2024年6月16日を以て閉店の「町田汁場 しおらーめん進化本店」の限定「特上 名古屋コーチンの鶏チャーシュー麺」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日はTwitter情報で2024年6月16日を以て閉店と言う衝撃的なニュースを見て、「町田汁場 しおらーめん進化 町田本店」に行って来ました。

営業不振などの理由では無く、現在の形の「町田汁場 しおらーめん進化」は駅前店に1本化して、新たなお店をこの場所にオープンするとの事。

「ひるがお」で修行して「町田汁場 しおらーめん進化」を開き、TRYの塩ラーメン部門上位の常連に上り詰めた関口店主。

「進化2nd」では一味違う塩ラーメンを提供し、今やしっかりと根付いています。

「らぁめん信shin」と言う店名で2024年7月11日オープン予定です。

塩ラーメン一筋の関口店主がどんなお店を開くのか、とても楽しみです。

 

 

 

 

この外観も見納めです。

2007年10月19日のオープン以来16年7ヶ月、向かいに製麺所が出来たりしましたがずっとこの場所で営業して来ました。

中山店(閉店)、町田駅前店、「進化2nd」と展開して来て、創業地の此処でまた新たなお店をオープンするのも楽しみです。

 

 

 

 

入口の扉。

メニューや注意書きが貼ってあります。

黒のサッシにシルバーメッシュが「らしさ」を出しています。
ここも変わるのでしょうか?

 

 

 

 

券売機とその周辺。

黒い内装に黒い券売機も特徴的です。

所狭しと貼られたPOPも新店では変わるのでしょうか?

 

 

 

 

券売機で食券を購入します。

最後なので一番人気の「しお全部のせ」…と思いましたが、先日の新宿地下ラーメンで出していた「特上 名古屋コーチンの鶏チャーシュー麺」が有るのに気付きました。

新宿地下ラーメンで食べ損ねていたので、それにしました。

 

 

 

 

このステンドグラスも変わってしまうのでしょうか?

関口店主好みだとしたら、ワンチャン場所が変わって残るかも?

駅前店もテイストは違ってもメタルっぽい雰囲気ですし。

 

 

 

 

待つ事10分程で「特上 名古屋コーチンの鶏チャーシュー麺」が到着。

黄金色のスープに名古屋コーチンの鶏チャーシューが6枚も載っています。

「究極の塩ラーメン」と呼ぶに相応しいビジュアルです。

 

 

 

 

まずはスープから。

元々30種類以上の食材を使用している「しおらーめん」のスープをさらに磨き上げたスープ。

ソルトコーディネーターでも有る関口店主が、300種の中から厳選した5種の塩が使用されています。

 

 

 

 

自家製麺の細麺。

塩味スープに合わせたしなやかな食感の細麺。

スープの絡み方が絶妙で、スープの旨さを引き出す麺に仕上がっています。

 

 

 

 

鶏胸肉チャーシュー。

昔から塩ラーメンの鶏チャーシューには定評のある「進化」ですが、名古屋コーチンのチャーシューは一味違います。

一言で言って「味が濃い」感じで、鶏脂の旨さが別格です。

 

 

 

 

太めのメンマ。

材木メンマと言って良い太さで、一般的には淡麗系よりも濃厚な味のスープに合わせられる事が多い気がします。

しかしこの塩味スープは鶏と煮干し、本枯れ節、宗田節、鯖節、鶏節、羅臼昆布などの旨みを重ねた厚みの有る味で、材木メンマが合います。

 

 

 

 

かなり濃いめの味なのに決してカドは無くまろやかなスープ。

塩ダレでこのまろやかさを出せるのはなかなか無いと思います。

脂を使えばまろやかさは出ますが味がボケてしまったりするので、味の輪郭がクッキリしながらまろやかなのは本当に凄いです。

 

 

 

 

鶏モモ肉チャーシュー。

低温調理だと思いますが、絶妙な火加減で鶏モモ肉の旨さを引き出しています。

これも鶏脂がメチャメチャ美味くて、普通の鶏肉と全然違います。

 

 

 

 

自家製麺の細麺のしなやか食感と小麦の風味も素晴らしいです。

口当たり、喉越しのどちらも素晴らしい仕上がりで、スープの絡み方も完璧です。

しなやか食感で小麦の風味も味わえる美味しい麺です。

 

 

 

 

九条ネギと麺をいただきます。

辛味がマイルドで旨みの有る九条ネギと、様々な旨みを重ねた塩味スープがとても良く合います。

シャキシャキな食感もその旨さの一つです。

 

 

 

 

メンマと麺をいただきます。

一般的に醤油味と塩味が有るラーメン店でもメンマまで塩味と醤油味を作り分けている店は極めて稀です。

しかし「進化」の場合元々「塩ラーメン専門店」を謳っているだけに、作り分ける必要が有りません。

 

 

 

 

そんな訳で「進化」のメンマは塩味スープにドンピシャに合います。

スープも塩ならメンマも塩、今回は載っていませんが味玉も塩です。

当然名古屋コーチンのチャーシューも塩ベースの味付けです。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

塩味を濃くするとどうしてもカドの有る味になってしまいますが、このスープは味が濃いのにまろやかです。

脂を使えばマイルドには出来ますが、今度は味がぼやけてしまいます。
このスープはクッキリした味なのにマイルドになっています。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

町田汁場 しおらーめん進化本店」の限定「特上 名古屋コーチンの鶏チャーシュー麺」でしたが、最後を飾るに相応しい味の一杯でした。

ソルトコーディネーターでも有る関口店主が、300種の中から厳選した5種の塩を使った渾身の塩ダレは味が濃いのにまろやかで相反する要素をキッチリまとめ上げています。

鶏と煮干し、本枯れ節、宗田節、鯖節、鶏節、羅臼昆布などの旨みを重ねた厚みの有るスープに究極の塩ダレを合わせたスープはまさに至福の一言です。

それに合わせた自家製麺の細麺も、しなやか食感も小麦の風味もスープにドンピシャに合っています。

名古屋コーチンの2種の鶏チャーシューはそれぞれに旨さが有り、しっとりしてサッパリ味の胸肉と、低温調理で仕上げた脂の旨みが味わえるモモ肉のコンビも素晴らしいです。

塩味で仕上げたメンマも完璧なコーディネートで、九条ネギも含めてトータルでの味の仕上げも見事の一言で、新店舗もとても楽しみです。

 

 

 

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