮が彩りと風味を添えています。
まずはスープから。
動物系のスープはアッサリですが、魚介系の出汁が前面に出ているスープ。
甘みの有るカエシが懐かしさを感じさせてくれる一杯です。
新横浜ラーメン博物館に有る「淺草 來々軒」では、100年前の味を再現していますが、恐らく現代的にアレンジされている関係で「美味し過ぎる」気がします。
昔の人は「甘味」を非常に高く評価していたそうで、昔のラーメンには甘みの有るスープも多かったと言う説が有ります。
その意味で、動物系の出汁が控えめで、甘みの有るカエシのこのスープはラーメン発祥の地に相応しい味なのでは無いかと思います。
麺は中細の縮れ麺。
この麺は
店主こだわりのオリジナル配合で浅草開化楼さんへ特注の中細麺
との事。
浅草開化楼と言えば有名ラーメン店が多く採用する麺で、太めで歯応えが有り、小麦の香る麺が多いですが、こちらの麺は昔懐かしい中細縮れ麺です。
コシと歯応えが有り、スープが良く絡む縮れ麺は、中細麺ながらしっかり小麦が香る美味しい麺です。
チャーシュー。
ロース系のチャーシューは、スープ同様に甘めの味付けになっており、全体的な味の統一が図られています。
細めのメンマ。
このメンマも甘めの味付けですが、胡麻油の香ばしさが非常に美味しくて、メンマと言うより中華風の筍の炒め物の様です。
正直な話、ここまで美味しいメンマを食べたのは初めてかもしれません。
三つ葉。
香味野菜が大好きな自分的には、とても美味しい三つ葉。
サッパリとしていて甘みの有るスープにドンピシャの組み合わせです。
その三つ葉を絡めて麺を頂きます。
甘みの有るスープにコシの有る麺、それに三つ葉の爽やかな風味が合わさって、とても美味しいです。
メンマと麺を絡めて頂きます。
香ばしくて甘めのメンマとコシの有る小麦の風味の麺がとても良く合っていて美味しいです。
小さな海苔。
「東池袋大勝軒」を彷彿とさせる小さな海苔です。
スープに浸して、麺を包んで頂きます。
甘めのスープと小麦の香る麺に、海苔の風味がとても美味しいです。
甘めのスープに柚子皮の風味が良く合います。
このスープのバランス感は見事です。
「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」さんのトレードマーク的な、黄身が2つ有る「味玉」。
この味玉もスープやチャーシュー、メンマと同様に甘めの味付けで、味の統一感が見事です。
茹で加減も硬めの半熟で、絶妙な茹で加減です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
アッサリ目の動物系スープに魚介出汁を効かせ、甘めのカエシのスープは、何処と無く懐かしさを感じさせてくれます。
恐らく幅広い世代に「旨い」と思わせてくれるスープです。
と言う訳で、完食。
「浅草名代らーめん 与ろゐ屋」さんの「玉子らーめん」でしたが、懐かしさを感じる味付けながら、スープと具材の統一感も見事で、浅草開化楼製の特注麺も見事なマッチングでした。
単に懐かしいだけのラーメンではなく、現代の基準からしても美味しいと感じさせてくれるクオリティを確保しつつ、懐かしい味を実現しているレベルの高い一杯でした。
ラーメンにおける甘味の有るスープは、味噌ラーメンでは「3SO」さんや「ラーメン おやじ」などが有りますが、醤油味ラーメンで甘みを感じさせ、且つ旨いラーメンとなると非常に貴重な一杯だと思います。
スープだけで無く、具材との味の統一感も見事で、具材自体のクオリティも高く、満足度の高い一杯でした。
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