新宿地下ラーメンの「ひるがお」の「地鶏とホタテの塩ラーメン」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は、新宿地下ラーメンで2023年12月10〜16に「ひるがお 駒沢本店」さんの「地鶏とホタテの塩ラーメン」が提供されるとの事で、行って来ました。

今回の目玉は、何と言っても「うどんスナック松ト麦」店主の「井上こん」さんの作る、うどんの製法を応用した中華麺です。

以前、お店の方に伺った際にいただいたうどんの食感は、ネットリとした中に弾力の有るもので、それが中華麺にどの様に応用されるのかとても気になります。

 

 

 

 

入口左手には前島さんの写真入りの看板と今回のメニューの看板が立っています。

前島さん、とても還暦を超えているとは思えない若々しさです。

 

 

 

 

その後ろの壁に、「うどんスナック松ト麦」店主の「井上こん」さんの載ったポスターも有ります。

小麦粉マニアの「井上こん」さんがどんな中華麺を作るのか、とても興味が有ります。

 

 

 

 

入口右手には「ひるがお 駒沢本店」さんの説明も有ります。

町田の「町田汁場しおらーめん進化」の関口店主もこちらの出身で、ラーメンと言えば「醤油ラーメン」だった当時、「塩ラーメン専門」はとてもインパクトが有りました。

 

 

 

 

こちらはキャッシュレス専門なので、ICカード系の電子マネーかQRコード決済、もしくはクレジットカード決済のみです。

お釣りの用意が要らないし、価格に端数が出てもあまり影響無いので、お店側にとってもメリットは多そうです。

客側にとっても小銭不要ですし、たまたま持ち合わせが無くて銀行で下ろさなければならない時など、便利です。

高齢の方などの場合はICカード系の電子マネーかQRコード決済は持っていないかも知れませんが、クレジットカードは持っていると思うので、今後は増えるかも知れません。

「塩ラーメンと土佐ジロー親子丼セット」¥1,850と迷いましたが、「数量限定」の文字に負けて「地鶏とホタテの塩ラーメン」¥1,300と、「黒豚チャーシューご飯」¥400にしました。

 

 

 

 

テーブルには「地鶏とホタテの塩ラーメン」の説明書きが有ります。

使用している材料も厳選されており、「ひるがお 駒沢本店」さんならではのスープ、具材になっています。

そして何と言っても大注目なのが「うどんスナック松ト麦」店主の「井上こん」さんの麺。

うどん作りのノウハウを応用した中華麺がどの様なものか、とても興味が惹かれます。

 

 

 

 

待つ事10分程で、地鶏とホタテの塩ラーメン」と、「黒豚チャーシューご飯」が到着。

黄金色のスープに太めの麺が見えます。

「黒豚チャーシューご飯」にも海苔が載っているのはビックリです。

 

 

 

 

まずはスープから。

柚子が香るスープは塩ラーメンとは思えない程のまろやかさですが、地鶏、昆布、ホタテなどの素材の旨みがハッキリ感じられる程クッキリとした味わいです。

まろやかなのに各素材の味がこれ程クッキリ分かるスープは初めていただきました。

流石は「ひるがお」と思わせる、見事な味です。

 

 

 

 

そして今回大注目の麺。

うどんの製法を中華麺に応用したらどうなるのか?
一見ツルシコ食感のイマドキの麺っぽく見えますが…

食べてビックリ、あの「うどんスナック松ト麦」でいただいたうどんを彷彿とさせるネットリ食感としなやかな弾力感が有り、小麦の風味も香ばしさより旨さを感じる麺です。

かんすいが少なめと言う事も有るのでしょうが、そもそも小麦粉の配合が中華麺のそれとは異なっていて、独特の食感と風味になっている様です。

うどんは麺が主役で、つゆが裏方ですが、ラーメンはスープが主役でどちらかと言えば麺は裏方と言うのが普通でした。

またラーメンはツルッとした喉越しや、歯応えや弾力が強めの方が人気で、麺柔らか目が一部で流行ってはいるものの、全体としてのトレンドにはなっていません。

うどんにしても、讃岐うどんの弾力と歯応えの有る麺や、武蔵野うどんの様なアゴで食べる系のワシワシ麺の方が人気になりがちで、柔目の伊勢うどんや福岡のうどんはトレンドになる程では有りません。

しかし今回の麺は、喉越しは良いもののツルツル食感では無く、歯応えもパツンでは無くネットリ系で、弾力も硬めでは無くしなやかです。

小麦の風味も中華麺に良く有る感じでは無く、もっとうどんに近い風味で、今までの麺とは一線を画す仕上がりです。

もしかしたら、麺が主役のラーメンが出来るのではないか?と言う可能性を示してくれる、素晴らしい麺だと思います。

 

 

 

 

バラチャーシュー。

霧島黒豚を使用したバラチャーシューで、肉の旨味と脂の旨みが素晴らしいです。

バラチャーシューが淡麗系の塩味スープに合うと言うのも凄いです。

 

 

 

 

海老真薯(しんじょう)でしょうか?

鶏と魚介のスープにピッタリの海老真薯。

とても良い箸休めになります。

 

 

 

 

メンマ。

オーソドックスなメンマながら塩味スープに合わせた味付けで、食感も含めて素晴らしい仕上がりです。

 

 

 

 

有明産の海苔。

厚手で、しかしスープに浸すと溶けて行くとても上質な海苔です。

海苔自体の風味も旨味も素晴らしい逸品です。

 

 

 

 

スープに浸して海苔巻き麺にしていただきます。

素材の旨みがクッキリと分かる塩味スープに、うどんの手法を用いた麺の旨さが良く合っています。

そこに有明産の海苔の磯の風味が加わって、至福の旨さです。

 

 

 

 

九条ネギを添えて麺をいただきます。

これだけクッキリした味なのに九条ネギの旨さがしっかり感じられます。

ネットリ食感でしっとり弾力の麺もメチャ旨です。
スープの旨さが麺の旨さへと繋がっていて、口に入れてから飲み込むまでの味の繋がり感が見事です。

 

 

 

 

メンマと麺をいただきます。

メンマと麺の味と食感の違いが楽しめます。

 

 

 

 

「黒豚チャーシューご飯」。

名前からして霧島黒豚のチャーシューを使ったご飯でしょうか?

 

 

 

 

まずはそのままいただきます。

味付けが絶妙で、黒豚チャーシューの旨みとタレがご飯に良く合っていて激ウマです。

 

 

 

 

長ネギと麺をいただきます。

長ネギの爽やかな辛味と風味が、鶏と魚介の塩味スープを引き立てていて、とても美味しいです。

 

 

 

 

メンマと麺をいただきます。

メンマの食感と麺のネットリモッチリ食感の対比が絶妙で、とても良い感じです。

 

 

 

 

この麺は元々柔目の食感だからか最後まで伸びる事無くいただけます。

そして味も食感も最後まで変わらないのも凄い所です。

 

 

 

 

スープを「黒豚チャーシューご飯」に注いで、お茶漬け風にしていただきます。

鶏と魚介の旨みたっぷりの塩味スープと、少し甘みの有るチャーシューご飯のタレが思いの外良く合います。

 

 

 

 

海苔をスープに浸して、チャーシューご飯を巻いていただきます。

海苔の香ばしさと磯の風味が黒豚チャーシューの旨さととても良くマッチしています。

 

 

 

 

スープを味わいます。

これ程までに各素材の味をクッキリとさせながら少しも尖った所の無いまろやかなスープは今までいただいた事が無いです。

流石は「ひるがお」の塩ラーメンと唸らせてくれる味です。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

新宿地下ラーメンで2023年12月10〜~16に出店の「ひるがお 駒沢本店」さんの「地鶏とホタテの塩ラーメン」と「黒豚チャーシューご飯」でしたが、どちらも素晴らしい逸品でした。

「地鶏とホタテの塩ラーメン」は地鶏、昆布、ホタテなどの素材の旨みがハッキリ感じられる程クッキリとした味わいにも関わらず、塩ラーメンとは思えない程のまろやかさのスープです。

それに合わせた麺は、「うどんスナック松ト麦」でいただいたうどんを彷彿とさせるネットリ食感としなやかな弾力感が有り、小麦の風味も香ばしさより旨さを感じる麺で、スープの味との連続性を感じられます。

具材の霧島黒豚のバラチャーシューやメンマ、九条ネギや長ネギなどの薬味に至るまで、スープとの調和が絶妙で、一杯の完成度が素晴らしいです。

そして数量限定の「黒豚チャーシューご飯」も絶品で、霧島黒豚のチャーシューの旨味と甘みの有るタレがご飯に良く合います。

〆でスープを「黒豚チャーシューご飯」に注いでお茶漬け風にしたらメチャ旨でした。

今回の一杯は、もしかしたらスープの有るラーメンでも麺を主役に出来るかも知れない可能性を示した一杯だと思います。

この麺は恐らく水で締めてつけ麺にしても美味しいと思われ、「井上こん」さんにその旨を伝えた所、前島さんも「この麺冷やしもおいしくて」とつけ麺にしてくれたそうで、冷やしでも食べてみたいです。

 

 

 

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