2024年7月15日を以て閉店の中目黒「灼味噌らーめん八堂八」の「味玉味噌らーめん」と「なみだ飯」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は、X(旧Twitter)情報で2024年7月15日を以て閉店との事で、中目黒の「灼味噌らーめん 八堂八」さんに行って来ました。

当初2024年10月閉店と言う話でしたが、3ヶ月程前倒しになった様です。

灼味噌らーめん 八堂八」さんは麺匠真武咲弥で修行した店主さんが2019年2月10日にオープンしたお店です。

自家製の味噌を使用して中華鍋を振るって作るスープは麹香る優しい味だそうです。

小林製麺」製のモチモチ食感の麺も特徴の一つとの事。

メンマの代わりに「山くらげ」が載っているのも特徴の一つだそうです。

 

 

 

 

階段を上がった2階に入口が有りますが、「準備ができましたら必ずお声がけ致します。階段を上がらずにお待ち下さい」と有ります。

この階段は幅が狭く、擦れ違うのが困難なので、階段を上らず下で待つのがルールです。

この階段から左方向に列が続き、Uターンしています。
ちなみに前の道が狭いので、敷地外に出ない様に並ぶ必要が有ります。

 

 

 

 

そんな訳で、狭い敷地内に駐輪されてしまうと困るので、バイクや自転車の駐輪は禁止です。

バイクや自転車は公共の駐輪場などの利用が前提です。

そうしないと並ぶ列が居る場所が無くなってしまいます。

 

 

 

 

注意事項や営業時間が貼られています。

ちなみに支払い方法は現金のみ。

2024年7月1日から使用開始の新紙幣の対応も無いので、新紙幣を使用する事は出来ません。

 

 

 

 

平日の昼頃着いてざっと20人待ちでした。

12:25で階段前の先頭まで来ました。
30分弱でこれだけ進んだら凄い回転速度です。

 

 

 

 

待つ事30分で、スタッフに呼ばれて階段を登ります。

階段はとても狭くて、確かにこの階段に人が居たら食べ終わった人が出るのに苦労しそうです。

階段下で待つのが正解だと思います。

 

 

 

 

白い暖簾が掛かっている所が入口です。

引き戸を開けて入店します。

出る人が居る時は呼ばれないので、呼ばれた時は出る人が来る事は有りません。

 

 

 

 

券売機横には色紙が一杯です。

灼味噌らーめん 八堂八」さんはかなり有名だったので有名人も沢山来ていた様です。

閉店はとても残念です。

 

 

 

 

「冷やし味噌」が始まっているのはX(旧Twitter)情報で知っていました。

大絶賛でとても食べたかったのですが、初訪なのでどうしてもレギュラーメニューをいただいておきたい気持ちが勝りました。

と言う訳で1番人気の「味玉味噌らーめん」と「なみだ飯」にしました。

 

 

 

 

厨房のある2階のテーブル席に案内されました。

螺旋階段が有って、3階にも席が有ります。

後客は3階に案内されていました。

 

 

 

 

卓上調味料など。

調味料はペッパーミルに入ったブラックペッパーと一味と思われるもの。

箸とレンゲ、水の入ったポットが置かれています。

 

 

 

 

待つ事10分少々で「味玉味噌らーめん」と「なみだ飯」が到着。

「なみだ飯」は山わさび、自家製醤油糀、瀬棚産の磯のり、鮭節の載ったご飯です。

山わさびの辛味が効いていて、思わず涙目になるから「なみだ飯」なのでしょうか?

 

 

 

 

まずはスープから。

中華鍋を振るって作ったスープは純すみ系のガツンと来る味噌味とは一味違ったまろやかな味噌味スープです。

麹香る自家製味噌のお陰か、ちょっとマイルド且つ奥深い味のスープです。

 

 

 

 

麺は小林製麺」製のモチモチ食感の麺。

出身店が純すみ系なので「西山製麺」や「森住製麺」かと思ったら小林製麺」製です。

弾力の有るモチモチ食感が特徴で、まろやかなスープにとても良く合います。

 

 

 

 

大きなチャーシュー。

豚肩ロース辺りでしょうか?適度に脂の乗った部位のチャーシューです。

大きいので食べ応えが有りそうです。

 

 

 

 

メンマでは無く「山くらげ」。

「山くらげ」はザクザクとした食感が特徴の「ステムレタス」という茎レタスの仲間で、中国が原産の野菜だそうです。

日暮里「麺酒処 ぶらり」さんや拝島の「らーめん凛々」さん、河辺の「丸孫商店」さん、「牛タン焼き 仙台辺見」の「牛骨テールラーメン」にも載っています。

 

 

 

 

生姜とネギ。

「すみれ」系列の鶴間の「ラーメン郷」さんの味噌ラーメンにも生姜が載っています。

味噌ラーメンに生姜は冬は温かく、夏はサッパリ感が増します。

 

 

 

 

灼味噌らーめん 八堂八」さんの「なみだ飯」。

北海道産「山わさび」、自家製醤油糀、瀬棚産の磯のりを使用しています。

真ん中の鮭節には胡麻が載っています。

 

 

 

 

良く混ぜていただきます。

「山わさび」のツーンと来る辛さが鼻に抜けて、自家製醤油糀の芳醇な風味に瀬棚産の磯のりの香ばしさ、鮭節の旨みが味わえます。

旨みと香ばしさと辛さが同時に来て、「山わさび」のツーンと来る辛さで涙目になります。

 

 

 

 

モヤシと麺をいただきます。

味噌ラーメンには欠かせないモヤシ。

中華鍋でモヤシとひき肉を炒めてスープを注ぎ、味噌ダレを合わせて作る札幌ラーメンスタイルでは必須の具材です。

 

 

 

 

「山くらげ」と麺をいただきます。

「山くらげ」のザクザク食感と麺のモチモチ食感が良い感じです。

スープとの相性もとても良いです。

 

 

 

 

ひき肉とモヤシや玉ねぎと麺をいただきます。

札幌味噌ラーメンには中華鍋で炒めたモヤシとひき肉の香ばしい風味が欠かせません。

玉ねぎの甘みも味噌の風味を引き立ててくれてとても美味しいです。

 

 

 

 

味玉。

ほぼ固茹での味玉ですが、しっかり味が浸みています。

黄身のまろやかさがスープの味にとても良く合います。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

正統派の札幌ラーメンの製法で作られたスープ。

しかし自家製味噌のお陰かオリジナリティの有るマイルドで奥深い味になっています。

 

 

 

 

と言う訳で、完飲&完食です。

灼味噌らーめん八堂八」さんの「味玉味噌らーめん」と「なみだ飯」でしたが、どちらも素晴らしい一品でした。

中華鍋でひき肉とモヤシ、玉ねぎなどを炒めて、そこにスープと味噌ダレを合わせる正統派の札幌ラーメン。

それにも関わらず純すみ系と一味違うマイルドで奥深い味になっているのは麹香る自家製味噌のお陰でしょうか。

純すみ系御用達の「西山製麺」や「森住製麺」ではなく小林製麺」製の弾力の強い麺を使っている事もオリジナリティにつながっているのだと思います。

大きなチャーシューや「山くらげ」の食感も「灼味噌らーめん八堂八」さんらしさを出しています。

北海道産「山わさび」、自家製醤油糀、瀬棚産の磯のり、鮭節の載った「なみだ飯」も絶品です。

鮭節と醤油糀の旨みに磯のりの香ばしさと「山わさび」の鼻に抜ける辛さが相まって、とても美味しいです。

「食べないと絶対後悔する」と勧めてくれた知人の言葉が良く分かりました。

「冷やし味噌らーめん」が食べられなかった事は心残りですが、来られて良かったです。

 

 

 

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