らぁ麺 秀登のプレオープンにて「かけ塩らぁ麺」と「かけ醤油らぁ麺」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は2023年7月29日オープン予定の「らぁ麺 秀登」さんのプレオープンに行って来ました。

CAMPFIREでクラウドファンディングを実施していて、支援者向けに7/20〜21でプレオープンが告知されていました。

 

 

 

 

ピッカピカの店内。

白い壁に白木のカウンターとテーブルです。

カウンター席6席+テーブル席2×3の12席有ります。

(ちなみに写真を撮った時は、丁度お客さんが皆さんお帰りになった直後なので誰も居ない様に見えています。)

 

 

 

 

ピカピカのカウンター。

カウンター席からは厨房の様子が伺えます。

 

 

 

 

カウンターにはLED照明が付いており、丁度卓上を明るく照らしてくれます。

卓上調味料は煮干酢とホワイトペッパーで、箸とレンゲ、瓶に入ったティッシュが置かれています。

 

 

 

 

こちらは注文制なので、メニューを見て注文します。

塩と醤油の両方を味わいたかったので、敢えて具無しの「かけ塩らぁ麺」¥700と「かけ醤油らぁ麺」¥700にしました。

ちなみに土曜日もプレオープンが実施されましたが、連食不可になっていました。

日曜日も予定されていましたが、具材の関係で無くなりました。

 

 

 

 

まずは「かけ塩らぁ麺」から。

特徴的な麺は「麺屋 棣鄂」さんの「グルーヴ麺」と呼ばれる麺で、麺に縦に溝が有ってスープやタレが絡みやすくなっています。

一般的には「まぜそば」や「つけ麺」に使用される事が多い様です。

 

 

 

 

まずはスープから。

恐らく鶏豚ベースで鯵節やホタテなどが使われていると思われるスープ。

舌をヤケドする程アツアツなのは香味油のお陰の様です。

旭川ラーメンの様な感じですが、あちらは焦がしラードなのに対して、こちらは植物系っぽい感じです。

 

 

 

 

麺屋 棣鄂」さんの「グルーヴ麺」。

薄い幅広の太麺で、縦に溝が入っているのが特徴的です。

スープが優しい味なので、スープが良く絡む麺にも関わらずクドさは無く、独特のピロピロ食感の麺と上手く調和しています。

 

 

 

 

「かけらぁ麺」なので、具材はネギのみ。

シンプル故に麺とスープの味がハッキリと分かります。

以前のスープに比べて大分削ぎ落とした感じで、素材を絞ってシンプルにすると同時に、まとまりの有る味に仕上がっています。

間借り営業していただけの事は有り、新店っぽくない安定感の有る仕上がりです。

 

 

 

 

「まぜそば」や「つけ麺」に使用される事が多いと言う「グルーヴ麺」。

幅広で「きしめん」の様ですが、モチっとした食感とピロピロ食感で、刀削麺の様な感じが有ります。

元々極太の手打ち麺と合わせていただけに、少し味をマイルドにして「グルーヴ麺」に合わせたのかも知れません。

暫くは手打ち麺では無くこの麺で行くとの事で、個性的なビジュアルと食感が楽しめそうです。

ちなみに細麺も追加の予定が有るそうです。

 

 

 

 

まろやかな旨味のスープなので、スープを持ち上げやすい「グルーヴ麺」でも味が濃過ぎる様な事は有りません。

味のバランスも入念に調整されている様です。

 

 

 

 

麺を食べ終えて、スープを味わいます。

恐らく鶏豚ベースで節系や貝などを使っていると思われるスープ。

塩味スープに有りがちな尖った所の無いまろやかな味わいで、間借り営業だった「手打ち麺 秀登」時代のスープよりも構成をシンプルにした結果、まとまりの有る味に仕上がっています。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

らぁ麺 秀登」さんの「かけ醤油らぁ麺」でしたが、間借り営業だった「手打ち麺 秀登」時代から「塩らぁ麺」が看板メニューだっただけに、流石の仕上がりでした。

プレオープンでここまで仕上がって来ていれば、ある程度営業して味が落ち着く頃には更に良くなっているものと思われます。

 

 

 

 

続いて「かけ醤油らぁ麺」をいただきます。

こちらはかなり濃いめの色のスープです。

間借り営業だった「手打ち麺 秀登」時代の「醤油らぁ麺」と良く似た感じの色合いです。

 

 

 

 

まずはスープから。

手打ち麺 秀登」時代の「醤油らぁ麺」は突出した所が無い、とても優等生的なスープでしたが、このスープはその時よりも醤油の香ばしさが有りながら、まろやかな雑味の無い味に仕上がっています。

今度のスープはただ美味いだけで無く、ちゃんと”惹き”が有るスープに仕上がっています。

 

 

 

 

麺屋 棣鄂」さんの「グルーヴ麺」。

「かけ塩らぁ麺」も美味かったですが、「かけ醤油らぁ麺」も醤油の香ばしさとコクで、こちらも美味いです。

手打ち麺 秀登」時代は「塩らぁ麺」が看板メニューで、頭一つ抜けている感じでしたが、この「かけ醤油らぁ麺」は甲乙付け難い感じです。

 

 

 

 

シンプルにネギだけのトッピング。

それだけに、麺とスープがとても良く分かります。

 

 

 

 

今回の醤油味スープは、まろやかながら醤油のコクと香ばしさが有ります。

香味油が効いていて、アツアツで香ばしさと風味がとても良いです。

旭川ラーメンは焦がしラードと醤油味スープが特徴ですが、アレとは違うものの、香味油の香ばしさと醤油味スープの組み合わせはかなり良い感じです。

 

 

 

 

グルーヴ麺」の食感とスープの絡み方に、醤油味スープが見事に合っています。

「つけ麺」や「まぜそば」に使用される事が多い麺との事ですが、温かいスープのラーメンとしてキチンと仕上がっています。

 

 

 

 

麺を食べ終えてスープを味わいます。

最後までアツアツで食べられるのは香味油のお陰だと思います。

そして香味油の香ばしさと醤油のコクと香ばしさがとても良くマッチしていて美味しいです。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

らぁ麺 秀登」さんの「かけ醤油らぁ麺」でしたが、スープが以前よりシンプルな構成になったお陰か、味にまとまりが出ています。

そして今回、香味油が味のキモになっています。

アツアツの状態が最後まで残るのも香味油のお陰ですが、香ばしさと風味がスープを引き立てていて、とても美味しいです。

麺屋 棣鄂」さんの「グルーヴ麺」は「つけ麺」や「まぜそば」に使用される事が多い麺との事ですが、ピロピロ感が手打ちっぽくて、かんすい不使用という事で、スープの風味が分かりやすい麺です。

間借り営業だった「手打ち麺 秀登」時代のノウハウが有ったからか、ラーメン作りのオペレーションは全く問題無さそうですが、ホールのオペレーションについては若干時間が掛かっていて、本番の時に滞ってしまわないか少し心配です。

とは言え、慣れの部分が大きいので、慣れてくれば問題無いのでは無いかと思います。

アニメーター業は足を洗って、2足の草鞋から一本に絞った「らぁ麺 秀登」さん。

今後がとても楽しみです。

 

 

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