どうも、Mormor(もるもる)です!
今日は近所に行ったので「ラーメン246亭」さんに行って来ました。
FBやTwitterのフォロワーさんの投稿で良く目にしていて、独創的な限定麺にとても興味が有りました。
「今週のスペシャル」は「赤ネギ焼きアゴそば」の様です。
どんな一杯なのか、とても気になります。
まずは入口右手の券売機で食券を購入します。
「比内中華ソバ(醤油)」¥1,000も気になりましたが、敢えて左上になっている「今週のスペシャル」¥1,000がとても気になったので、それにしました。
カウンター席の手前から2番目に案内されました。
店内も外観も昭和30〜40年代を再現した様な感じで、まるで「新横浜ラーメン博物館」のミニチュア版の様です。
カウンターには、和歌山の有名な醤油「湯浅醤油」が飾ってあります。
卓上調味料は「塩ダレ」と岩塩で、どちらも”塩”。
どうやら塩ラーメンの味の濃さのみ調整可能な様です。
面白いのは卓上に「照明用ライト」が有る事。
Wi-fiも完備されていて、SNS投稿には持って来いの環境です。
「麺カタメはやってません」と言うのも面白い所です。
待つ事10分程で、「今週のスペシャル」の「赤ネギ焼きアゴそば」が着丼。
見た目はとてもシンプルなビジュアルです。
まずはスープから。
店主さんが「焼きアゴって使っている店沢山有るけど、何処も薄いんだよね。でもこれ位濃く無いとアゴ出汁って感じしないでしょ?」との事。
確かに「アゴ出汁」を謳っている割にあまり感じられない様なお店も有りますが、「焼きあご煮干しらぁめん とびうお」さんの様に、焼きアゴの味と風味を存分に引き出しているお店も有ります。
とは言え、確かにかなり濃厚な焼きアゴの風味を感じるスープです。
店主さんによれば、スープはアニマルオフ(動物性の出汁は不使用)で、香味油に比内地鶏とアグー豚、そして牛脂を使い、焼きアゴの風味を移したものを使用しているとの事。
アニマルオフのスープは「パパパパパイン」も同様で、同じく鶏油で味を整えていますし、系列の「龍聖軒」では香味油に牛脂を使用して、独特の旨味を出しています。
確かにこのスープ、一口目から牛骨っぽい風味が有って、てっきり牛骨+焼きアゴ出汁かと思っていました。
麺は北海道産小麦を使用した細麺ストレート。
こちらの麺は三河屋製麺製だそうで、細麺の種類が多い事から三河屋製麺さんにしているそうです。
「麺カタメはやっていません」と書いてある通り、キッチリ茹で切られていますが、コシの有る麺なので、敢えて硬めにする意味は無い様に思えます。
大きな豚モモ肉のレアチャーシュー。
店主さん曰く「レアチャーシューと言うと皆『肩ロース』だけど、モモ肉の方がレアチャーシューにした時に素材の旨みが出ると思うんだよね」との事。
確かに素材の旨み上手に引き出しています。
ちなみに小田急相模原の「Sagamihara 欅」さんは豚モモ肉のレアチャーシューを出しており、その旨さには定評が有ります。
肩ロースの炭火焼きチャーシュー。
香ばしく焼き上げられたチャーシュー。
写真を撮っていたら、店主さんから「炭火焼き肩ロースだよ。」と教えて貰いました。
鶏胸肉チャーシュー。
しっとり感が有って、適度な味付けのチャーシューです。
焼きアゴ出汁のスープに良く合います。
赤ネギを絡めて麺を頂きます。
しかし、これでアニマルオフとは言われなかったら分からなかったかもしれません。
仄かに牛の風味がするので、てっきり牛骨なのかと思っていました。
スープは薄い色ですが、どう考えても塩ダレの様なカドの有る感じでは有りません。
店主さんに「これは白醤油ですか?それとも塩ですか?」と確認した所「白醤油です」との事。
思った通り、塩ダレではなく白醤油でした。
白醤油特有の旨みが焼きアゴ出汁と良く合っています。
赤ネギはちょっと珍しいですが、食べてみると下仁田ねぎの様な甘みが有ります。
レッドポアローなどの赤ネギは辛味が有りますが、加熱すると驚く程の甘みが出るとの事で、確かにかなりの甘みを感じます。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
牛脂を含んだ香味油のお陰で、牛骨っぽい風味の有るスープ。
鶏油や豚脂、牛脂が合わさった香味油が味の決め手です。
と言う訳で、完飲&完食です。
「ラーメン246亭」さんの「赤ネギ焼きアゴそば」でしたが、アニマルオフとは思えないコクと焼きアゴ出汁の美味しい一杯でした。
合わせた細麺もとても相性が良く、3種のチャーシューもそれぞれに美味しい一杯でした。
気さくな店主さんが写真を撮っている私に色々と教えて下さって、色々勉強になりました。
アニマルオフのスープに3種の油を使った香味油を浮かべてコクを出し、白醤油を合わせたスープや、豚モモ肉のレアチャーシューも素材の旨みを上手に引き出していました。
次回は名物の「コーヒーラーメン」も味わってみたいと思います。







