第17回 ポルシェ富士スピードウェイ走行会

どうも、Mormor(もるもる)です!

 

先日、毎年恒例の「ポルシェ富士スピードウェイ走行会」に行って来ました。

生憎の雪予報でしたが、朝の受付時はまだギリギリ降っていませんでした。

 

 

 

 

集合時間の1時間前に着いてしまって、まだ誰もいなかったのですが、大分集まって来ました。

毎年の事ですが、これだけのPORSCHEが集まるのは壮観です。

 

 

 

 

992GT3RS。

今回参加された方のおクルマで、まだ納車されたばかりで一生懸命ナラシして来たそうです。

 

 

 

 

DRS付きのリアウィング。

メチャメチャデカいウィングですが、車検通すのが大変そうです。

 

 

 

 

そして今回の目玉、ASTON MARTIN VALKYRIE AMR PRO。

1000馬力のASTON MARTIN VALKYRIEのサーキット専用モデルで世界限定40台、アジアには1台だそうです。

お値段なんと¥600,000,000!!
オーナーさんはYoutubeの「8885チャンネル」もやっている方で、スーパーカー界隈では有名な方です。

 

 

 

 

全身複合素材のボディ。

フロントのエアロパーツがエグいです。

ちなみに公道走行可能なASTON MARTIN VALKYRIEとは見た目は似ているものの、フロントカウル形状やウィンドウシールドの形状、ホイールベース/トレッド、タイヤサイズなどが全く違い、オーナーさん曰く「全くの別モノ」だそうです。

 

 

 

 

横から見るとキャビン後方が異様に長い事が分かります。

ホイールベースも3m位有って、まさにカウルを被ったF1マシンの様です。

オーナーさん曰く「ルマンカーみたいなモノ」だそうです。

 

 

 

 

リアから見たところ。

物凄く大きなディフューザーで、リアボディーが恐ろしく長いので1000馬力を誇るエンジンは全く見えません。

ちなみにハイブリッドカーなので、時速17km/hまではエンジンが始動しないそうです。

生憎の雨でこの日は走行しなかったので、「F1マシンの様」と言われるエンジンの咆哮は聞けませんでした…。

オーナーさんの「8885チャンネル」で聞く事が出来ます。

 

 

 

 

リアウィングにはサインが入っています。

どなたのサインなのかは聞きそびれました…(汗)。

 

 

 

 

フロントサスペンションアーム自体がウィング形状で、まるでF1マシンやルマンカーの様です。

キャンバー調整はシムで行う様で、コントロールアームにシムが見えます。

 

 

 

 

18inchのレイン用タイヤ。

タイヤサイズ的にもPORSCHE919Hybridなどのルマンカーとほぼ同じ様です。

カーボンローターで、巨大なキャリパーが下に付いています。

F1の様にホイールの内側にはブレーキを冷却する為のダクトが有って、外側に熱を排出する様になっています。

 

 

 

 

リアブレーキもフロントとほぼ同じサイズです。

ミッドシップカーなのでバランス的に前後のブレーキサイズが近くなる様です。

 

 

 

 

ミラーまでウィングが付いています。

走行時の空力と、雨天時は雨粒を飛ばす効果が有りそうです。

 

 

 

給油口は完全にレーシングカーのソレ。

KRONTEC社の給油装置RFC-89-TNです。

 

 

 

 

サメの様なサイドのスリット。

公道走行可能なASTON MARTIN VALKYRIEにも同じモチーフが有りますが、コチラの方が長いです。

この奥に鎮座している1000馬力のエンジンは全く窺い知れません。

 

 

 

 

後方のスリットの一番奥は排気を排出する様になっています。

高温の空気を流す事で流速を高める方法で、F1マシンなどでも見られます。

もはや考え方が完全にレーシングカーのソレです。

 

 

 

 

世界限定40台なのに、マフラーにもASTON MARTINのマークが見えます。

6億円の理由はこう言うところにも有りそうです。

 

 

 

 

恐ろしくタイトなコックピット。

良く見るとシートと言うよりボディに直接パッドが付いている様な構造です。

実際内張に「REMOVE TO ADJUST」と書かれていて、調整は内張自体を交換する形の様です。

前後の調整は無く、ペダルやステアリング側を調整する様になっています。

 

 

 

 

巨大なサイドシル部分には「ASTON MARTIN VALKYRIE AMR PRO」のプレートが有ります。

「Hand Build in Great Britain」の文字が誇らしげです。
この個体は40台中の18番目の個体の様です。

 

 

 

 

ステアリングボス部分はシムで調整出来る様になっています。

シャフトがエグいです。

 

 

 

バックミラーは後方のカメラの映像が表示されるディスプレイの様です。

インパネにはエンジン始動用のスタートスイッチのみで、他は全てステアリングスイッチになっている辺りはF1やルマンカーと同じです。

 

 

 

 

シートの真ん中にある消火装置のスイッチ。

緊急時は「ARMED」にすると消火器が作動する様です。

全身カーボンなので燃えたらアッと言う間ですから、消火器は重要です。

 

 

 

 

お友達の991GT3RS。

昨年のアイドラーズチャンプです。

 

 

 

 

生憎の雨の中、走行準備を進めます。

この雨だと兎に角安全に行くしか有りません。

 

 

 

 

ブリーフィング。

この走行会の主催者Kさんが司会を務めて、走行会の注意事項やスケジュール、協賛各社の説明などを行います。

 

 

 

 

今回協賛いただいたSHIBATIREさん。

サーキット仲間の間でも話題で、お値段1/3でパフォーマンスは同等と言うコスパの良いタイヤです。

 

 

 

 

こちらは今秋発売予定のSタイヤ。

ピンホールしかない某社のタイヤみたいな、ほぼスリックのタイヤです。

もちろん雨の日には使えません(爆)。

 

 

 

 

今回の主催者Kさんの930ターボも今年はSHIBATIREさんのサポートを受けるとの事で、タイムアタック用のタイヤを履いて来ましたが、生憎の豪雨…。

ABSやVSCの無い、600馬力の930ターボでは、豪雨の中このタイヤは自殺行為…。

SHIBATIREの柴田社長も「やめた方がいい」と言う程でしたが、そろりそろりと走っていました。

私は開始早々戦意喪失で、30分で走行中止しました。

お友達のクルマが事故に巻き込まれたりしてイロイロ大変でしたが、とりあえず無事に帰って来ました。

今回は「ASTON MARTIN VALKYRIE AMR PRO」を間近で見られた事が1番の収穫でした(笑)

参加の皆様お疲れ様でした!

 

 

 

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