どうも、Mormor(もるもる)です!
少し前になりますが、Twitter情報で「フォロワー専用②酸っぱくて辛くてトロミ」が提供されるとの事で、「元祖一条流がんこ総本家 相模原分店」に行って来ました。
こちらは「一条流がんこ総本家」(現:一条流がんこ総本家分家四谷荒木町)の家元の実弟である一条 修氏のお店です。
Twitterの告知。
相模原分店では、レギュラーの他にTwitterのフォロワー向けの限定を日替わりで提供しています。
まずは入口右手の券売機で食券を購入します。
「フォロワー専用②」¥1,000の食券を購入し、店員さんに渡すとお酢の種類を聞かれるので、「バルサミコ酢」にしました。
ちなみにお酢は米酢、玄米黒酢、バルサミコ酢、老陳酢の4種が選べます。
スープの説明。
長津田の「十人十色」さん(元「一条流がんこ総本家 長津田分店」)も、山水地鶏(丸鶏)、吉備黄金鶏(ガラ)天城黒豚、北海道産帆立貝柱、平子、ウルメ、鯵煮干、鯖節、大蒜、生姜、林檎等を使用しており、同じくRO水を使用しています。
RO水を使用しているラーメン店も「支那そばや」さんや町田の「町田汁場しおらーめん進化」や「超純水採麺 天国屋」、「一番いちばん」…などなど、錚々たるお店が並んでいます。
低温調理チャーシューが流行っていますが、鶏チャーシューもお店によっては「コレ、ヤバくない?」と言う位のものも有ります。
サスガは「元祖一条流がんこ総本家 相模原分店」、真空調理なので雑菌が侵入する心配も無いという事ですね。
待つ事7〜8分で、「酸っぱくて辛くてトロミ」が着丼。
挽肉がたっぷり入った餡が一面を覆い、たっぷりの笹切りネギに香味油が掛かっています。
まずはスープから。
バルサミコ酢の爽やかでコクのある酸味とスープの旨味、鶏挽肉の旨味とラー油のピリ辛が相まって、とても美味しいです。
やはり「がんこ」のスープはベースが旨いので、少しアレンジしてもその旨さが際立ちます。
麺は中細ストレート麺。
黄色み掛かったツルシコ食感の麺は、清湯スープのレギュラーメニューでも美味しいですが、味噌ラーメンやこういったトロミの付いたスープにも良く合います。
たっぷりの笹切りネギ。
ピリ辛で酸味のあるスープに合いそうです。
笹切りネギを絡めて麺をいただきます。
笹切りのネギをたっぷり絡めて食べると、ネギのシャキシャキ感と爽やかな辛味でとても美味しいです。
酸味と辛味、そして旨味の有るスープと麺が絶妙なマッチングです。
スープの味が麺の食感に合う様にトロミを付けてある辺りも実に見事です。
バルサミコ酢特有の風味と酸味、そしてコクがスープととても合っています。
酢が4種有って、キチンと味をまとめられるその技術が凄いです。
そしてこの麺とのマッチングも見事だと思います。
こういう味のスープにすればこの麺に合うとか、少しトロミを付けた方が合うとか、その辺りの引き出しの多さが素晴らしいです。
バルサミコ酢の酸味がとても生きた味になっています。
ピリ辛な辛さも絶妙で、酸味が生きる位の絶妙な辛さに調整されています。
挽肉が鶏肉なのも、このスープの味ならこの方が合うという事を計算した上でのものと思われます。
笹切りのネギも香味油も、全てがそういった方向で考えられているのが分かります。
麺を食べ終えて、スープを味わいます。
バルサミコ酢の酸味とコク、ラー油のピリ辛、スープの旨味、鶏挽肉の旨味が綺麗に調和してレンゲが止まりません。
という訳で、完飲&完食です。
「元祖一条流がんこ総本家 相模原分店」のフォロワー限定「酸っぱくて辛くてトロミ」でしたが、酢を4種類の中から選べて、しかもスープの旨味とラー油の辛味と絶妙に合わせられており、とても美味しい一杯でした。
1つ1つも素晴らしいですが、全体としてのまとめ方がとても素晴らしく、麺・スープ・具材の全てが1つの方向に向かってキッチリ仕上げられています。
元々酸味と辛味のあるラーメンは大好きですが、そう言ったタイプのラーメンの中でも出色の出来だと思います。
このラーメンを食べると、改めてラーメンは麺・スープ・具材の全てをバランスさせる事が大事なのだと感じました。